ネコでも分かる地デジ対応DVD解説? その1
新シリーズ「ネコでも分かる○○解説」が満を持して(?)スタート♪今回は「地デジ対応DVD」について。海外在住の知人A氏から日本のTV番組を録画して欲しいと頼まれました。shion「お安い御用です。あ、でもAさんのDVD(注1)は『地デジ対応』ですか?」A 氏「地デジ? ああ、日本じゃ電波だかが変わるんだっけ。でも、それとDVDは何か関係が?」shion「地デジ放送は『CPRM』ってコピーガードがかかってて、対応の機械じゃないと再生できないんです」注1:ここでいう「DVD」とはDVDプレイヤーまたはレコーダー等の機械の事です。会話文のため「DVD」と表記しました。上記の会話に出てきた単語(太文字)が (-_-;)? ←の人は下の説明文へ。ガンガン分かるぜ! という人は説明を飛ばして、次の会話文へどうぞ。 ☆ ネコ分かッ!!な用語説明 ☆ 地デジ対応・・・DVDレコーダー/プレイヤーやDVD(ディスク)などが、文字通り地デジ放送に対応している事。 具体的には、CPRM(後述)の録画や再生が可能という事を示す。 レコーダーの場合、地デジチューナー搭載機の事を指す事も。 CPRM・・・・著作権保護信号。国内の地デジ放送のデジタル信号の中にチャッカリ紛れている。 ダビング1回まで(コピーワンス)とか、10回までとか、そういう表記の元。 日本の全ての地デジ放送がCPRMで保護されていると考えちゃってOK。 余談ながら、ダビングの事を「ムーブ」と表記している説明書もあり。 ハードディスクからDVD(ディスク)への録画=データ移動(ムーブ)という概念から?A 氏「でも、この間、娘(日本在住)に送ってもらったDVDは再生できたよ?」shion「多分、それはアナログ放送を録画したんでしょう。それなら従来通りですから」A 氏「じゃあそれで頼む」shion「すみません、ウチは地デジのアンテナしか立ってないです」A 氏「そうかぁ。あ、ちょっと待ってくれ。……」←(電話の向こうで話している様子)shion「……」←(面倒くさそーな予感)A 氏「ええと、『VRモード』で録れば見れるそうだけど?」shion「……それはどなたがおっしゃったんですか?」←(予感中、そして当たっても嬉しくない)A 氏「娘が言ってたって」(←多分、奥さん経由の情報)shion「デジタル放送はVRモードでしか録れないはずなので、お嬢さんは『Vモード』と混同しているかも知れません」A 氏「よく分からんが、そのVモードでなら録れるのか?」shion「Vモードでは地デジが録れません。お嬢さんが送ってきたDVDがVモードですよ、多分」 ☆ ネコ分かッ!!な用語説明 ☆ VRモード・・・録画方式の1つで「DVD Video Recording」の略。録画後に編集が可能。 CPRM(前述)の番組(=地デジ放送)の録画ができる。 なお、大雑把に 地デジ=CPRM=VRモード と同じに考えちゃってOK。 Vモード・・・・録画方式の1つで「DVD Video」の略。録画後の編集不可。 従来のDVDレコーダーの録画方式がこれ。 余談ながら、市販やレンタルのDVDもこの方式。 CPRMに対応していないので、地デジ放送の録画は不可。 TV録画だけで考えるなら、アナログ放送=Vモード と考えちゃってOK A 氏「じゃあ、俺の実家にあるDVDをキミの家へ持っていけば録れるか?」shion「いえ、ウチのアンテナは地デジ用だけですから、機械だけ持ってきても録れません。あとはビデオデッキをつないで録る位ですね」A 氏「それならできるのか?」shion「ビデオテープだと地デジ云々は関係ないですから」A 氏「ではそうしてくれ」shion「ただ、手持ちのデッキは長いこと使ってなかったので動くか心配です。壊れててもわざわざ買い換える気もないですし」A 氏「それもそうだなぁ」shion「お嬢さんにVモードで録ってもらうにしても、2011年7月24日のアナログ放送終了までですよね。お嬢さんとこもその前に地デジ工事やるでしょ」A 氏「うーん、そうだろうなぁ」shion「いっその事、再生専用のDVDでも買ってみては? 録画機能なければ安いでしょうし」A 氏「そうだなぁ。どんな機種がいいんだ?」To be continued...最後の方では、私は家電店の店員のような雰囲気ですが。それは気のせい(?)という事で。次回はDVDプレーヤー/レコーダー選びについて。(の予定です)さて、いかがでしたでしょうか このHPは人気blogランキングへ登録していますいまは??位あたりにいますお楽しみ頂けたらぜひクリックして下さいね^^