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カテゴリ:火曜/土曜…三平×2
引き続き水木しげるロード写真館!
![]() 唐傘お化け。 傘を開くといわゆる、案山子のように見えることから、 連想された怪異であろうが、擬人化の見立てとしては完璧なフォルム。 ちなみに絵姿としては、二本足の傘お化けも残されているとか。 イメージ先行で文字文献などは残されていないお化け。 ![]() 豆腐小僧。 京極夏彦原作で劇場アニメ化された時の、 フカキョンの当てた声の可愛さったらなかった。 子供向け妖怪本では、差し出された豆腐を食べると、 体中にカビが生えると記されているが、 実際は江戸時代の子供向けの読み物の主人公としてに登場したり、 豆腐屋の看板によく使われたお化けキャラだったという。 ![]() 高女。 これも元来は絵姿しか記されてない怪異。 一応は嫉妬に狂った女が二階を覗いて歩く怪異と伝わっている。 八尺様とかはこれにつながりはないのだろうか? ![]() ぬっぺらぼう。 と、俺が初めてこの妖怪を見た本には記されていた。 のっぺらぼうの誤植かと思ったが、 本来はぬっぺふほふとか、ぬっぺっぽうとか記されている怪異。 これも元々絵姿しかないので、後付かいろんな説明がなされている。 京極夏彦の小説のモチーフにもなったが、 そこでは「封(ホウ)」という中国の不老長寿の薬とされる、 駿府城に現れた怪異をぬっぺふほふと繋げている。 前述の妖怪本巻末の雑多な妖怪目撃年表で、 「指のない手で天をさす奇怪な肉人が現れた」という一文が、 子供心にインパクトがあった。 ![]() 田の神。 ブロンズ像ではなくグッズショップにあった大きな人形。 五穀豊穣を司るということでは麦畑の豊穣を司っていた、 「狼と香辛料」のホロともあながち無関係とはいえないのではないか。 ![]() ひとまず今週はこの辺で。 境港の思い出は、もうちょっとだけ続くんじゃ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.12.11 13:51:32
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