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韓国ソウル便り 私の韓国レポート番外編

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2017.03.17
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テーマ:韓国!(17006)
カテゴリ:韓国のHot Issue
昨日ソウルの街を歩いていると、私の後ろを歩いているおじいさん達の会話が聞こえてきました。今回弾劾裁判で全員一致はおかしいだろうという話。おととい書いたような韓国的民主主義、儒教式法治が韓国だという見方もあれば、実際の韓国では韓国自体のあり方を良しとしない考え方も存在していて、報道で伝えられる以外の側面を見ないとなかなか本質が読めないという複雑な状況です。

アラブ・イスラム世界の理解においてもそうですが、世界を単純に語れないことがわかってきています。しかし一方では人間は物事を単純化して理解しようとするものです。



さて、日本の識者達が今日韓国について心配しているのは反米反日親中親政権が誕生した場合の東アジア安保情勢ではないかと思います。そこに置かれる韓国の経済安全保障共に大丈夫なのかという危惧する声もあります。

そして韓国は安保を計算しないで突っ走るつもりなのか?という疑問もあるようです。

どうなんでしょうか?ふと思ったのですが、今日中国から経済的圧迫を受けている韓国。安保という名分のもと大国の狭間でもがいている構造です。反中国を明確に打ち出している日本にたいしてならともかく、THAADを置く意志の根源であるアメリカに対してならともかく、良き隣人であろうとした韓国に対して、これはどういうことなのか?

つくづく小国の置かれた弱い立場を実感しているのではないでしょうか?どうあがいても小国である限り、不利益な立場を強要されるのであれば、安保など関心がなくなってしまうのではないだろうかと考えてみました。アメリカ側に着こうが不利益、中国側についても両方から憎まれ攻撃される。またアメリカと中国は大国の論理で、勝手に頭越しに仲良くなったり、全くの勝手放題し放題。

分断国家としてビジョンもなく、歴史的・地政学的に大国の思惑によって自由陣営と共産陣営の最後の砦・境界線上に立たされることを余儀なくされた。そんな中で諦念の思いで東アジア安保情勢を傍観するしかないのではないでしょう。

そう、そんなことをふと思ってみました。

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最終更新日  2017.04.17 11:20:18
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