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司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

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萩2696

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2009.07.01
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カテゴリ:過払請求
  昨日の続きです。朝一番で武富士から約束通り稟議OKとの連絡あり。

本日が第2回期日、ようやく開廷1時間前に和解成立、他の案件で裁判所に向かってい

る担当司法書士に即、電話する。

 

 最近、武富士のドタバタに参る。期日(第2回目)の前日にドサクサで和解を提案してく

る。そして次の日(当日)の朝、やっと和解成立。こんなケースが多い。案件の処理に追い

つかない、混乱振りが手に取るように良く分かる。

 

 明日は同じくS子さんの第2回目の期日。またも電話ある。

 

 武富士 「S子さんの明日の件なんですが?」

  私    「明日話し合いましょう」

 武富士 「それが・・和解お願いできませんか?」

       「100万円でいかがですか?」

 私    「なぜ、165万1,234円(利息込み)の請求を100万円にしなければ

           らないんですか?」

 武富士 「1年半の分断がありますので・・」

  私    「1年半? 全然問題になりませんね」

 武富士 「それに札幌高裁の判例にありますが悪意の利息の・・」

  私     「だったら、それを明日主張してください」

 武富士  「それは・・」

        「間を取って130万円ならいかがですか?」

  私    「なんで間を取らないといけないの?」

 武富士 「では、いくらなら?」

  私    「165万1,000円なら結構です」

 武富士 「えぇ・・・」

   私   「無理をしないで下さい」

 武富士 「ちょっ、ちょっと待って下さい、上司に代わりますから」

 

 代わった上司も盛んに減額を嘆願するが、一切受け付けず。

最後の落としどころ。上司の顔を立てて1,000円減額、165万円で決まる。

しかし、最終の返事は、またも明日の朝。

 

 武富士は案件の処理に追いつかない。担当者を各裁判所に出廷させる余裕はない。

そして判決を取られることを嫌う。多分、前日は戦争状態だろう。 

 こちらとしても、判決を取ったとしても全面勝訴とは限らない。万一、担当者が出廷して

きて話がつかなければ、さらに1ヵ月延びることもある。

和解交渉は法律論より心理作戦が大切のようです。

                            マイサイト 債務整理,過払い請求専門






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Last updated  2009.07.02 09:40:43
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