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元日恒例の星野富弘さんの詩を2024年もお届けします! ** 笑顔で挨拶を交わし 小さなことにもよろこび 嘘を言わず 悪口も言わず 全てのことに感謝し 人のしあわせを祈る 一月一日の気持ちを 皆がみんな 十二月三十一日まで 持ち続けていられたら 美しい国になる (詩 星野富弘『速さのちがう時計』偕成社、1992) この15年ほど、1月1日の ブログやフェイスブックでこの詩を紹介中です。 「一月一日の気持ち」を なんとか忘れずにいけたらいいですね。 以下は、今住んでいる下関にちなみ、 金子みすゞさん(1903-1930)の詩で、 年の初めに届けたい詩です。 「夢売り」 金子みすゞ 年のはじめに 夢売りは、 よい初夢を 売りにくる。 たからの船に 山のよう、 よい初夢を 積んでくる。 そしてやさしい 夢売りは、 夢の買えない うら町の、 さびしい子等の ところへも、 だまって夢を おいてゆく。 (「金子みすゞ童謡全集」JULA出版局) 2023年はみすゞさんが下関にやってきて 100年のメモリアルイヤーでした。 書店の店番をしながら、詩を書く。すてきですね。 2024年は1月1日から
能登の地震からの幕開けとなりました。 世界がなんとか平和でありますよう。 それぞれのエックス、コツコツ取り組んで参りましょう。 2024年も何卒よろしくお願い申し上げます。 2024年1月4日 半農半X研究所 塩見 直紀 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.04 21:06:15
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