17歳のカルテ
『17歳のカルテ』(1999年/米国 原題:Girl, Interrupted)を見た。1967年。スザンナ(ウィノナ・ライダー)は大量のアスピリンを飲み自殺未遂(と思われる行動を)したため、精神病院に入れられる。自分は正常だと思っていたスザンナはこの環境に馴染めずにいたが、この病院の女性病棟のボス的存在であるリサ(アンジェリーナ・ジョリー)と仲良くなり、他の患者たちとも友だちになる。外の世界で同性の友人ができなかったスザンナはこの環境を居心地良く感じ始めるが、そんなとき、リサが退院した患者を罵り自殺に追いやる。スザンナは、リサはここでしか生きられないから強がっているののだ、自分はここから出なければならないと決心し、積極的に治療を受け、退院することができた。自身も精神病院に入ったことがあるというウィノナ・ライダーが原作に惚れ込み、映画化権を買い取り製作指揮をしたという作品。しかしリサを演じたアンジェリーナ・ジョリーの演技が絶賛され、オスカー(助演女優賞)まで獲ってしまったという作品。以下、感想を箇条書きに。・精神病院に入る人は、みな最初は「自分は正常なのに」と思うもんなんだろうか。・女性病棟を仕切っているリサが、『不良少女と呼ばれて』で少年院を仕切ってたモナリザ(伊藤かずえ)に見えた・・・って古いな、このドラマ(笑)。もちろん精神病院も少年院も入ったことないけど、なんとなく雰囲気が似てるんじゃないかと思った。・うーむ。リサがキョーレツだったなぁ。しかしアンジーは金髪似合わんっ!ウィノナ・ライダーの肌、白い!評価は、★★★ (満点は5つ)