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ごったニメーションblog

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機動戦士ガンダムSEEDその3

第1~22話までのレビューはこちら
第23~39話までのレビューはこちら

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PHASE-40「暁の宇宙へ」

オーブの会談要求に応じず、再攻撃を始める地球軍。オーブにもはや勝ち目はない。しかし、それでもキラは出撃する。「大切なのは何のために戦うことだよ。だから僕も行くんだ。」キラの言葉に揺れるアスラン。
アスラン「俺はあいつらを死なせたくない。」
ディアッカ「珍しく・・てか初めて意見が合うんじゃねえか。」
ディアッカの言葉にも驚かされたアスランであった。

地球軍の3人組は、フリーダム、ジャスティスの登場を心待ちにしていた。フリーダムのお出ましに、待ってましたと言わんばかりに攻撃しまくる。3機の前に苦戦を強いられるキラ。そこに、ジャスティスも登場。「俺たちにだってわかってるさ。戦ってでも守らなければならないものがあるくらい!」

キラ、アスランが健闘しているとはいえ、オーブは劣勢状態にあった。カガリも出撃しようとする。自分だけここに居てられないと。「指揮官がもと場を離れてどうする!いい加減学びなさい!!」悔しさのあまりに泣くカガリ。「泣くのもだめです!!」キサカは叱責した。そしてウズミはオノゴロを放棄し、残存部隊をカグヤに集結させることを決めた。

戦闘の模様をこっそり見ていたクルーゼ、イザーク一行。新型ガンダムのことを気にしている様子。と、イザークはクルーゼにフレイのことを尋ねる。クルーゼは言う。「私は鍵を探していた。そして拾ったのだ」と。フレイは下着姿で―ってもしや、いや考えるのはよそう―寝ていた・・。

地球軍3機とキラ・アスランの戦いは続いていた。しつこく粘るオルガら。が、エネルギー切れ・・。そしてまたしても内紛。アズラエルもあきれる。

オーブを放棄することを決めたウズミ。脱出の準備を進めるAA。カガリはウズミに共に脱出するよう説得する。一方のアスラン、「軍の命令に従って、敵を撃つ。それでいいんだと思っていた。でも、俺たちは何とどう戦わなければいけなかったんだ?」
キラ「一緒に行こう、アスラン。みんなで一緒に探せばいいよ。それもさ。」アスランは意を決した。

そのとき、地球軍のガンダムが迫ってきた。フリーダム、ジャスティスが出撃する。一方、カガリはまだ説得を続けていた。しかし、ウズミに無理矢理連れて行かれる。「思いを継ぐもの無くば、すべて終わるぞ!!なぜそれがわからん!!」激昂するウズミ。

AAは飛び立った。あとはクサナギとフリーダム、ジャスティス。クサナギのところに連れてかれたカガリ。
ウズミ「そんな顔をするな。オーブの獅子の娘が。」
カガリ「でも・・・。」
ウズミ「父とは別れるが、お前は一人ではない。」そう言って一枚の写真を取り出す。そこには二人の赤ん坊を抱えた一人の女性がいた。「兄弟もおる」
写真の裏には・・・「Kira,Cagalli」の字が・・・。二人は兄妹だったのだ。 ウズミ「そなたの父親でよかったよ・・。」扉が閉まる。カガリは泣いて、ドアごしにウズミに呼びかける。しかし、その声が届くはずも無く、クサナギは飛び立った。

クサナギの援護に入るフリーダム、ジャスティス。そして、フリーダムはクサナギに捕まる。手をかざし、ジャスティスの手をつかもうとする。その間にも、地球軍ガンダムの攻撃が迫り来る。必死でジャスティスを掴もうとするキラ。フリーダムの手に捕まろうとするアスラン。そして、ようやく手を握り合わせ、フリーダムはジャスティスを引っ張る。互いに顔を合わせる2機。(この演出はなんてイイんだ!!さすがは米たにヨシトモ。)二人は息を合わせ、全弾発射!!地球軍3機を振り切り、そして宇宙へ・・・。

クサナギを見送ったウズミ。「種はとんだ。これでよい。オーブも世界も、奴らのいいようにはさせん!」スイッチを押して、マスドライバーごとカグヤを自爆。(また核爆弾風・・・。)ウズミは火の中に消えていった。

