3297187 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

楽天VIDEO

楽天VIDEO

カテゴリ

サイド自由欄

当ブログのキャラクターを描いていただいた吉井ダンさんが作画された「おんたま!」もよろしくお願いします。

おんたま!(1)


にほんブログ村 アニメブログへ

バックナンバー

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07
2011.06.15
XML
【サンキュータツオのそういえばですけど】 11.06.15号

01

もう買った?


サンキュータツオだポポ!

本日、「やりすぎコージー」ご覧になってくださった皆様、サンキュー☆
次にテレビ東京に出るときは、腐男子として出演したいと思っております!


期間限定連載
サンキュータツオの

「世界一初恋愛!!」
(せかいいちはつこいあい)

 ~嫉妬は堂々と!羽鳥かわいいよ羽鳥 & やっぱ骨だよね優、骨~

「羽鳥=塩」説。

どうも、絶賛「だれも待ってねーよ」でおなじみのこのコーナー。
局地的に話題に。

ちなみに、バニーちゃんのお姫様抱っこを見て、
逆に「虎兎」のよさを理解した昨今でございます。
うん、タイバニはリバーシブルだ!



それにしても『世界一初恋』の羽鳥×吉野組ですよ。
もう羽鳥の名言連発でございます。

****羽鳥ネ申発言集****

「オレ以外のやつに、体を触らせるな! あいつは特に、だ!」

「お前がオレの言うことを聞くならやめてやるよ」

「いまの、もう一回言ってくれ。オレの顔見たくなったって、本当か」

「謝らなくていい。いまお前がここにいてくれるだけで、充分だ」

「今後一切、オレ以外のやつに裸を見せるな」

「やきもちに……決まってるだろ!」

「わかったら、いまここで誓え」

***「世界一会話」所収予定***
(サンキュータツオ、編)



もう羽鳥かわいいよ羽鳥!

プレゼント「オレ」とか言っちゃうし!!

誕生日を優と温泉で過ごしてしまった吉野に、
まるで『めぞん一刻』の管理人さんのような、無言の嫉妬をした挙句、
「そうだ、今日オレ誕生日だ!」
と気づいた吉野が急いで温泉宿から羽鳥の家に駆けつけるや、
途端に自信がついたのか、
名言連発のSキャラ嫉妬でございます。

攻めキャラの嫉妬ほど貴重なものはない。
ツッコミが天然ボケをしてしまうようなものである。
羽鳥は、あるいみ、ツッコミ役なんですけど(何

なんなんですか、吉野の鈍感ぶり!!

自分の誕生日を忘れている
→自分の誕生日に、別の男性と温泉旅行
→裸で大浴場(ある意味、大欲情)
→ヌード描かせろといわれる
→「じゃあ、上半身だけ」とか!

これ女だったら完全にクソ女じゃないですか!

付き合っている彼氏がいるのに、
別の男と誕生日に温泉行った挙句、
向こうにその気があるのにも気づかず、
猛プッシュされたら、「じゃあ、上だけ…」
ってなんですか!?

あたしゃ許しませんよ!!
……と言いたいところだが……

これが不思議と、

男だから許せる!!

ドーン!

男女だったら、完全にナシな行動の数々も、
男同士なら、
「まー、友達の範囲なら、それくらいはアリかも…」
というギリギリのところまで許せるという、
この基準の緩さは!

このカプは、
羽鳥×吉野でありながら、
「ワガママ放題の、鈍感な受け」
「ワガママ言わず、尽くしまくりの攻め」

という、
どっちかっていったら受けが主導権握っている感じのカプなわけですわ。

でいて、
鉄仮面の羽鳥のデレを引き出すために、
吉野がさんざん鈍感行動を取るという、
そう、
まさに羽鳥の良さを存分に引き出す受け、
それが吉野なのである!!

この関係値は、

塩とスイカの関係である。

普段はしょっぱい塩である羽鳥は、
吉野というスイカとくっつくことで、
なぜか甘くなっている!!

ベストカプ!!

「20年以上見慣れた顔に、いまさらなんでドキドキしてるんだオレは!」
吉野の名言である。

通例、20年以上見慣れた顔にドキドキすることはない。
どんなに愛し合う夫婦でも、
20年も連れ添うと、
ドキドキはなくなる。愛だけが深まる。
それが人間である。

しかし、BLは違うのである!!

20年以上見慣れてもなお恋ができる、
それがBLファンタジー! 中村春菊マジック!

温泉宿から、誕生日の日付が変わらないウチに、
愛する者の元へと帰るという、
「ギリギリのところでの大逆転」
これが中村春菊マジックなのである。

私はあそこで吉野が帰らなかったら、
悔しさのあまり近所の電柱をパンチで破壊するところだった。

別の男と、
温泉で、
上半身裸にまでなり、
相手は酔っていて、
しかも変な空気に……

これもう9回裏2アウトまで行ってませんか!?
わざわざここまで追い詰めるわけですよ、中村春菊先生は!

よく考えてみていただきたい。
吉野が鈍感な男ではなく、きちんと気が回る男なら、
自分の誕生日は事前に羽鳥と過ごす約束をしており、
ただダラダラと愛し合うだけである(それも見たいが)。

しかし、ここに、男と男の恋愛の妙がある。

そう、いい年した男は、誕生日を忘れるのである!

