Domestic Violence
卒論のテーマをドメスティック・バイオレンス(以下「DV」)にしようと決意して早一年。これまでは被害者のケアについて書こうと文献を集めていたが、最近、加害者の更生プログラムの方に興味を持っている。ここ数年でようやく世の中でも被害者に対するケアに重点が置かれるようになったが、天邪鬼な私は徐々に世間の流れとは違う方に興味が移動していくようだ。被害者ケアももちろん重要だ。でも、それ以前に被害者を作らないことの方がもっと重要だと思う。DVは夫婦・パートナー間だけの問題ではなく、世代間に連鎖する性質も持っている。また最近、続発しているストーカー事件とDVとの関連性も高い。これらの事件を食い止めるためにもDVの加害者研究は今後さらに重要性を増すことと思われる。日本ではDVの加害者研究を行なっている研究者が数人しかいないため文献も非常に少なく四苦八苦しているが、自分なりにDVの加害者研究を進めて行きたいと思っている。Amazonで気になる一冊を見つけたけど、英語が苦手な私に果たして読みこなせるだろうか。。。法律事務所に勤めて、DVの研究なんかしていたら、ますます縁遠くなってしまうんじゃないかな^_^;