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カテゴリ:金曜…国井咲也
国井咲也の満巻全席 第236席
圧倒的だ。 これ以外の言葉を国井は持たない。 あ、これは今週、 試写におまねきいただいた 映画『宇宙ショーへようこそ』を 見終わって(嘘です。 ほんとは開始5分からずっと)の 国井の感想。 公開前なのでほとんど書けない。 なぜなら、 「すごいどんでんがえしだった」でも 立派なネタばらしだし、 誰が誰と戦うとか、 誰が誰に恋情を寄せるだとか、 誰が一番かわいいだの、 あのシーンで雨や雪が降る、とかいうのも 十分なネタばらし。 「いっさい内容に触れることなく」 すばらしさを伝えねばならないか? 難しい。 しかして ここに「価値」が含まれる。 そこで使おうと考えた言葉は 「圧倒的だった」だ。 文字通りの意味だ。 画面の情報密度だけの話ではない。 微細な動きひとつひとつ。 日常生活で 「目にしないことがない」物の 挙動のあの細かさ。 尋常でなかった。 アニメーションでは 過去になかったのではないか? いや、というか、 アニメでは出来ないレベルの ものだったのだろう。 それらがこの 『宇宙ショーへようこそ』にはあった。 本当に圧倒的。 感動を通り越して恐怖を覚えた。 ここまで徹底的だと戦慄する。 『本物が持つ鋭利さ』がある作品だ。 むろん、 それを全面に押し出しているわけではない。 あくまで 「必要だと思うからやってるだけ」的な さりとした感じ。 このさらり感が凄まじい。 超絶技巧を持つギタリストの 演奏みたいだ。 もの凄く簡単にやっているが、 そこいらのプロでも 「立って弾くもの難しい」という、 そんな感じ。 わかるかな? わかりやすくいうと、 『けいおん!』のメンバーが いつもの調子なんだけど、 良く聴くと曲は『DREAM THEATER』の 『グラス・プリズン』だった、みたいな。 いやいや、あんなのプロでも容易に 演奏できませんよ、バンド本人達も 「これはあまりに難しい曲で ライブでどうしようかと悩んでる」と 言ってたし。 そんな曲を、 口についたロールケーキのクリーム なめとりつつ、唯ちゃん弾いてる、 みたいなね(余計にわからない?) 話がそれた。 映画館という、 いわば非現実的な場所における 緊張感というか、 わくわくどきどき感。 これも良かった。 別の作品のコメンタリで ご一緒させていただいたとき、 「選択のひとつとして(キャラが死ぬような プロット/構成)も、あるにはあったけれど、 そういう悲しいのは やはり悲しいからやめよう」という ニュアンスの発言をされていたお二人だ。 まさにこの通り。 悲しくない。 悲しくはないが、 『切ない』部分はたくさんあって、 涙を誘う。 いやぁ、泣ける。 (あ、これもネタばらしだ。すみません) おっと。 今週はここまで。 長いので分割する。 来週はもう少し 突っ込んだ方向(でも国井の主観よ)で 『宇宙ショーへようこそ』を語るつもり。 公開まで語れるんじゃないかな? 国井は電波難民だから新しい TV作品は視聴できないし。 それほど面白かった…うーん。違うな。 それほど「きにいりました!」かな。 などと思っていたら、明日27日土曜、 有明国際展示場で開催される 『東京国際アニメフェア』の アニプレックス・ブースにて この『宇宙ショーへようこそ』の トークショー(?)がある。 そこで公開日程の詳細などが 告知されるだろう。 なので来週のこのコラムでは キャラ名なども書けるだろう。 (実はそのあたりに気を使う、 タレント・国井咲也である) さて、 そのトークショー。 舛成監督も出演されるらしい…が、なんと! 司会はアニメ会の『噛みちゅ』こと、 比嘉君と国井だ! これは見物だ。…大丈夫なのか? 『宇宙ショーへようこそ』で、 司会が「セリフをかみちゅ」では困るな。 よし! 発声と滑舌練習してしておこう! …あかまきがみあおまきがみきまきがみ、 ますなり神!くらた神っ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.03.26 17:59:27
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