カガリ「お父様ーーーーーー!!!!」

そして新ED「FIND THE WAY」が流れる。今回はいいストーリでした。



PHASE-41「ゆれる世界」

いよいよ物語は佳境へ。OPが「Realize」に変わる。 父を失い、傷心のカガリ。彼女のもとに、キラ、アスランが駆けつける。カガリはただキラの胸元で泣くしかできなかった。兄弟であるキラの・・・・。

クサナギ、AAは物資補給のため、プラントコロニーL4に向かうことになった。が、フラガはアスランに対し、厳しく問いかける。自ら属していたザフトと戦う覚悟があるのかと。アスランにはまだ、何が正しくて、何が間違っているのか、何がわかっていて、何がわかっていないのか、それすらわからない状態だった。しかし、彼の望んでいる世界は皆と同じだった。

一方のプラント。ラクスは国家反逆罪で追われ、隠密行動をとりながら、反戦活動を行っていた。そして、父のシーゲル・クラインはザラ派の軍兵の攻撃にあい、死亡。(しかし、『水の証』流れている最中に、撃たれるところ出していいのかなあ

ラクスの反戦活動に対し、ザラもまた演説で自らの理念を通そうとする。その演説を、一人でコーヒーを飲みながら聞く一人の男の姿が・・・・。この男は、まさか・・・。

地球軍(ブルーコスモス)のアズラエルは、フリーダム、ジャスティスを追って宇宙に出ることを決める。当然、あのイカれた奴らも・・・。狙いはニュートロンジャマーキャンセラーか・・・。

失意からようやく落ち着きを取り戻したカガリだったが、やらなければならないことがあった。キラに、ウズミから渡されたあの写真を見せる・・・・。兄弟という真実をいまだに信じられないカガリ。当然、キラも信じられなかった。泣くカガリに、キラは言うのだった。「もし、そうだとしても、カガリのお父さんはウズミさんだよ・・。」

クルーゼ、イザーク、そしてフレイはプラントに向かう輸送船の中にいた。敵であるコーディネーターに取り囲まれた環境に対する戸惑いからか、それとも恐れからか、フレイは怯えていた。そんな彼女に、クルーゼは言う。「私がちゃんと君が守る。だから安心したまえ、フレイ。」フレイはクルーゼの声に、亡き父親の面影を浮かべたのだった。

地球軍・月面基地。そこには、アークエンジェル級二番艦ドミニオンの姿があった。そして、その艦長にはナタル・バジルールが就いた・・・。



PHASE-42「ラクス出撃」

父の真意を確かめるべく、プラントに戻ろうとするアスラン。「俺が戻らなかったら、ジャスティスはお前がつかってくれ」とディアッカに言うものの、「いやだね。あんなものにはお前が乗れよ。」それは無事に戻って来いというディアッカの望みであった。アスランの身を案じるカガリ。それでも、アスランは向かった。父の元へ。

プラントでは、マリュー・・・じゃなかったエザリア・ジュールの演説が行われていた。(声似すぎてるよ・・三石さん。)パトリック・ザラは、密かにある男との密談を交わしていた。アイシャの写真(っていうかセミ・ヌード・・・)を前に話すあの男と・・・。クルーゼは、ニュートロンジャマーキャンセラーの情報を入手していた。(フレイはすっかりクルーゼの秘書役に・・・)クライン派は、シーゲルの死後も活動を続けていた。そして、そろそろ計画を実行に移すときが・・・・。ハロ「ミトメタクナイ!」こいつも三石さんなんだよなあ・・・。ついでにダゴスタもディアッカだ・・・。

アスランとキラは、ヤキン・ドゥーエに着こうとしていた。アスランは、キラにAAに戻るように言う。キラはアスランにこう言った。「君も僕も、まだ死ねないんだ。」(そうだよなあ、まだ最終回じゃないし・・・っておい。

父パトリックのところに着いたアスラン。彼は父に、この戦争に対する真意を問う。力と力でぶつかり合って、本当にこの戦争は終わるのかと。パトリックは言った。

「終わるさ。ナチュラルどもがすべて滅びれば、戦争は終わる。」

その言葉に驚愕するアスラン。さらにフリーダムとジャスティスの居場所を詰問される。自分の父に銃口を向けられて・・・。父に襲い掛かろうとするアスラン。しかし、囲んでいた兵士に撃たれ負傷してしまう。

