すっかり『Fate stay night』にひたってしまい、
「ひとり目、セイバーさん」といいながら
桜への妄想で終わると言う、
キャンデロロ真っ青の
派手な着地（フィギアスケートブームらしいので、
好きなフィギアの選手の名前を入れてみた）をした
先週の全席の第１席でしたが、
あれだけ読むと「あれれ？　イリヤは？　咲也はお嫌い？」と
お嘆きの貴兄も多かろう。
とーんでもない！
とんでもないですよ！
イリヤ、メゴーっ！！
イリヤ、メゴーっ！！
先々週の観たぁ？！
きたよきたよ！　“タイヤキ”！
たい焼きを公園のベンチで
“にこにこしながらりょうあしをぶらぶらさせながらたべる”！
でたーっ！
カーっ！！！
ひぃぃぃぃぃぃぃぃっ！
たまりませんよ！
これ、ぶっちゃけ、最強ですもの。
バーサーカーより強いって！
小次郎の燕返しより鋭いって！
なにが最強かって、あの技は「逃げられない」ではなくて、
「逃げたくない」って気分になるところがですよ！
……あれは可愛いわ。
あれは、かわいいわ
あれは、KAWAIIわ。
あれは、きゃわいいわ。
アニメ版の『あずまんが大王』の
２年生の文化祭のときのちよちゃんも
この必殺技使ってて、悶死したけどね。
そんでまた、
大坂の「ちよちゃん、たいやきすきかぁ～？」が抜群なのね。
この一言で松岡さまは、咲也が崇める神の１人ですよ！

やっぱりね、「立ち食い／買い食い文化」ってのも
ただ嫌悪すべきものではないと思うのね。
コンビニの前で時間つぶしで
お菓子喰い散らかすのとは違うと思うのよ。
ちよちゃんもイリヤも食べる時は
ちゃーんと座って食べてるし。
でもそれは実は、
隣にいる大人の問題でもあるんだよね。
こういう、ややもすると見逃してしまう
“激メゴ”な要素を見い出せない
大人に囲まれてほったらかしに育てられると、
コンビニの駐車場で群れちゃうわけ。
咲也は萌えねぇぜ、あれでは。
深夜の駐車場で群れで
ギャハハと大騒ぎしてるのは、
アニメはアニメでもどうみても『北斗の拳』で
おでこに数字とかが書いてある人達だもの。
世界的な絵画でいうならマグリットのアレだもの。
（あのカラスのやつね……邦題はここで書くとヤバそうだからかかない）

我々の世代が大坂……春日歩さんのような
広い心（天然？）を持てば
少年達はみんな半ズボンになって
サッカーボールを持ち歩いて
「ボールはトモダチ」ってジーコかカカーも
納得するような事を言うようになるし、
少女達はウエディングドレスに憧憬して
「……およめさんってあこがれるよね」と
コバルト文庫片手に言うはずなんだ！
そして我々がさらに衛宮くんのような
優しい心を持てば………………ああっ！
あああああっ！
咲也の心にどす黒い闇が！
闇が！　
沸き上がる黒い闇の衝動が押さえ切れないッ！！
……衛宮くん、俺、嫌いだ！

「キライキライっ！　大っ嫌いっ！」だ！

……だって、モテ過ぎ！
モテ過ぎだよ！　衛宮くんはっ！！
凛ちゃん、「私とあなたは最後は殺しあう敵なのよ」と
いいながら、ときどきドキドキしてるじゃないか！
桜ちゃんは凛ちゃんが居候決め込んだ時、
引かなかった。
あれ、どうみても「乙女の宣戦布告」じゃないか！
そしてセイバーさんは「……似合うといいましたから」。
あああっ！
ああっ！
衛宮くん！　
否。
あえて「衛宮のヤロウ！」といわせてもらう！
ず、ずるいよ！　
う、うらやましいよぅ！！
俺も、俺も、俺もっ、
セイバーさんに「……咲也が（この服が）似合うといいましたから」と
いわれたいよぅ！！　

　　　　　　（立ち食い文化の話は何処へ…………つづく）