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カテゴリ:lecture
ブラックジャック・セミナーなる催しが北見赤十字病院多目的ホールで開かれた…。”ブラックジャック”と聞いて、すぐわかる方はこれまでコミック好きで過ごしてきた方だと思われますが、どうでしょうか? 主催者にたずねたところ、それは手塚治虫原作のマンガで1970年代に発表された話題作なのだそうです。世界的に知られた外科手術の高度な技量を有する主人公の名前がそれなのだとか…。
さて、このセミナーは、北見赤十字病院スタッフが地域貢献の一環として、中学生を対象に開いたものでして、ねらいはかれらに将来医師を目指してもらおうとするところにあるとされています。なにせ地方は、いずこも医師不足が深刻ですので…。 最初に病院長から、「医師の仕事について」の講話があり、その中で、医師は専門知識や高度な技量、治療や研究、そして医療スタッフの教育にもたずさわる、高い能力を持った専門家と紹介されていました。 この講話の意図は、人生の初期に医療について知り、その能力修得のために何を備えねばならないかを悟ることの重要性を知ってもらうことにあると受け取りました。とかく医者の子供が医師を志す例が多いのですが、それはかれらにそのための良好な環境が身近に備えられていて、早い時期から、そこに向かう自覚が芽生えている故と云えそうです。それにならって、この地域の中学生に、同様の情報をしっかりと提供しようと云うことでしょうか…。 上に掲載した写真は、上段が本セミナーの案内パンフ、中段が父兄向けの見学として企画された病院屋上のヘリポートの現状、そして下段がセミナーの受講の中で演習的に実技で器具により鶏肉を切開している様子です。 受講生は本当に真剣に外科医のおこなっている実際の仕事の模擬に取り組んでおりました。ここでは、ヒトが中心とはいえ精巧な機器や器具がさまざまに用いられていることもわかりましたですね。中学生のみなさんには、いい体験と学習になったのではないでしょうか。もっとも、この日の受講参加者は、ほぼ全員が女子だった点について考えさせられるところもありましたが…。 医師の世界を体験的に知った上で、みずからの進路と学ぶべき内容を念頭において、今後の学習を設計し実践する…。それができたら最高じゃないでしょうか。ぜひそうあってもらいたいとスタッフとともに中学生達を見守っておりました…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 25, 2019 06:53:24 AM
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