連行されるアスラン。しかし、兵を蹴り飛ばし逃走。驚いたのは、ダゴスタだった。実はアスランがなぎ倒した兵はクライン派だったのだ。「もう段取りがめちゃくちゃだ。」ダゴスタらの協力で、逃走に成功したのだった。そして、ザフト新型艦には、あの男、そうバルドフェルドがいた。新型艦は、クライン派が占拠。そして、ラクスもそこに現れる(殿様風ファッションで・・・)。「エターナル、発進してください。」主砲発射でゲート破壊、発進。ダゴスタ、アスランも合流。

「ようこそ、歌姫の船へ」

その後、ヤキンの防衛軍の攻撃受けるも、フリーダムの協力もあって、なんとかその場を乗り越える。一時の拠点としたスペースコロニー・メンデルに着き、ここにオーブ、地球軍、ザフトの3艦が集結したのだった。無事に戻ってきたアスランに安堵を見せるカガリ。そして、ラクスはキラとの再会を喜んでいたようだった。が、その後・・・・

「父が・・・・死にました・・・・。」

これまで抑えてきた悲しみを、キラの前で流した。ここにもまた、最愛の父を失ったものが一人・・・。その様子を悲しげに見るカガリ。そして、苦しく思うアスランだった・・・。



PHASE-43「立ちはだかるもの」

ナタル艦長率いるドミニオンに、アズラエルらが合流することになった。そして、かつての戦友たちのいるAAを追うことになった・・・。一方のザフトは、クライン派のエターナルを追っていた。そんな中、クルーゼは戦場での疲れを隠しきれないでいた。そして、言うのだった。「早く終わらせたいと思うのだがね、こんなことは。そのための最後の鍵は手にしたが、ここにあったのではまだ扉は開かんな。早く開けてやりたいものだがね。」

ナタルはクロト、オルガ、シャニのデータを調べていた。彼らはみな生体CPUとして、装備として扱われている存在だった。それを複雑に思うナタル。そしてアズラエルから、艦長の上には、この戦争について指揮する人間がいると釘を刺された。

一方のL4では、補給作業に追われていた。飛んでくるハロを突っつくバルドフェルド。フリーダム、ジャスティスは、専用艦であるエターナルに配備することになった。そのL4に近づくドミニオン。その情報はもちろんAAにも伝わった。すぐさまAA、クサナギ発進。AAの姿が、ドミニオンの前に現れる。すると、ナタルは交信を始めた。驚きを隠せないAAの面々。ナタルはマリューらに降伏を促すのだった。しかし、

マリュー「アラスカのことだけではないのよ。私たちは地球軍そのものに対して疑念があるのよ。よって、降伏、復隊はありません!」

拒むマリュー。そして、すぐさまアズラエルはカラミティらを出撃させるのだった。むろんフリーダム、ストライク、ジャスティス、バスターも出撃。

ナタル、早口で攻撃指令。キラほどではないが、ナタルもこんなに早口でよくできますなあ。一方、クサナギは・・・ケーブルに絡まる。(オイオイ・・・。)急いでクサナギのところに向かうアスラン。アサリが、ケーブル線切っている間にも、フォビドゥンの魔の手が・・・。しかし、これをアスランが阻止。
アスラン「何をやっている、急げ!!」
って、年上にそんな言葉遣いいいのか?それはおいといて、地球軍とAAの激しい攻防戦が続く。その様子をこっそり見ていたクルーゼ。イザークと共に、潜入を試みることにした。そして、フラガの頭にニュータイプのあの音が・・・(フラガはニュータイプだったのか・・・。)クルーゼのところに向かうフラガらであった(って、AAの援護しなくていいのか???

ナタルのドミニオンの前に苦戦を強いられるAA。キラが何とか援護に入るものの、AAは被弾。ドミニオンはターゲットをフリーダム一本に絞った。迫り来るドミニオンの砲撃。フリーダムは一体どうなる????



