十八時の音楽浴 海野十三
ちょっと面白かったので貼ってみるライフルは肩付けで撃とうな、とか、M203の前方に小さい穴しか開いてないのはどういう事?とか二人共あんまり可愛くない辺りがアレよね、とか細かい事をイロイロ考えますけど、結構好き。では本題。ある日、Koboで本を探していた時にこんな本を見つけた。何か厨二心をくすぐるタイトルだったので、これは何かしらと思いつつ作者名を見ると「海野十三」!?すごく昔の作者で、確か実家にも「浮かぶ飛行島」があって、子供の頃に読んだ記憶があるぞ、と。で、調べてみたらやはり作者は明治30年生まれで、もしかしたらと青空文庫に行ってみたら当該作が有ったので読んでみました。十八時の音楽浴ミルキ国という独裁国家で国民を洗脳するための「音楽浴」というものが行われていて、その音楽を聴いた国民は1時間ほど超人的な能力を発揮しつつ国家にも忠誠を尽くすようにコントロールされている、というような話で、それを開発した博士と独裁者とその他モロモロが入り混じってドタバタする・・・というまったく解らない説明で終わろう。結構硬いお話だと思いながら読み始めたら、何気にエロ・グロ・ナンセンスな感じで驚きました。正統派ディストピア物なストーリーなんですが、物語終盤で○○○が攻めて来て結構度肝抜かれたり(笑多分20分もあれば読み終わると思いますので、お暇な時に読まれてみてもよろしいかと。何ともいえない読後感があって私は好きです。検索している最中にこんなものを見つけたガガガ文庫から出ている「跳訳」シリーズだそうですが、紹介文がすごい。以下引用。はるか未来の学園型国家・ミルキ国では、毎日18時にたのしい音楽を流しています。この音楽を全身に浴びるとあらふしぎ、やる気のない少年少女たちも嬉々として仕事に打ちこんでしまうのですが、そんなすてきな強制装置の開発者・天才美少女博士コハクはヘンテコな発明品とセクハラの数々で、少年大統領ミルキ2世を悩ませる小悪魔だったのです…。2つの時間をめぐる全3章で現代の少年少女に贈る、すこしえっちで、すこしふしぎな物語。海野十三の傑作「十八時の音楽浴」「火葬国風景」を翻案した「跳訳」シリーズ第1弾。引用終わり。どうなんでしょうね。どうなんだろーなー(頭痛い)。にほんブログ村漫画・アニメ(全般) ブログランキングへアルファビーム ALB−200H(2人用)(SI-110A)【smtb-s】価格:2,625,000円(税込、送料込)楽譜 バラの歌〜女性作曲家ピアノ曲集 1 ファミローザ・ハーモニー音楽浴シリーズ 【10P01Mar...価格:1,620円(税込、送料込)