岡本太郎さんの言葉。
―『強く生きる言葉』より― 『危険』 「危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。 ほんとうはそっちに進みたいんだ。 危険だから生きる意味があるんだ。」 『ありのままの自分』 「こんなに弱い、なら弱いまま、 ありのままで進めば逆に勇気が出てくるじゃないか。 もっと平気で、自分自身と対決するんだよ。」 『駄目』 「駄目なら駄目人間でいいと思って 駄目なりに自由に、制約を受けないで生きていく。 そうすれば、何か、 見つけられるチャンスはおのずからひらけてくる。 決意するのだ。よし、駄目になってやろう。 そうすると、もりもりっと力がわいてくる。」 『己自身』 「人生を真に貫こうとすれば、必ず、条件に挑まなければならない。 いのちを賭けて運命と対決するのだ。そのとき切実にぶつかるのは己自身だ。 己が最大の敵であり、味方なんだから。」 『シロウト』 本当の人間はみんな 透明な眼をもった猛烈なシロウトなのである。 『純粋』 「相手に伝わらなくてもいいんだと思って純粋さをつらぬけば、 逆にその純粋さは伝わるんだよ。」 『恋愛』 「愛に燃えるその瞬間が “永遠”なんだよ。」 『自分を賭ける』 「いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。 やってごらん。」―『壁を破る言葉』より― 「限界は、考えない。 人間は初めから限界のふちに 立たされているんだから。」 「自分の好きな音を出す。 出したい音を出したらいい。」 「まっさらな目をもて!そして目的を捨てろ!」 「なんでもいいから、まずやってみる。 それだけなんだよ。」 「評価されるなんていっさい必要なし!」 「芸術の世界では、自由は、おのれの決意次第だ。 今すぐ、誰に遠慮することなく、 なにものにも束縛されずに発揮できる。 社会に対して、ぶつけたいメッセージがある。 言わずにはいられない。 ならば、当然、表現のスタイルが決まってくる。 内容が形を決めるんだ。 どう表わすか。それは自分次第。無限の自由がある。」 「自分の存在をもっとも自由に表現しえたもの、 自由感のもっとも豊かなもの。 それが、すぐれた作品。」 「芸術は創造。それのみ。」 「芸術家の情熱は何も作品に結晶するばかりではない。 作品の以前と以後。 そしてまた創られた自己の作品をのりこえるという意思。 それをひっくるめてはじめて創造だ。」 「才能を超えた絵だったら、ぼくは素晴らしいと思う。 音感を超えてしまった音楽だったら、これは素晴らしい。」 「壁は自分自身だ。」 「激しく挑みつづけても、世の中は変わらない。 しかし、世の中は変わらなくても自分自身は変わる。」 「限界は、考えない。 人間は、はじめから限界のふちに 立たされているんだから。」「自分の姿をありのまま直視する、それは強さだ。」 「人間にとって成功とはいったいなんだろう。 結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、 努力したかどうか、ではないだろうか。」 「孤独であって、充実している、 そういうのが人間だ。」