PHASE-44「螺旋の邂逅」

わけあって後日更新。


PHASE-45「開く扉」

「ここは禁断の聖域。神を気取った愚か者たちの夢の跡。」だというクルーゼ。キラは「人類の夢。最高のコーディネーター。その願いの下に開発されたヒビキ博士の人工子宮。それによって生み出された唯一の成功体」であった。そして彼こそキラの本当の父親であるということも・・・。

クルーゼはなおも語る。「人類最初のコーディネーター、ジョージ・グレン。奴のもたらした混乱は、どこまでその闇を広げたと思う?あれから人は、一体何を始めてしまったのか知っているのかね?」

「目はブルーがいいなあ。髪は緑色で。」
「子供には才能を受け継がせたいんだ。」
「流産しただと・・・せっかく高い金出して、遺伝子操作したっていうのに・・・・。」
「目の色が違うわ!!!!」


うわあ、聞いただけで恐くなってしまう。命を自らの欲望で扱っていいものなのか・・・・。現実の未来の世界がこんなことにならなきゃいいが・・・。そしてヒビキ博士は、人工子宮を開発する。自らの息子を実験体にして・・・。「命は生まれいづるものよ。作り出すものではないわ。」母親は訴えるも、ヒビキ博士は聞き入れなかった。

「何を知ったとて、何を手にしたとて、何も変わらない!そしてねたみ、憎しみ、殺しあうのだ。ならばぞんぶんに殺しあうがよい。それが望みならば。」「私にはあるのだよ! この宇宙でただ一人、人類をさばく権利がな!」そして、衝撃の事実をムウに語る。自分がムウの父の「できそこないのクローンである」と。

一方のドミニオン。「ここは戦場です!失敗は死を意味します」
「ビジネス界だって同じですよォ。貴女って、もしかして確実に勝てる戦しかしないタイプ?」「それもいいですけどねェ。ここってときには頑張らないと勝者にはなれませンよ。ずっとこのままじゃいられないんだ、頑張ってくださいよ、虎穴に入らずんば虎児を得ずってね」
アズラエルに翻弄されるナタル。彼女はもはや出撃準備をするしかなかった。

そして、ディアッカとイザーク。ここでイザークはディアッカから、キラの存在とキラとアスランが親友だったことを知らされる。「あいつら見て、アラスカやパナマやオーブを見て、そんでもザフトに戻って、軍の命令どおりに戦うなんてこと俺にはできねえよ。」彼の脳裏にはミリアリアの姿が思い浮かんでいた。

クルーゼが自分の父のクローンだと信じられないムウ。そして、

「まもなく最後の扉が開く!…私が開く!そしてこの世界は終わる!この果てしなき欲望の世界は!そこであがく思い上がった者達、その望みのままにな!」

「そんなこと、させるもんか。」キラは、落ちていた破片を投げつける。そして、仮面に命中。仮面の下には、一体何が見えたのか?キラ、ムウ・・・・。

「貴様らだけで何ができる?もう誰にも止められはしないさ!この宇宙を覆う、憎しみの渦はなァ!」

そう言って立ち去ったクルーゼ。それに合わせ、イザークとディアッカは別れた。「できれば、お前とは戦いたくないがな」そして、キラたちもAAのところに戻っていった。艦に戻ったクルーゼは薬が切れたのか苦しんでいた。いつものカプセル飲んで、替えの仮面装着・・・ってなんでそんなにあるんだよ?おい。すぐさま彼は狂気に満ちた声で、ヴェサリウスの出撃を命じた。そして、フレイにも・・・。「届けてくれ、最後の扉の鍵を。それが地球軍に渡れば、戦争は終わる」と。

クルーゼは通告した。本艦で拘留中の捕虜を返還すると。次回に続く。



PHASE-46「たましいの場所」

地球軍とAAの攻防戦は続く。そしてクルーゼ隊は、エターナルを目標に攻撃を仕掛ける。クルーゼ発進と同時に、フレイの乗ったポットが射出される。怯えるフレイ。エターナルはクサナギとともにザフトを迎え撃つ。

キラはいつもと様子が違っていた。至る所で戦火が広がる。「ならば存分に殺しあうが良い。それが望みならば。」クルーゼの言葉が頭をよぎる。
エターナルはついにヴェサリウスの突破を試みることに。と、そのとき、AAに少女の声が・・・・フレイであった。その声は、当然キラの耳にも・・・。

