ペルー旅行 ~6日目~
【6日目 : クスコ → ララヤ峠 → チチカカ湖(ウロス島) → プーノ】本日はクスコからバスでチチカカ湖へ移動。移動時間はなんと約8時間!!!飛行機という手段もあるのだけれど、チチカカ湖の標高はクスコより500m高く、3800m以上。飛行機でいきなり行くと、高山病になるリスクが高まるため、バスでの移動となった。途中、標高4,335mの、ララヤ峠(→)で写真撮影。幸い、私には高山病の諸症状が現れなかった。添乗員さんの助言により、水分をいっぱい摂ったせいかしら?ちなみに、高山病には、コカ茶(←)がいいと言われているけれど、私は苦手でほとんど口にせず。味というより、ニオイが強烈すぎて。なお、ペルーではコカ入りキャンディーなど普通に売られていたけれど、米国や日本に持ち帰ると捕まりますのでご注意を。午後3時前に、ようやくチチカカ湖畔のプーノに到着。私たちが泊まるホテルは、湖畔に建っていて、専用の船着場があったので、そこからモーターボートでチチカカ湖に浮かぶウロス島へ(チチカカ湖は琵琶湖の12倍の広さがある大きな湖。このウロス島は湖の端っこにある)。このウロス島は、ひとつの島ではなく、50くらいの島が集まっていて、その島というのがトトラという葦でできている浮き島。「どうして葦で人間が生活できるような島ができるのだろう?」という私たちの疑問には、島にある模型が答えてくれていた(←)。葦の根っこが集まったもの(写真では茶色い土の塊に見えている)をいくつかロープで固定し、葦を何重にも重ねて島ができるとのこと。古くなると新しい島を作り、古い島には人間は住まず家畜を育てたりしているそう。島には小学校や教会があり、浮き島なのにとうもろこし畑などもある(土は、プーノなどの町から運ぶ)。住んでいる人の家(これももちろんトトラでできている)の屋根にはソーラーパネルがあったりして、島でテレビも見ることができるとのこと。島での生活は、昔は物々交換が基本だったとのことで、デモンストレーションをやってくれました(→)。写真の真ん中の女性は山のほうからやってきた人という想定で、広げられた商品の中には、いわゆるフリーズドライ(?山岳地方は冬は非常に寒いので乾燥させるとこのようになるらしい。)したジャガイモ・トウモロコシやキアヌという雑穀などがあり、ウロス島のトトラ(葦)や鱒などと交換するようだった。この写真の後ろにちょっと写っているのは、おみやげもの屋さん。最近は、観光客におみやげを売ると現金収入が得られるため、島が分割されてどんどん増えているのだとか(島はロープを外せば簡単に分割できる)。さらに、トトラで作ったバサラと呼ばれる船に乗って、違う島に移動(↓)。葦でできていると思うとちょっと不安だけど、意外と乗り心地は良かった。バサラの寿命は2年程度らしい。午後の遅い時間とはいえ、標高が高い=太陽に近いせいで日差しが強烈で、かなり日焼けをしてしまった反面、風が吹くとけっこう寒かったり・・・チチカカ湖に行く人は、重ね着で調節できる服装で!