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消費者金融のシンキと、新生ファイナンシャル(レイク)は、業績不振で、金融庁から業務 改善命令を受けた新生銀行の子会社である。 このことが原因しているのか、過払い請求の対応も厳しく成りつつある。
「いつもの通りでお願いします」この一言で、すぐに和解になっていた新生ファイナンシャ ルは、幾分、時間がかかるようになってきた。
Tさん他2名の件で和解提案の電話あり。 新生 「Tさん他2名の和解お願いできますか?」 私 「いつもの条件で良ければ結構ですよ」 新生 「元金でとは言いませんから、何とか9割でお願いできませんか?」 私 「いや、今までそんな条件で和解したことありませんよ」 新生 「他の先生にはお願いしているんですが・・・」 私 「申し訳ありません、うちの(事務所)の方針ですから」 新生 「Tさんの場合はいくらになりますか?」 私 「請求額の端数カットですから**万3千円です」 新生 「**万円になりませんか?」 私 「簡便してください、これが精一杯です」 新生 「わかりました、返還日は・・・」
最近、担当者も食い下がるようになってきた。会社の方針だろう。 事情はわかるが、一線を崩すことはできない。なし崩しになってしまうから。
続いてシンキからも電話 シンキ 「3名の和解お願いします」 私 「3件とも争点はないですね?」 「いつもの条件でいいですよ」 シンキ 「wさんだけ235日の分断があるんですが?」 私 「1年以内の分断は問題ではありません!」 「裁判所でもすべて一連を認めてもらっています」 シンキ 「このTさんだけ、少しでも減額してもらえませんか?」 私 「申し訳ありませんが、減額する理由がありません」 シンキ 「わかりました。あとで、また電話します」
シンキの場合は、即断では和解にならない。稟議が下りてから返事がくる。 しかし、いつもと様子が違う。「稟議おりませんでした」となるのか? 分断も徹底的に争ってくる。そうなったら受けて立つしかない。 今回は負ける要素はひとつもない。
「追記」 先日ブログで紹介させていただいた、旧タンポーとからプロミスへの債権譲渡事件 プロミスに過払い金を全額支払うよう命じた判決文をホームページに掲載させていただき ました。 「切替案件」とは違い、プロミスは控訴を断念、判決は確定しました。
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Last updated
2010.07.27 09:15:12
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