「鍵を持ってるわ、私。戦争を終わらせるための鍵を。だからお願い。」

彼女の声を聞き、ポットのところに向かうキラ。しかし、彼の身にレイダー、フォビドゥンが襲いかかる。そして頭部が破壊される。(初めて種弾け状態で苦戦・・・。)一方のアズラエル、フレイのもつ鍵に興味を示していた・・・。

フレイのところに向かおうとするキラ。しかし、彼はボロボロだった。ついにアスランに止められ、その場を退くことに・・・。「僕が傷つけた。僕が守ってあげなくちゃいけない人なんだ・・・。」自らの真意を吐露するキラであった。フレイはドミニオンに引き取られた・・・。そのころ、ヴェサリウス突破を図っていたエターナル。ヴェサリウスを見事に撃沈。そしてその様子を見ていたアスランとディアッカ。今はザフトから退いた身とはいえ、かつての上官、アデス艦長に敬意を示したのだった。そして、アデスもまた同様に・・・。ヴェサリウスは破壊した・・・。

ドミニオンにたどり着いたフレイ。アズラエルに「戦争を終わらせるための鍵」を渡す。そして、ナタルとの再会。「久しぶりだな、フレイ・アルスター。大丈夫か?」ナタルの言葉に、安心しきったのか彼女の胸元で泣いたフレイだった・・・。(久しぶりだな、ナタフレ・・・。)そして、アズラエルはフレイから渡された「鍵」を見ることに・・・・。その中身は・・・・フリーダム、ジャスティス。そしてニュートロンジャマーキャンセラーの入ったデータであった。「ハハハハハハハハハ、ハハハハハハハハハハ。い、ヤッタアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーー」喜びを全身で表すアズラエルだった。

エターナルに戻ったキラとアスラン。疲労困憊のキラ。そこにラクスが現れる。ラクスの顔を見るキラ。が、そこにフレイの姿が現れる・・・。「ごめん・・・」そう言ってキラは倒れた・・・。

キラの寝室にカガリも駆けつけた。そしてキラは目覚める。が、またしてもラクスがフレイに・・・・(ってフレイのあれはいつごろのやつだ?ま、まさか、あの時の・・・・。)。キラは目を閉じて、落ち着きを取り戻す。起き上がるキラに、カガリが持っていた二枚の写真―カガリがウズミから渡されたあの写真―が視界に入る。それを見て、苦しむキラ。それを察知したアスランは、カガリを連れ部屋を出た・・・。「今はちょっと待ってやれよ。」「なんだかアイツ、ボロボロだ・・・。」(ちなみにここでようやく、アスランはフレイの存在を知る。)

部屋に二人きりになったキラとラクス。「大丈夫。僕、もう泣かないって決めたから。」そんなキラに、「泣いていいのですよ。だから人は泣けるのですから・・・。」それを聞いたキラは、ひたすら泣いた・・・・。

「キラには悲しい夢が多すぎます。でも、ここにいるあなたが、すべてですわ・・・。」彼女はまるで母のごとく、キラを慰めていた・・・。

「みんなが泣いているみたいだな・・・・。」アスランはそうつぶやいた。



PHASE-47「悪夢は再び」

Nジャマーキャンセラーを手に入れてから2ヶ月。(公式年表ではそうなっているのよね・・・。その間にAAとかは何やっていたんでしょうか・・・。)地球軍は、アズラエルに操られるままに、ボアズへの総攻撃を決意した。そして核を使うことも・・・。

ボアズへの侵攻が始まり、動揺するプラント。(ってイザーク、ジュール隊隊長になっていたのね・・・。)ドミニオンも、あのイッちゃってる三人を出撃させる。ザフト軍を雑魚のように蹴散らす。(ちなみにフレイは2ヶ月の間に昇進して、ドミニオンに配属された。軍服はあのピンクのではなく、正規ので)そして、ピースメーカー隊が発進した。(ってどこがピースメーカー=「平和の創造」なんだか)「青き清浄なる世界のために」。次々と発射ボタンが押されていった・・・・。

