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2009年10月13日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
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老人が主人公の映画を3日間、続けて観てきたので、沢山録画してある
映画の中から、今回も老人が主人公らしいタイトルを選んだ

それが、この映画「わたしのグランパ」
(なんと、あの「菅原文太」主演の日本映画だった)

スタートの映像は、澄んだ水の流れに、大人の頭ほどの石、そこに素足が
乗り、水に足をつける・・・・主人公の少女(石原さとみ)の全身が映る

そして彼女の「ナレーション」が
「私は五代珠子、14才。もし68才まで生きるとしたら、後54年ある
 54年なんて永遠のような気がする
 これから54年の間に、私は一体どんな経験をするんだろう」
 
「令吾(れいぎょ)(本当の漢字は口で囲む)の人」
 いろんなことが、この「令吾の人」という言葉から始まったんだ

「令吾」とは・・・・ひとや・罪人を入れておく場所・牢獄
 どうも、この映画のテーマらしいのだが、あまり、意味が解からない

「どこで生きようが、この世は令吾(れいぎょ)、生まれながらに
 捕らわれの身、だからこそ、世の中をきれいにしたい」

その五代家の祖父が「謙三」(68才)略して「ゴダケン」(菅原文太)
どこかの社長だったが、バブル時代、地上げ屋に会社を潰され

その上、唯一の親友だったスナック”じゃすみん”店主「中藤慎一」
(浅野忠信)の父親、その地上げ屋・ヤクザに放火され焼き殺された

その仕返しに、その地上げ屋へ、一人で乗り込み、子分を3人殺し
13年間の刑期を終えて、令吾から今日、五代家に帰ってくる

着流し、雪駄ばきの菅原文太、あのヤクザ映画の出所風景を思わせる
その話し方も、物腰も・・・・すべてが、あのまんまのスタイルで

まず、奥さん(波乃九里子)が、帰って来ると聞いて逃げ出す
父親(平田満)と、母親(宮崎美子)は、入獄当時1才だった珠子に、
その理由を説明出来ないでいたのだ

映画の滑り出しは上々、
なんとなくだが・・・・期待が持てそうな雰囲気が漂う

中学校、珠子の親友が集団いじめにあっている・・・・
その中学校の教師が、出来ない生徒をいびって、いじめてる
それに我慢ならない、番長が教室で暴れている
電車内で化粧に夢中の女子中学生がいる
その電車内でスカート切りの変態男がいる

監獄から13年振りに、シャバに戻った「文太」兄いは・・・・・
そんな世の中の出来事を、目の当たりにして、我慢ならない
こいつらミンナ、きれいにしてやるぞーーー!って、
映画かなーと思ってたが・・・・・・

後半戦に入ると、
なにやら地上げ屋一家とゴダケンのゴタゴタがメインになって
過去の因縁を清算しに訪れる地上げ屋一家
子分を3人も殺された割には、怖れもせずにだ・・・・・

なんと、ゴダケン、その地上げ屋から2億円もの金を騙し取ったらしい
五代家の屋根裏で珠子に1億円入りの手提げ鞄を見せるのだ

この辺から、ばかばかしいやり取りが続き、
折角の前半の面白くなりそうなイメージをぶち壊して、
B級娯楽作品にしてしまったのは、如何にも惜しい気がする

あんなに凄いヒ-ロー爺さん(グランパ)を
ありきたりな、川で溺れる子供を助けに飛び込み死んでしまう
なあーーんて結末・・・・・止めてくれって!そんな使い古した手

東陽一監督の映画「サード」「もう頬ずえはつかない」や
最近の「絵の中のぼくの村」なんか、大傑作だったのに・・・・

「菅原文太」のヤクザもんが、現代社会の一般家庭に入ったら
どんな具合に、礼儀知らずで、我侭で凶暴でやりたい放題の若者達と
叱り方を知らない、悪を知らん顔する、軟弱な、大人達を
懲らしめ、世の中をきれいに浄化してくれるのか・・・・を
徹底的に描き切って、くれたら・・・・・

この映画での老人夫婦は、結局は殆ど会話も無く離れ離れで終わります
息子夫婦も理解し合えずに居るのを、グランパの心使いの一泊旅行で解消?

結局、グランパと孫の珠子の交流だけを強調・・・・・・
二人は年末年始をホテルで過ごすのだが・・・孫に手なんか出すもんか!
菅原文太がパーティーでハラケンのピアノで歌う「ハッシャバイ」を
聴かせる為にだけのシーン挿入だったね

最初のナレーションの言葉と場面に戻り終わります

監督・脚本:東 陽一    原作:筒井康隆
撮影:小林達比古      音楽:ALPHA
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まだ夏の名残を保って、朝方の散歩道で咲いていた
「おしろいばな・白粉花・夕化粧」
オイラ的花言葉:解かり合っているからこそ、別々に暮らす愛もある
おしろい花.JPG





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最終更新日  2009年10月14日 08時14分24秒
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