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2012年05月18日
テーマ：韓国！(16918)
カテゴリ：韓国・ソウルニュースピックアップ
8年あまりにわたる裁判の結果、最高裁でも盗用を元に本が書かれたことが認定されてしまったこの裁判。 日本でも翻訳され、日本に対する批判や評論などを数多く盛り込んで反響を呼んだ「悲しい日本人」（韓国タイトル：イルボヌン・オプタ【日本はない】）の著者・田麗玉（チョン・ヨオク）議員（4月の選挙では比例代表で落選しましたが5月29日まで国会議員任期があるため今月末までは国会議員）が、同書がフリーのルポライターの取材内容などを無断盗用し書かれたものだと報道したオーマイニュースとそのルポライターを相手に5億ウォンの損害賠償を求めた裁判で、最高裁に当たる韓国・大法院は18日、田氏による無断盗用の事実を認定し、原告の田議員の訴えを退ける判決を下したと、YTNテレビニュースが先ほど報道していました。 わが家にも日本語に翻訳された「悲しい日本人」3部作があり、出て間もないとき、いずれも読ませてもらいました。
内容が日本に対して過激な部分もあるんですが、韓国を代表するKBSの東京特派員という社会的地位？！もあって、なんとなーく、一般庶民からはかけ離れているような内容もあり、日本に対して厳しい部分の内容より、正直、わたくしめとしてはちょっと別世界のお方のお話、のようにも思えてイマイチ、ピンと来ない日韓論の本だった印象があります。（他にも内容でちょこちょこわたくしめが見た韓国のお話と異なっているところもあったりしたので、共感できない面も随分ありましたが・・・・・） 日本語版が最初に出版されて既に18年の月日が流れたので、今ではこの本のことを知らない人も多くなってしまったかも・・・・・ 久しぶりにテレビから聴いた「イルボヌン・オプタ」。 でもなんか訴えられた日本在住のルポライターの方が韓国のラジオに判決後出演されたみたいですが『内容はこちらへ・・・韓国語ですが】、まだまだ法廷外で今後もいろいろありそうな予感が・・・・ でも、他人の取材内容やら原稿を黙って使って本にしちゃったら、先月の韓国国会議員選挙でいろいろ問題になった大学の学位論文パクリ事件みたいな重大な話なんですがねえ。辛辣な評論はさておき、マスコミ関係者だったのに無断盗用は・・・・・と思ってしまうわたくしめでした。 田麗玉「日本はない」剽窃敗訴確定（YTNニュース・韓国語） ↓ もう随分前の著作なのであまりネット上では売ってないようですが、続編や他の著書はまだ売っているところもあるみたいです。でもタイトルみんなカゲキ・・・       
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