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テーマ:韓国!(16923)
カテゴリ:韓国・ソウルの教育
きょうは金曜日で平日ですがわが団地内の小学校でも秋の運動会。上の子が応援団員ということもあり、行って見ました。 新しいニュータウン内にできた新設校のため、校庭は昔からある既存校の3分の1から4分の1程度しかなく狭いのですが全面人工芝仕様。ソウルの場合、教育庁(教育委員会)などが補助をしたりしてこういう人工芝の校庭の小中高校が増えています。校庭の維持管理にも便利で、ホコリも立たないことから周囲からの苦情も減るという利点もあるとのこと。 韓国の小学校の運動会なのですが、多くの学校が平日実施。日本の小学校のように家族が観覧できるように土日実施ということはあまりありません。なので観覧に来るのはお母さんやおじいちゃん・おばあちゃんが中心で有給休暇を貰ってくるお父さんがまばら、といった感じです。 ちなみにこの運動会、もともと日本統治時代に始まったこともあり、学校によっては「日帝時代」の残滓、とかいう理由で「運動会(ウンドンフェ)」といわずに別の名称にする小学校も時々見かけます。 それと日本の運動会にはないのがこれ・・・ 校門前に自然発生的?!にできる出店。綿菓子の店やらおもちゃなんかをきょうは売ってました。学校側もあまりうるさく言わないので学校で行事があるとこんな感じでお店ができちゃいます。(卒業式だとお花やさんとか・・・) それと韓国の運動会、赤組・白組ではなく別の色の組み分け…
軍というのも休戦状態の韓国だから?!という感じもしますが、赤といえば共産主義の象徴ということで北と厳しく対峙していた時代には日本のように赤・白にはできず、赤を避けて青・白になったということらしいです。でも2002年の日韓W杯以来、韓国代表チームのユニフォームが真っ赤で応援団もレッドデビルズだったので赤に対する拒絶感は格段に少なくなったのでいまでは赤にしてもさほど問題はないのですが、今までの経緯から青・白のままになっています。 それと下の写真なんですが、韓国の運動会で演技もののプログラムでおもしろいのが一度演技を行った後に保護者写真撮影向けにもう一回演技をアンコール?!公演すること。2回目のときはグラウンドにずかずか入って自由に撮影できるフォトタイムが設定されているので自分の子どもの写真を思う存分撮影可能!
それといままで見た韓国の小学校で必ずあるのがお年寄り向けプログラム!
きょうはこんな日よけの黒いネットが観客席に掛かっていましたがなんだかちょっとどこかの農場の日よけみたいでした・・・(ちなみに曇りだったので全く役に立たず・・・)
で、きょうの運動会で困ったのがプログラムが順番どおりに行われず、時々順番が狂ったり、挙句に午前中のプログラムの進行が早かったので予告なく午後の徒競走が午前中に急遽繰り上げとなり、わが家含め見逃した親多数続出、という事態も・・・(日本でやったらかなりあとで保護者からブーブー言われてしまいますがねえ・・・) 締めは日本と同じように各学級代表リレー。きょうは低学年の代表リレー、高学年の代表リレーが行われていましたが、全員参加の徒競走とは違ってやはり韓国の運動会でも健脚自慢の子どもたちがでてくるので結構白熱!で、きょうの運動会、上の子が属する白軍の勝利で終わりました。朝9時からはじまって午後2時過ぎには終わってしまうので結構あっけない運動会ですが、いつも勉強ばかりの韓国の小学生にはいい時間が過ごせた1日のようでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年10月24日 16時29分22秒
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