この世ひろしといえど、
自分の誕生日を忘れる女の子は、なかなかいない。
少女まんがでなら、なおさらだ。
なぜなら、女の子はみんなシンデレラだからである!
(いま冷静になったけど、私は、いったいなにを言っているのであろうか)

しかし、そこは男と男。
男は誕生日を忘れるのである。

そこにこそ、BLであることの必然性があるのだ!

ドドーン!

そして、
いかに愛し合う二人といえど、
この恋を盛り上げるためには、
さまざまな障害が必要。

それが、

恋敵

そして

嫉妬

である!!

恋敵も魅力的な人物である。
なにせ神谷浩史声である。
しかもイケメンである。
相手をかたくさせないように、
それでいてさりげなく、
温泉宿の人にバースデーケーキを用意させるという、
モテ男の典型のようなものである。

そして、
そんな男と一緒にいることを知りながら、
文句ひとついわず、
「誕生日おめでとう」
と電話してくる、羽鳥の懐の深さ!!

いやあ、見習いたい!
男として見習いたい!!
羽鳥、いい男すぎるってば!!

この羽鳥、
最高に男らしくなりながら、最高に女々しくもある。

「いつもと匂いがちがう」

匂いのちがいに気づく繊細さ。敏感さ。

「あいつと一緒に入ったのか」

この嫉妬ぶり!

「今後一切、オレ以外のやつに裸を見せるな」

「やきもちに……決まってるだろ!」

「わかったら、いまここで誓え」


真顔でちゃんと嫉妬するのである!!

みなさん、
真顔で嫉妬できますか?

堂々と嫉妬できますか?


羽鳥は顔色ひとつ変えずに嫉妬できることなんですよ!

こんなに女々しいことを、
ものすごく男らしくやってのけてくれるところなんですよ!

こんなにかっこよくて、こんなにかわいい男がいるだろうか、いやいない(反語)。


バーナビーくらいじゃないっすか!?
(いるんじゃねーかよ)

そうなんです。
攻めキャラは、嫉妬も堂々とする。
恥ずかしいことを恥じない。
頬は染めない。
目線もそらさない。

まっすぐ、堂々と「オレはお前が好きだ!」と言えるのである!
「オレはやきもちを焼いている!」も「好きだ!」も、
この手の男には同義なのである!

タイミングこそ逃したが、
この点において、
優はやはり羽鳥には及ばない。

羽鳥だったら、上半身を描きたい時は、
その前に告白をする。
「オレはお前が好きだ!だから裸を描かせてくれ!」
と!

優の、この空気の読める感じが、
逆にいい噛ませ犬になってしまったところが、
今回の話数では象徴的でした。


でもよー、
優もなんとかしてやりてえ!

この人、噛ませ犬にしておくにはもったいない攻めっぷりなんですよ。

「前にヌード描かせろって言ったろ。いま描かせろよ」

という、命令口調。
そして!

「オレはお前の骨格が好き。骨も、ね。」

骨キターーーー!!

骨好きキターーーーー!!

なにこいつ腐男子!?
見ているところがオレと一緒なんですけどなにか。

BLにおいて、骨、そして骨格が非常に重要なことは、
「アニメ会のヲタめし!」の「BL Gメン委員会 ~骨委員会~」
で力説しましたが、
まさにその通りなのである!

骨……
それは、男の象徴。
女体における「ぷにぷに」に対する、
男体における「ごつごつ」の象徴。

骨……
それは、肉体内部の象徴。
心の内側をしったら、
今度は体の内側を知りたい、という欲求の権化!

骨……
それは、当人ですら見たことのない魅惑のラビリンスの象徴。
「こいつのこと、全部知りたい…」と思ったときの、
最後の砦!
目には見えぬ、
しかし存在は目視できる、
という、
永遠の肉体マジックミラー、
それが骨!!


さすがだ優……。

優、頼むぞ。
鬼畜れるのはお前しかいない!
今年の同人世界では、ぜひ暴れてくれ!!

『純情ロマンチカ』における、
角先輩的な哀しいポジションではあるものの……
というか、
ぜひ彼には角先輩と出会って、
どうにかなってもらいたい。
いまはそんな希望を燃やす、
サンキュータツオ、34歳です(17歳のダブルスコア!)

脚本/中瀬理香 神



●そういえばですけど、
あの!

水城せとな先生(ネ申!!)の、

『ダイアモンド・ヘッド3』(小学館文庫、完結編)


02


に、

私、サンキュータツオが、

巻末エッセイを書かせていただきました!


03


ドドドーン!!

本日、発売日だったので、さっそく購入して参りました!! 

この作品、
水城先生の初の長期連載少女まんがでございますが、
とにかくすごいです。

詳細は個人ブログのほうで書くつもりですので、
良かったらそちらのほうでご確認を。

セトナーになってよかった!
愛を叫んでいてよかった!

芸人として、ゴールです。


もう、思い残すことはござません。

こんなに幸せな仕事ができるとは…。
生きてて良かった。オタクで良かった!







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011.06.16 12:27:08
[水曜…サンキュータツオ] カテゴリの最新記事


キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

フリーページ

日記/記事の投稿

楽天カード


© Rakuten Group, Inc.