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2012年01月05日
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まあだだよ.jpg

【スタッフ】
監督=黒澤 明     製作=黒澤久雄    原作=内田百聞
脚本=黒澤 明     撮影=斎藤孝雄、上田正治
美術=村木与四郎   衣装デザイン=黒澤和子
編集=黒澤 明     音楽=池辺晋一郎
ネガ編集=南 とめ   助監督=小泉堯史

【キャスト】
松村達雄 =内田百けん    香川京子 =奥さん    井川比佐志=高山
所ジョージ=甘木        油井昌由樹=桐山     寺尾 聡 =沢村
日下武史 =小林        小林亜星 =亀山     平田 満 =多田
岡本信人 =太田        吉岡秀隆 =高山の息子  谷村昌彦 =肉屋のおやじ
頭師佳孝=酒屋のご用聞き   桜 金造 =巡査     板東英二 =巡査

【あらすじ】
昭和18年春
『内田百間』先生は生徒たちへ、作家活動に専念するため、学校を去ることを告げた
生徒たちは『仰げば尊し』を歌い敬愛する先生を送る

退職後に引っ越した家にも、門下生たちが遊びにやって来る 皆、中年のいい大人になって

ある日、先生の家で還暦の祝宴が開かれ 先生と奥さん、門下生たちの 馬鹿鍋を囲みながらの楽しい会話が弾むが、戦時下のこと、空襲で水をさされてしまう

先生の家は空襲で焼けてしまい、知人の厚意で貸してもらった 
大邸宅の焼け跡に 三畳一間の堀建小屋暮らしを余儀なくされる

先生と奥さんは狭いこの小屋で夏、秋、冬、春・・・・三年半を暮らす

昭和21年の晩春、門下生たちの画策で 第一回『摩阿陀会』が開かれた

元気な先生はなかなか死なない、そこを洒落で死ぬのは『まあだかい?』と問いかけ 吉例となっていく大きなジョッキのビールを飲み乾して 先生は『まあだだよ!』と答える

門下生たちの尽力で新しい家ができた 先生も 猫を抱いた奥さんも嬉しそうだ

ある日、先生もお気に入りの猫、ノラがふいに失踪 以来 哀しみにくれる毎日を過ごし
ノラを捜す周囲の人たちの善意に、先生の胸は感激でいっぱいになった

昭和37年、晩春  第17回の『摩阿陀会』
先生の髪は白くなり、門下生たちは子供や孫を同伴しての出席である

先生は小さな子供たちへ言葉を贈る
『みんな、自分が本当に好きなものを見つけて下さい・・・・・』と言って 倒れ込んだが
    ------------------------------------------------------------
「黒沢 明」監督の遺作「まあだだよ」
作家「内田百間」が 我が母校“法政大学”教授を退任し その教え子達との交流を描く

オイラ 小学校から大学まで 全然“先生”には恵まれず 卒業以来 先生とのお付き合いは 同窓会を含めても マッタク無い  

だから 人生についてとか 何事かに行き詰まったりとか 問題を抱えて 悩みとか 不安などについて 教えを乞うたり 相談したりする人は 友人以外 マッタクいなかった

この映画の先生と教え子たちの交流具合は一体何なんだ? 教え子達は先生を金無垢という

“誕生会”を毎年開催し 60才を過ぎてからは「摩阿陀会」として 死ぬのはまだかい?
すると 先生は「まーだだよ」って応える・・・・なんて イイんでしょ!

これが エスカレートして カネをチーンと鳴らした坊さんを先頭に 先生に模した死体が担架の車に乗せられて登場 驚きつつ先生「これ ワシか?」・・・・・

顔に被せられた白い布を剥ぐと 紅い扇子を持った「所ジョージ」が「まーだぁかい?」
「まーだだよ!」 出席者全員で「まーだぁかい?」 「まーだだよ!」大爆笑 だ!

超大ジョッキの生ビールを 一気飲みする先生

それを合図に 皆が通路に出て 肩に両手をかけ列になって「おイッチ・ニー の薬屋さん」で 最高に盛り上がるんだ・・・・実に 楽しそうだ こんな同窓会 したいな~ 

先生が「富山の くすりやさんは・・・・」と歌いだすと みんなが声をそろえて
「イチィ・ニィー」で敬礼し「イッチ・二イー、イッチ・ニィー」と手を振って二歩前進する

「松村達雄」扮する「内田百間」が 絶妙な すっとぼけた味がでていて好演・・・・
寡黙で 献身的な奥さん役の「香川京子」も 凄くいい  酒の席では「百間」の傍を離れず
「百間」の杯が空くと 絶妙のタイミングで酒を注ぐ 常に眼を離さないでいる事が分る
「呑ん兵衛」の目で この奥さんを見ると最高に出来たヒトだと感動 流石クロサワ監督

確かに 往年の黒澤作品に比べると 迫力や重みに欠けるけれど ヤッパリ 老いても鯛
抑えどころは心得ており 何回観ても 楽しませてくれる映画でした

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
毎朝の散歩路にある ドブ川に最近は定住してる「アオサギ」と「マガモ」達
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最終更新日  2012年01月06日 12時30分22秒
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