月艦隊のボアズ侵攻は、エターナルにも伝わった。それもあのジャンク屋経由で。あの黄色い艦がそうだ。さすがにロウは出てこなかったか。「アストレイ」参照のこと。)

まばゆい光と共に、崩壊するボアズ。プラントに衝撃が走る。一方のドミニオン、ナタル、フレイですらショックを受けていた。「アズラエル理事は、いくら敵軍に対してでも、核を撃つことを何とも思われないのですか?」
「勝ち目のない戦いに、死んでこいって自分の部下たちを送る人たちよりも、僕の方がよっぽどやさしいと思うけど・・・・・。」

怒りに震えるザラ議長。クルーゼと共にヤキン・デューエに向かった。ジェネシスを準備するために。

エターナルにも衝撃は伝わった。発進する3艦隊。その中でムウは(さすがに2ヶ月もすれば、傷は治るか)、クルーゼに対する怒りをあらわにしていた。キラ、アスランらは出撃準備に入る。
キラ「プラントも、核撃ってくると思う?」
アスラン「父が正気なら、まさかと思うが。今は、わからない。」
キラ「何でそんなものがあるんだろうね。核兵器なんてさ。モビルスーツも銃も同じだけど。」

そのころ、ドミニオン。ナタルは一人思い悩んでいた。そこにフレイが現れる。(またしても、ナタフレ、桑島法子ショーの始まりだあ(笑)。この場面のアフレコ現場はどんなものだったか。やっぱり続けてやっているのだろうか?だとしたら、すごいテクニックだ、桑島さん。)どうしても、AAに会いたい一心で、前線に出たフレイ。キラと皆と会って、話がしたかったからと。
ナタル「この先、戦闘はますます激化する。さっきのような光景も」
フレイ「あの人、これで戦争は終わるって言ったのに。」
ナタル「確かに終わるさ。敵であるものをすべて滅ぼせばな・・・。確かに・・・終わるのだ・・・。」

「ナチュラルどもの野蛮な核など、もうただの一発とて、我らの頭上に落とさせてはならない。『血のバレンタイン』の折、核で報復しなかった我々の思いを、ナチュラルどもは再び裏切ったのだ。」イザークママ、エザリア・ジュールの演説が行われる。(ってこの人が演説していると、マリューが演説しているように聞こえてしまう・・・・。そりゃ、声優同じだし。三石琴乃さん・・・。ついでにピンクハロもこの人だ。このアニメ、二役三役が多いこと・・・。)そして再び両軍の攻防戦が始まる。当然 、ピースメーカー隊も・・・。

ラクス「核を、たとえ一つでもプラントに落としてはなりません。撃たれるいわれなき人々の上に、その光の刃が突き刺されば、それはまた果てない涙と憎しみを呼ぶでしょう。」「私たちは、間に合わなかったのかもしれません。平和をさけびながら、その手に銃を取る。それもまた悪しき選択なのかもしれません。でも、どうか今、この果てない争いの連鎖を断ち切る力を。」
ついにミーティア登場。フリーダム、ジャスティス、ミーティア装着で「Meteor ―ミーティア―」流れる。やっぱりそう来たか・・。

地球軍とザフトの攻防戦は激化する。イザークは必死に戦う。しかし、プラントに核の嵐が迫る。
イザーク「あのミサイルを落とせ!!プラントをやらせるなああああ!!!」叫ぶ、イザーク。 ピースメーカーへ攻撃しようとするザフト軍。しかし、それをオルガ、シャニが阻止。「だめだよ、あれは。綺麗なんだぜ。」

もうだめかと思った瞬間、フリーダム、ジャスティス、素早い速さで登場。すかさず全弾発射。核を寸前で、爆破させる。
ラクス「地球軍は直ちに攻撃を中止してください。あなたがたは何を撃とうとしているのか、本当にお分かりですか?」

そのラクスの叫びの一方、ヤキン・デゥーエではジェネシスの準備が整いつつあった。ミラージュコロイドが解除され、フェイズシフトが展開。ジェネシスが姿を現す。
イザーク「下がれ、ジャスティス!フリーダム!ジェネシスが撃たれる!!!」

ザラ議長「この一撃が、我らコーディネーターの創生の光とならんことを」

ジェネシスが放たれた。一体、世界はどうなるのか????



