カテゴリ:債務整理
昨日に続きカードの話です クレジット会社からの履歴を見ると、カード作成日と,キャッシング開始日が大幅にずれて いることが多い。3年から5年後にキャッシングを開始したという例もある。 どういうことなんだろう? 「洋服を、家電製品を、買ったら作らされた」 「サービス品に目が眩み、使うつもりがない が作ってしまった」という話を良く聞く。 私が週末に行く近くの天然温泉、会員カードで入場券を買うのだが、そのカードも 信販会社との提携カードに切り替えを進めている。 「このカードで入場券も、入浴後の飲食代も決済できます」 「カードを切り替えていただくと無料入場券を差し上げます」 信販会社の係員が盛んに勧誘している。 悪い話ではないと、手続きをする人が列を作っている。 しかし、カードには当然キャッシング機能が付いている。こんなところに落とし穴があるん だろう。
本日来所したKさん。「借金の原因は?」と尋ねれば。 「会社の資金繰りのため、2年前に作ったカードが手元にあったので、つい・・」 との答え。銀行に、いやな思いをして頭を下げるより、便利で簡単なカードの魅力に嵌っ てしまった。そして、会社も破綻、今は多重債務。 最後に「あの時、カードさえ持っていなかったら」と悔やんでいた。
「サービスを付加してまでカードを発行して採算が合うのだろうか?」 前に思ったことがあるが納得。「何人にカードを発行すれば、そのうち何人がキャッシン グに走る」との詳細なデータがあるのだろう。
もうすぐ、クリスマス、そして正月、成人式。 カード商戦も盛んになる。 「カード」を持つ、使うからには、よくよく考えて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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