|
|
|
2006.05.31
カテゴリ：水曜…サンキュータツオ
【サンキュータツオの二次元研究報告】
●「にじいき」出版と「げんしけん」最終回に思う  にょ～!! サンキュータツオだポポ!! 遂にこの時がやってきたか……。 先週からの一週間、そう思うことが２度。 まずひとつは…… 本田透兄さんと我々アニメ会の共著、 『二次元へいきまっしょい －にじいき－』発売!! 遂にですよ！ 本田兄さんによるライトノベル、 アニメ会による秋葉原駅前講座 （オタク入門おもしろコラム）、 井冬良（かえでの丘）さんによる漫画（カラーまである！）、 吉井ダンさんによるイラスト、 まさにテンコ盛り!! 感慨にふけっております。 みなさま、天下一品のラーメンスープ並みの「濃さ」 を是非ご堪能していただきたい。 なかでも、井冬さんとの出会いは偶然というより必然か。 昨年のコミクリに参加した際、 井冬さんの諸注意漫画に感動して 「アノ人おもしれー、なんか一緒に仕事してー」 とまだ真冬のブースでプルプル震えてたのを思い出すね★ その場で 「あのー、イラストとかって頼んだら描いてもらえます？」 ってブースまで行って言い、 きょとん とされたのを思い出しますわ。 なんという素晴らしい巡り合わせ。 この本には、 アニメ会メンバーそれぞれの出会いと、 いままでアニメ会がやってきたことの蓄積、 そして本田兄さんとの出会いからはじまって、 倉田先生との出会い、 井冬（いとう）さんとの出会い、 マネージャーさんとの出会い、 編集さんとの出会い、 そしてこの楽天さんとの出会い （しかも楽天で購入できるなんて！）、 オレと愛する家族（フィギュア）との出会い、 そして、なんといっても、 毎回毎回イベントに足を運んでくれ、 この本を手にとってくれる 「お客さん」との出会い。 そのすべての出会いが 凝縮されているんですねぇ って、『アリア』のあかりちゃんなら言いそうだね！ オ、オレは言わないけどね！ う、売れてはじめて言うよ！ てなわけで、 ホントにいろんなものが凝縮されている。 したがって、「濃い」。 「濃い」ということは、 ややもすると一方では「メジャー」とは 対極にある要素なのかもしれないが、 また一方で「風化しない」ことなのかもしれない。 いまこそ「濃い」＝良い、を証明するときかもしれぬ。 力を、力を貸したまえ～ で、でですよ。 「遂にこの時がやってきてしまった」 のもうひとつは、 今月号の『アフタヌーン』で 「げんしけん」が最終回を迎えてしまったということですよ。 みんな、最終回読んだポヤ？（疑問形） ネタバレになるから中身言わないけどさ、 一言だけ言っておくと、 荻上さん良いから。 マジ良いから。 メンバーがちゃんと年をとり、 卒業していくあたり、 「漫画のルール」によらないでいいじゃないですか！ そのあたり、「げんしけん」らしい。 「げんしけん」が終わったときに、 「にじいき」が発売されるなんて。 これがまた「巡り合わせ」を感じさせるじゃないですか！ 「にじいき」ってのは、 「げんしけん」の卒業生たちの集まりか？ みたいな幻想を産んでね（ないない）。 「げんしけん」が我々に残してくれたものとはなにか？ それは、 「オタクってハッピーかも幻想」です。 せめてお話のなかでは オタクはハッピーであってほしいからこそ、 「げんしけん」は受け入れられた。 オレたちゃその幻想を、現実に変えてこうじゃないか！ こうして動こうじゃないか！ 現実でも、 オタクであり続けることで、 ちょっとの切ないことと、たくさんのハッピーを 体験しようじゃないか！ もう、 肩身狭くして生きていかなくてもいいじゃないですか。 って、『アリア』のあかりちゃんなら言いそうだね☆ ま、こうなると、 「オタクは、肩身狭くコソコソやってたら楽しかったんだ」 なんて言い出す人が出てくるかもしれないが。 ひとつでも多く「オタクで良かった」と、 みんなで言い合える世の中に、 貢献できればと思います。 で、今日の結論 ●『アリア』も見てね！ でした！ 以上、サンキュータツオでしたポポ！ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2006.06.01 12:37:42
[水曜…サンキュータツオ] カテゴリの最新記事
|
|
