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カテゴリ:車・オートバイ
一昨日の日記『TOKIKO(トキコ製)OILSERVER(オイルサーバー)』、昨日の日記『ペール缶用オイルポンプ:ペールポンプ』と連続してギアオイル等の交換時に使用する工具の紹介をしてきましたが、文字数の関係で、本日分もギアオイル交換関連商品の紹介です。
ペール缶でオイルを購入する事はないけど、オイルサーバーではちょっと高いとお思いの方もいらっしゃると思いますので、他の類似商品も掲載させていただきます。 今回紹介する「オイルシリンジ」や「オイルサクションガン」も、オイルサーバーやオイルポンプと同様に、ミッションオイル等、ギアオイルの交換時に使用出来る工具です。 ただ、「オイルシリンジ」や「オイルサクションガン」は、少量の機械の作動油等のオイル類の抜取り&入替え作業程度に最適な工具ですので、容量が多量の車のミッションオイルやデフオイルには、不向きな工具ではあります。 ただ、車のミッションオイル等でも、軽自動車程度の各オイル量が少量でしたら、作業は面倒でしょうが、使用する事が不可能ではありませんので、オイル交換作業をする車によって、購入されるかどうかを検討されれば良いと思います。 「オイルシリンジ」や「オイルサクションガン」の使用方法としましては、ノズルの先端を新しいオイルの入っているオイル缶の中に差込んだ状態で、本体の引き手を引いてオイルを油筒内に引き入れ、油筒内に引き入れたオイルが吸入されている状態で、今度はオイルを注入する目的の部分にノズルの先端を入れ、その状態で引き手を押し戻すと油筒内に溜まっていたオイルが排出されると言う感じの使い方ですので、ポンプの取っ手部分を上下させてオイルを吸排出させるオイルサーバーやギアオイル用オイルポンプ等とは若干使い勝手が違います。 要は、一度新しいオイルを機器に取り入れ、そのままの状態で保持し、デフやミッションのオイル注入口に先端を差し込み、溜めてあったオイルを排出すると言う、ちょっと面倒な方法でのオイル交換になります。 これでも良く分からないと言う方の為に、さらに簡単に言うと、子供の頃に遊んだ水鉄砲みたいな感じで使用するのが「オイルシリンジ」や「オイルサクションガン」と言う感じで考えると、分かりやすいかも知れませんね。 ミッションオイルに4Lも使用するタイプの車ですと、1000mlタイプのオイルシリンジを購入しても、4~5回も注入作業をしなければなりませんし、600mlタイプでしたら7回も注入作業が必要になりますので、かなり面倒だと感じる方も多いと考えます。 車の下に潜って作業するのに、何度もオイルを本体に入れる作業をする事は、かなり辛いですからね。 要するに、オイルサーバーもオイルポンプも、抜き差しは必要無い為、作業工程は楽ですが、オイルシリンジとオイルサクションガンはオイルを注入する事は可能ですが、その作業がちょっと面倒だと言う事ですね。 まぁ、使い勝手に関しましては、個々で違う感想をもつ事もあると思われますので、個々の好みで選択されれば良いのではないかと考えます。 とりあえず、どの工具も、ミッションやデフのオイルの交換に便利なアイテムだと言う事は間違いないと思われます。 どれかがあれば、オイル交換作業自体は、出来る訳ですからね。 ただ、オイルシリンジ自体、楽天市場では取り扱っている店舗が少ない為、今後、どの程度の店舗で販売されるかは分かりませんが、楽天内で購入される事を検討されている方は『オイルシリンジ 一覧(安価な順)』を参考にしていただければと思います。 オイルシリンジは、ヤマダコーポレーション製の物がメジャーだと思いますが、楽天内で探した所、販売されているのにも関わらず、画像が掲載出来ない為、参考の為に、メーカーHP「ヤマダコーポレーション:オイルシリンジ OSシリーズ」へのリンクを貼っておきます。 一応、ヤマダコーポレーション製のオイルシリンジの型番を掲載しておきますので、商品検索をする際等の参考にしてみて下さいね。 【OS-200】【OS-600】【OS-1000】 オイルサクションガンに関しましては、現状では、下記が一番安価で購入出来ると思われます。 