PHASE-48「怒りの日」

ジェネシスの放った光線は、地球軍に大きなダメージを与えた。その凄まじい威力にショックを受けるキラたち。ザフト軍内部の人間でさえも驚かせた・・・。

ザラ議長「傲慢なるナチュラルどもの暴挙を、これ以上許してはならない! プラントに向かって放たれた核。これはもはや戦争ではない。虐殺だ!!!そのような行為を平然と行うナチュラルをわれわれは決して許すことはできない!!!

ザラの叫びが戦場に響く。そして怒りに燃えるザフト軍兵。引き上げる地球軍に対しても、銃口を向ける。それを止めるキラたち。ザフト軍はザラの演説によって、その士気を高めていった・・・。

一方のアズラエル。怒り狂っていた。そして残存部隊で再度の総攻撃を指示。それに対し、反発するナタル。しかし、彼の耳はそれを受け付けなかった。

アズラエル「ムチャでもなんでも、絶対に破壊してもらう。地球が撃たれる前に!!!!!!

エリカ・シモンズの分析で、ジェネシスは巨大なガンマ線レーザー砲で、その威力は地球上の生物を一掃させるほどのものだという。ゲ、ゲッ・・・。そんなもの、一体どうやって作ったんだ?隕石よりヤバイではないか。

バルドフェルドは言う。「戦場で、初めて人を撃った時、俺は震えたよ。だがすぐ慣れると言われて、確かにすぐに慣れた。」核のボタンもそれと同じなのかというマリューに対し、彼は言った。「違うか?人はすぐ慣れるんだ。戦い、殺し合いにも・・・・」
キラ「核にもあの光にも、絶対に互いを撃ち合わせちゃだめだ。そうなってからじゃもう、すべてが遅い。」キラの一声に、一同は決意を固めた。

地球軍艦隊は進撃を再開した。戦闘配備をとるエターナル。出ようとするキラに、ラクスが寄ってくる。ラクスからキラに渡されたのは、一つの指輪。

ラクス「帰ってきてくださいね。わたしのもとへ・・・。」切なそうに見送るラクスに、キラは頬にキスをした。フリーダムを渡されたときのお返しのように・・・。「キラ・・・」

一方、アスランとカガリ。ストライクルージュの準備が整い、今度は自分も出るというカガリ。驚き、不安を覚えるアスラン。その彼にカガリは言った。

カガリ「できること、望むこと、すべきこと。みんな同じだろ。アスランも、キラも、ラクスも。わたしもさ。戦場駆けてもだめなこともある。だが、今は必要だろ、それが。」「そんな顔をするな。わたしより、お前の方が危なっかしいぞ。死なせないから、おまえ・・・」
アスラン「カガリ・・・」
カガリ「弟かもしれないアイツも・・・」
アスラン「弟?兄さんじゃなくて?」
カガリ「ありえん!あいつが弟だ!」
アスラン「ふ、そうだな・・」そしてアスランは、カガリをハグする。
アスラン「カガリに会えて、よかった・・・・。」「君は俺が守る・・・。」地球をバックに、口づけを交わす二人であった・・・。

両軍はついに戦闘を開始。出撃準備に入る各機。
ディアッカ「ジェネシスと核と、戦いながらどっちも防げってさ・・・」
ミリィ「じゃあ、やめれば。」通信を切るミリィ。しかし、すぐさま通信を入れる。
ミリィ「うそよ。ごめん。気をつけて・・・。」
ディアッカ「サンキュー。」

そして、ムウのもとにも・・・・マリューが来た。コクピットから降りるムウ。マリューの胸元には一つのペンダントが・・・。ペンダントを開けて見るムウ。
ムウ「MA乗りだった・・・」

マリュー「ええ・・。」
だ、誰なんだ?元恋人か?それか父親か?父親だとしたら、ああセカンドインパクトで亡くなった・・・ってそりゃ「エヴァ」のミサトだ。(またしても声優ネタ。「次回もサービス、サービス。」
ムウ「大丈夫。俺はすぐに戻ってくるさ。勝利と共にね。」
この二人も口づけを交わした。(でも、それもむなしく・・・・ミサトと同じ目に遭う羽目に・・・・)そして、モビルスーツの5機は、飛び立っていった。

ジェネシスの射的目標は、地球軍の月面基地に向けられた。そして、クルーゼも出撃する。彼が乗るのは、専用ジンではなく・・・・モビルスーツ。「あの男にできて、私にできないはずはない。ラウ・ル・クルーゼだ。プロビデェンス、出るぞ!」

またしてもジェネシスが放たれた。そして、同じくプロビデェンスも出撃。さあどうなる?


