今会ってみたい人
昨日の夕飯の時。 夫がポツリ。 「手紙っていいネェ」 は?なんのこっちゃ。私は手紙なんか書いてないぞと思った。 ちょっと前に子供と「みんなのうた」を見ていたらしい。 以前チラッと見てなんかくさい絵だな、と思ってしまった。 ありがちな展開でありがちな絵だな、と。 夫にそれを言うと「そうかぁ?」と怪訝そう。 しばらくしてPCルームからyou tubeの音が。 夫が一人大音量で聞いているらしい。 もれてきたピアノの音。 なんて美しいピアノの音なんだ。 ピアノの音につれられて PCルームに聞きに行った。 号泣。 その側で8歳の息子がたどたどしい調子で「手紙」を歌っている。 「みんなのうた」のアニメもいいじゃないか。 他の曲も聴いてみたらどこかで耳にしていいピアノの音と歌だなぁと思っていたものが全てそこにあった。 同じ人の作詞・作曲・演奏と歌だ。 どうもおしゃべりな方らしい。 今私はアンジェラ・アキさんに会ってみたいと思っている。 (可能ならばの話だが) *あの曲、自分に実際に起こったことがヒントになったみたいです。 この曲,中学生の合唱コンクールの曲を依頼されて作っている時、ちょうど彼女の30歳の誕生日がきて、母親から手紙を受け取ったそうです。 中身は彼女が十代の時に書いた30歳の自分へあてた手紙で書き出しは「拝啓 この手紙を読んでいるあなたはどこで何をしているのだろう」だったそうです。私も未来の自分に手紙を書いたことがあって。 その時は22か23歳だったし、何歳の自分って決められなくてただ未来の自分へ、だったんだけど。切手を貼って自分宛に届けてもらって。 その時は医者から普通の生活は無理って言われて、ペースメーカー拒否して手探りで自分を癒し始めた時で。 「この手紙を読んでいるあなたはどこで何をしてるんだろう。この手紙読んでいるあなたが幸せなことを願います」って書いてありました。 だからか、余計ジンときました。 アンジェラさんもたくさん暗闇にもまれたんだろうなぁって。 もし会うことが出来たら、げらげら笑いながら背中をたたきあいたいです。 彼女の「手紙」はゴスペルですね。 ----------------------------- これから日曜まで子供と長野に行ってきます。 吉本有里さんのところで誠さんの三回忌の手伝いに。 できることをしてきます。 長野、寒いだろうなぁ~。