1,450円 送1,050円 AP オイルサクションガン オイルサクションガンに関しましても、楽天市場内では取り扱っている店舗が少ない為、今後、どの程度の店舗で販売されるかは分かりませんが、一応、購入前には『オイルサクションガン 一覧(安価な順)』より、お調べいただいてから購入される事をお薦めします。 ただ、オイルサクションガンを購入される際には若干の注意が必要です。 それほど気にする事ではないのかも知れませんが、オイルサクションガンでもある程度の硬度までのギアオイルを入れる事は可能だそうですが、ギアオイルの中でも硬いオイルを注入される場合は、オイルシリンジ以上のオイル注入器を使用された方が良いみたいなのです。 オイルサクションガンは、オイル注入器の中では、一番安価なタイプですが、それだけ吸排出性能が低いと言う事なのでしょうね。 まぁ、ごく普通の乗用車に使用される程度でしたら、それほど問題なく使えるとは思いますが、何でも使えると思って購入されてしまい、使えないと言う事になってしまいますと、勿体ないですから、購入を検討されていた方はご注意下さいね。 下記は自動車用ではなく、ボート用のマリングッズですが、興味のある方もいるかな?と思ったので、参考の為に掲載してみました。 3,600円 送740円~ ハンドオイルポンプ:PLASTIMO あくまで参考掲載の為、自動車の、しかもギアオイルで使用出来るかどうかも不明ですので、興味のある方は、直接問い合わせをされてみる等をしてみて下さいね。 ギアやデフ、ミッションオイルの交換をする際に必要なオイルサーバー等を3日連続で掲載してきましたが、私なりに総評を書かせていただきます。 まず、ペール缶タイプのオイルを購入して使用する事を前提とするのでしたら、オイルポンプタイプを購入すれば良いと思います。 ペールポンプは、ペール缶に付けっぱなしで保管出来る為、オイルと別々に保管場所を確保しなくて良いと言う点からも、使いやすいと感じる方もいらっしゃると思われます。 次に、とりあえず、デフ等のオイル交換をしてみたいけど、それぞれの容量も少ないし、安価で済ませられれば充分と言う方には「オイルシリンジ」「オイルサクションガン」でも良いかも知れません。 ただ、長く車に乗って行くのでしたら「オイルサーバー」を選択された方が賢明なような気はします。 使い勝手がオイルポンプと同等ですし、使わない時にはオイルポンプよりもかなりコンパクトに収納しておけると言う点からも総合的には優れていると思うからです。 「オイルシリンジ」や「オイルサクションガン」を購入したとしても、使い勝手に満足出来ずに、結局はオイルサーバーを追加購入される方もいらっしゃるみたいですので、初期投資費用としては若干高価な出費になりますが、今後、オイル交換の工賃が不要になる訳ですし、長く乗る車なのですから、使い勝手の良い工具を最初から揃えておくと言う事も大事ではないでしょうか? 工具は使用用途もそうですが、使い手次第で、使いやすくも使いにくくもなるものですので、全ての方にベストな工具と言う物は無いのかも知れませんが、大半の方が使いやすいと言っている物に関しましては、それを選択しておかれれば、それほど使い勝手に不満を感じる事は少なくなるのではないかと考えます。 購入前に悩むのも楽しい時間ですので、自分にはどの工具がベストなのか?と言う事等を色々と検討してみていただければと思います。 最後に、最近は、ガソリン代等も高騰し、燃費を気にする方も沢山いらっしゃると思いますが、オイル類の交換をするだけでも、車の走行性能が良くなる可能性がありますので、過去の整備記録を見て、しばらく交換していないと言う事が判明しましたら、是非、この機会に全てのオイル交換を実施してみていただければと思います。 過去2年間を遡り、一度もデフオイル等の交換をしていないのであれば、交換していただくだけで、燃費改善するかも知れませんよ。 現在、燃費改善グッズ等も多数販売され、実際に良く売れているそうですが、車そのものを完璧な状態にする事を先に実施し、その上でまだ納得出来ないのであれば、燃費改善グッズを使用してみると言う様な感じで考えていただければと思います。 車そのものをベストな状態にもっていくのが先決だと言う事は忘れないで下さいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 19, 2008 11:32:07 PM
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