あっという間の家族旅行。
12日から1泊2日で、兵庫県の城崎温泉に行ってきた。城崎温泉といえば、「外湯めぐり」と「カニ」が有名。うちの家族はみんなカニが大好き。毎年、冬にはカニを求めて旅行に行くのだが、なんと今年は、夏にカニが食べたいというわがままな意見が出た。毎回、直前まで行き先が決まらない我が家の旅行計画。家族のわがままに応えるべく、仕事の合間に自分の旅行のプランを考える私。やはりカニといえば城崎温泉でしょ、っていうことで、スパッと決定。そこで一つ問題点が発生。果たして、夏にカニが出るんだろうか。とにかく料理写真にカニが載っている宿を速攻で予約。初めて泊まる宿だけど、大丈夫かな。わくわくドキドキしながら現地着。お盆ということもあり道が渋滞してたので、結構時間がかかった。水着を持って行かなかったが、海水浴場に足だけ浸けにいった。そうこうしているうちにチェックインの時間。今回は小さな旅館なので、少し迷う。外観は古いのだが、内装はリニューアルしておりとても綺麗。そういう細かな情報を入手できるのも、業界に勤めている特権か。夕食まで時間があるので、城崎温泉お決まりの外湯めぐりに出発。立地的にも今回の宿は、温泉街の中心だったので、これまたラッキー。しっかりいろんな外湯を満喫したのであった。さて、問題の夕食である。明らかに冷凍ものではあるが、カニは出た。まあ、夏の時期にカニを食すという贅沢な願いが叶ってよかった。圧巻は但馬牛のステーキ。舌の上でとろけるような食感。まるで肉汁の宝石箱や~。家族みんな大満足。冬にカニのフルコースのメニューもいいが、夏にカニや肉や魚介類やいろんな食材が食べられるのも、いい。夕食後は温泉街をそぞろ歩く。浴衣姿の人たちがたくさん行き交う。まるでお祭りに来たような人の多さ。スマートボールに射的。レトロだが、なぜか熱くなってしまい、散財。景品にもらった、手の中にすっぽり入るくらい小さな陶器の人形。温泉街の中心では、ミニコンサートが開かれていた。なぜか山口百恵の曲ばかり。これもまた、風情がある。暑い真夏に、熱い湯につかる。究極の我慢大会の様相を呈しているが、これもまた乙なもの。ジェラートを頬張りながら柳の下で一休み。浴衣の女性にしばし見とれながら。カランコロンと乾いた下駄の音が、心地よく響き渡る。さてもう一ヶ所。外湯に浸かりに行くか。汗を拭く暇もない慌ただしい入浴。これもまた良しとしよう。夏の城崎温泉。お勧めかも知れない。ちょっとヤミツキになりそうだ。さて、翌日は城崎マリンワールドへ。朝早い時間から既に駐車場はいっぱい。涼を求める人たちでごった返していた。館内は冷房が入っており、涼しいのだが、一歩外に出ると熱射病になりそうになるくらいの炎天下。カキ氷にコーラにジュース。汗と引き換えに補充。お決まりのイルカショウを見て、お決まりのぬいぐるみを買う。2才の息子はイルカではなく、亀をセレクト。その後、遊覧船に乗り、海風を肌で感じる。帰りのお土産屋さんでスルメを買う。車の内に、イカの香りが充満する。ペットボトルも散乱している。今回の旅行で一体何本飲んだことか。ゆっくりと帰路に着く私たち。途中、妻に運転を任せ、私は後席で夢見心地。気が付けば、見慣れた風景が広がっていた。今回の日記のたった数行で収まるくらい、我が家の夏の旅行は、本当にあっけなく終わった(涙)。私自身の休みは今週の木曜日まである。毎日2才の息子の子守りをしなければならない(涙)。さて、何をして過ごそうか・・・←←←愛のクリックを待ってます!