水蓮

３日目。

前日より回復してきましたが、やはり海は霧で見えず、
お散歩しながら、太陽を礼拝しながら、坂道を歩きました。


部屋に戻って、本を１冊マインドマップにしたあと、ティールームに降りて、
朝のお茶を。


ヴィーナ先生から、いろんなお話をうかがいました。


インドの神様の伝説。

マントラの意味。

家庭療法としての、スパイスの使い方。


そして倍音。

「オーム」の正しい発音と発声を教わったのですが、これはまさしく倍音。
バイブレーションは、宇宙に響く音、大宇宙の鼓動と同質のものだそうです。


マントラを唱えることで、宇宙の波動と一体となる。

光に繋がれる。

第三の目に、光を注ぐイメージで、創造神シヴァとひとつになる。



「口は、食べるところ。お喋りするところ。

　鼻は、呼吸するところ。

　耳は聞くところ、目は見るところ。役割がそれぞれ違うの。

　だから、口から息をしてはダメ」



太陽凝視についても伺いました。

「太陽の光を見つめるのは、日の出の太陽がいい。夕方は効果薄。

　できれば、水を通して太陽の光を見るのがいい」


どういうことかというと、シャワー状に水を流して、その水を通した太陽凝視が
パワーがあるそうです。


ソーラーウォーターについても聞きました。

“最近、日本では、青いボトルに水を入れて、太陽の光に当てたのを飲むのが
流行っているのですが？”


「インドでは昔から、青いボトル、緑色のボトル、透明なボトルに入れた水を、
　３０日間太陽に当てると、それぞれ、薬になるといわれている」


そうなんですか！

青色のボトルだけじゃなく、緑色と透明バージョンがあるんですね！！


やはり、太陽光に当てると、水の波動が変わるようです。
青いボトル、引き続き募集中です☆（欲しい！）





さてさて、日が上がってきたので、公園に出発です。

午前９時。
ウグイスや孔雀の声を聞きながら、公園にマットを敷いて、緑の中で深呼吸。


マントラ。倍音。

第三の目に降りそそぐ太陽。

七つのチャクラを開く。

呼吸法。

微笑み。

礼拝。

排毒。



ヨガが、こんなに本質的にスピリチュアルなものだったなんて、
思いもしませんでした。



気が付けば、午後をとっくに回っていました。

実に３時間以上、ヨガを行っていたことになります。


でも、時間を感じなかった。
感覚がなくなっていました。


午後からは、松本氏による、フォトセラピー。


写真撮影は、自分が何を見ているか、その視点が鍛えられるといいます。

自然との対話、他者との対話を通して、自己確認、自己表現ができる。
カメラは、その接点となる。


「私とは、何者か？」

「自然とは、何か？」

「地球とは、何か？」

「命とは、何か？」

そういったものを捕らえる、自己確認の手段としての、写真。


芸術活動について。

ダライ・ラマ氏のお人柄について。

密教の話。

意識と無意識。

「空（くう）」の概念。



今の私と、一瞬後の私、その前の私。

すべてが、連続性を持ちながら、全く別の存在である。


そんな、哲学的な話などを交えながら、ダライ・ラマ氏が、国を追われ、
身ひとつで、その心ひとつで、世界に挑んでこられたことを例に、


【それぞれの人が、それぞれの環境で、それぞれの得意分野で、
　心で勝負していけばいい。

　今を、創造的に生きればいい。】



今を、生きる。

どんな人でも、その人のバックグラウンドで、経験で、得意なことで
社会に役立てて、人に喜ばれたら。


それは、とても幸せな生き方だと思うのです。


“もっと、こうだったらいいのに”

“これがあれば、幸せになれる”


ないものにフォーカスして、求め続けていると、ずっと「ない」状態が続きます。

それよりも、今持っているものを与えて、与えて、与えることで、
豊かな「今」になる。


今、今、今。


今が大事。今が幸せ。幸せ！！！！




というわけで、桜の里です。

そりゃーもう、高波動の桜の神様がいらっしゃいます！

幸せに決まってます☆












とうとう、富士山は霧に隠れたままでした。

「また来なさい。」

ってことだと思うので、また遊びに行きたいと思います。


写真撮影を終えて、戻ってきたのは午後２時近く。

大急ぎでランチ（朝食？）をとって、ヴィーナ先生の質疑応答と荷物整理で、
あっという間に帰る時間がきてしまいました。



この景色ともお別れ。

・・・帰りたくなかったーーー　



記念写真を撮って、さようならの抱擁をして、午後３時、天竺花園をあとにして、
品川へ向かいました。


午後６時開演の、五日市剛さんの講演会へ☆


つづきます。