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2013年02月22日
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ヒットラーの偽札.jpg

【スタッフ】
監督=ステファン・ルツォヴィツキー   脚本=ステファン・ルツォヴィツキー
原作=アドルフ・ブルガー         撮影=ベネディクト・ノイエンフェルス
美術=イジドール・ヴィマー        音楽=マウリス・ルーランド
編集=ブリッタ・ナーラー          衣裳=ニコーレ・フィッシュナラー
音楽=ウーゴ・ディアス

【キャスト】
カール・マルコヴィックス =サロモン・ソロヴィッチ
アウグスト・ディール   =アドロフ・ブルガー
デーフィト・シュトリーゾフ=フリードリヒ・ヘルツォーク(ナチ親衛隊少佐)
マリー・ボイマー      =アグライヤ
アウグスト・ツィルナー  =クリンガー(医師)
マルティン・ブラムバッハ =ホルスト(ナチ親衛隊小隊長)
ドロレス・チャップリン   =カジノの令嬢

【あらすじ】
第二次世界大戦終結直後、モンテカルロの一流ホテル
札束が入ったスーツケースを持った「サリー』が入ってくる

1936年、ベルリン
「サロモン・ソロヴィッチ」(通称サリー)はパスポートなどを偽造する贋作師で、
犯罪捜査局の捜査官『ヘルツォーク』に捕らえられた

「サリー」は“マウトハウゼン”強制収容所に送られるが、
彼のスケッチが親衛隊隊長に気に入られ、ナチスお抱えの画家になる

ある日 彼は“ザクセンハウゼン”強制収容所に移送される
そこでは 「サリー」を捕らえた「ヘルツォーク」が極秘任務に就いており
囚人に贋ポンド紙幣を大量生産させる「ベルンハルト作戦」を指揮していた

贋札工場は隔離され、厚待遇が用意されていた

そこで「サリー」は、『ブルガー』や『コーリャ』らと共に、
完璧な贋ポンド紙幣を作り出す

ある日、“アウシュヴィッツ”から送られてきた古紙から、
仲間の子供たちのパスポートが見つかる・・・・それは子供たちの死を意味していた

彼らは自分たちがナチスに協力し、同胞を苦しめているという現実に直面した
それを契機に「ブルガー」は反抗の決起を促すが、「サリー」は相手にしなかった

彼らの次の任務は贋ドル紙幣の生産だった

それには「ブルガー」の印刷技術が必要だったが、彼は協力しない
「ヘルツォーク」は、4週間以内に成功しなければ見せしめに5人を銃殺すると宣告

「ブルガー」のサボタージュで 贋金はなかなか完成しない・・・・
作業員たちは「ブルガー」を密告するべきだと「サリー」に訴えるが、
「サリー」は拒否する

ドイツの敗戦色が濃くなり 国外逃亡を企てた「ヘルツォーク」一家のパスポートを
偽造した「サリー」・・・・

引換に病人の薬を手に入れたが・・・・その病気がバレて 病人は銃殺される
いよいよ 期限が来てしまったが・・・・・ 


   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
戦時中 ナチ・ドイツが国家(ヒットラー)の指示で 
収容所内のユダヤ人印刷技術専門家達を集め 贋札を製造させるという話

製造したお札が 偽札と判明すれば 全員殺される
期間内に製造しなければ 殺される
成功して大量生産が可能になれば不要となり 口封じもあって殺される
という最悪の環境にあって・・・・

ナチス・ドイツに加担する作業は 自国にとって裏切り行為じゃないのか?
でも やらなければ全員の命が奪われてしまうという 目の前にある死の恐怖 

高い技術力を認められ 芸術品とも言えるような贋札を造る 職人としてのプライド?
その完成度の確かさは 英国銀行での厳密な検査にも通り 真券と保証されたほど

これと同じようなシュチエーションの映画があったなァ? って考えてたら・・・・
そうそう「戦場にかける橋」の「アレック・ギネス」が演じた英国人大佐の造った橋
あの 心境と同じじゃないのかって思えた

敵の日本軍のために造った立派な橋は 誰にでも誇れる程の出来栄えで 
自分たち“英国人が架けた”とパネルまで造って掲げていた

今 これと同様の話題は 北朝鮮で製造されていると言われる「スーパーノート」と
称されている100ドルの超精密偽紙幣  殆んど見分けがつかないと言われており
既に4900万ドル(約57億円)が回収されているというが・・・・・

何をしでかすか解らない貧困国は あの膨大な軍事費調達は?と考えると・・・・

ということで この映画で主役「ソロヴィッチ」(カール・マルコヴィックス)が
贋札だけじゃなくパスポートや証明書の類まで 天才的な技術を持ったユダヤ人を演じる

弱々しく神経質そうで 何か暗い印象の人物だけど 弱い者に味方し 命の危険を感じ
させるような正義感の強い同僚「ブルガー」にも根気よく説得し抑え続ける 度量がある

正義感 勇気 裏切り行為 極限の死の恐怖 優遇措置 どうにも出来ない憤怒・・・・

しかし あのユダヤ人強制収容所内の映像は 何度見ても凍りつくことばかり 
そんな極限状態の中で生きてゆく様は 通常の精神状態ではないのに・・・・

体が震え 鳥肌が立つほどの緊迫感に満ちた 怖い映画でした

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
節分草.jpg
オイラ的花言葉:「不幸を治す薬は、ただもう希望よりほかにない」
                       (シェイクスピア)










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最終更新日  2013年02月25日 18時25分32秒
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