国井咲也の満巻全席 第210席いやもう、『聖剣の刀鍛冶』のリサのめごいことめごいこと。国井への早すぎるクリスマスプレゼントだとしか思えない。冒頭からして「きょうは、さくやごろしです」的な戦慄を覚えさせる、見事な導入部。ドラマツルギーとしてはこういった「なにも起きない」という方向性は、実は、ジェット・コースタな展開を持つ作品と同等…いや、それ以上に難しい物がある。なぜなら、なにも起きないのに「魅せる」必要があるからだ。こういう時にこそ、こちらも姿勢を正して、作品に望まねばならない!(国井の場合ね)うっかりすると見逃してしまう「細やかさ」があるからだ。そして正座で約30分。リサを…げほんごほん!(咳払い)『刀鍛冶』を集中してみましたよ!カーっ!たまんねぇな!井戸に野菜に元気なおばさんに、優しい農家のおじさん!(しかも大根!)そしておおきい籠を「うんしょうんしょ」!うおう!くほぅ!(国井咲也、画面への雄叫び)そして一息ついたところの笑顔の晴れやかさと例のアレ!そう!例のアレもでたよ!完璧だ!神だ!神は舞い降りたっ!そして怒濤のごとく続いての調理シーン!咲也が欲しいもの全部そろってたよ!さらにトドメで市場で、くりだされたこれまた例のアレ!(市場を商店街、デパートの売り場と イメージするとわかりやすいだろう)え?「例のアレばかりでなに言ってるかわからない」その通り。そうなるように『注意して』書いている。最近は特にそう。
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最終更新日
2009.11.06 18:11:17
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