シャトー クレール ミロン 2009年 ポイヤック
バロン・フィリップ ロートシルトが管理するシャトー ・クレール・ミロン。このボトルの輸入は中央区銀座の株式会社ヴィノラム。濃いめのガーネットで、クロスグリとかリコリスの香りが強い。酸味もタンニンも調和しつつあり、14年経過した今このシャトーとしてはこれ以上熟成はない、多分ピークに近いか、過ぎ気味の年代なのだと思う。 全てが調和していて、ボディはミドルから少し軽くも感じる。しかし、旨味の凝縮度は昨日の残りのシャトー ベルグラーブと比較すると、より密度が濃い。余韻は非常に長く強い。 古いワインのコルクはときどき折れる事があるので、秘密兵器を導入しました。コルクと瓶の間に2本の薄い金属歯を深く差し込んで行き、回すとコルクが瓶から離れて浮いてくる仕組み。これで折れる事が少なくなりますように。