PHASE-49「終末の光」

ジェネシスの2射目が月面基地に向けて発射された。地球軍、身体膨れて即死。ひでぶ、あびゅ、あべし・・・・。基地は一瞬にして消滅した。(って地球上の生物を死滅させるほどの威力だったら、基地どころが月まるごと崩壊してもおかしくはないのだが・・・・。)再度の悲劇に、驚きを隠せない一同。地球軍は艦隊の半数を失った。そして両者の攻防戦は、ますます激しくなる一方だった。

アズラエルはそれでも、ピースメーカー隊の出撃を指示。これにナタルは反発する。その彼女に、アズラエルは銃口を向ける。「自軍の損失は最小限に、そして敵には最大の損害。戦争ってのはそうやるもんだろ・・・・。」

ナタルの脳裏には、マリューの言葉が浮かぶ。「アラスカのことだけではないの。私たちは地球軍そのものに対して疑念があるのよ。」そして、自らの信念。その葛藤に苦しんでいた・・・。

地球軍の核攻撃隊がプラントに向かってくる。阻止に向かうキラ、アスランたち。そしてイザーク隊も。キラ、アスラン種はじけて、一気に攻撃。阻止しようと、レイダー、カラミティ、フォビゥュンが迫り来る。イザーク、ピンチ。しかし、ディアッカが助太刀に入る。

一方のAAは、ドミニオンを追撃。動かないナタルに対し、命令を出すアズラエル。どうしようもなく、ナタルは攻撃指示を出す。共に撃った砲撃が共に命中、相撃ちに。その振動で、マリュー、ナタル、フレイの胸が揺れる揺れる。(ってマリューはわかるが、ナタル・フレイはそんなに胸あったか?)ムウは、ニュータイプ音出て、クルーゼのところへ。そのクルーゼは、自らの望みどおりになりつつある状況を喜ぶかのごとく、笑った。

攻防戦は続く。アストレイ三人娘、撃沈。うわあ、あっけなく・・・。。カガリ、怒りに燃え種はじける(って、え?ナチュラルでも弾けるの?SEEDの謎がまた一つ増えた・・・。)

クロトの容赦ない攻撃がアスランに迫り来る。必死に戦うアスラン。
「なんなんだよ、お前たちは。なに必死にやってるんだ!!」
「お前たちこそなんだ!一体何のために戦っている!!」
「そんなこと俺は知らないね。やらなきゃやられる。そんだけだろうがーーー!」
「なに?」
「やられないけどね。」

カガリにもシャニの攻撃が・・・。やられると思った瞬間、イザークのデュエルが阻止。(ってカガリを守るのはアスランじゃないのかよ、おい?あの約束は・・・・?)イザーク、渾身の力でシャニを撃破。男を見せたか、イザーク。そしてキラは、オルガを撃破。これもあっけない死に方ですこと・・・。そんでもって、イザークはサザーランドの乗った艦も撃墜させる。もはや地球軍の敗北は決定的に。

そのころ、ムウとクルーゼ。(またしてもニュータイプ)プロビデェンスのファンネル攻撃に、ムウ苦戦。
「これが望みか、貴様の。」
「私のではない。これが人の夢、人の望み、人の業。他者より強く、他者より先へ、他者より上へ」
「ふざけるな!!」
「競い、ねたみ、憎んで、その身を食い合う。」
「貴様の理屈だ!思い通りになど・・・」
「すでに遅いさ、ムウ。私は結果だよ。だから知る、自ら育てた闇に食われて人は滅ぶとな!」
クルーゼのファンネル攻撃に、ムウは成す術がなかった。

ラクスは耐えぬ戦火の中で語る。 「わたくしたち人は、おそらくば戦わなくてもよかったはずの存在。なのに、戦ってしまった者たち。何のために? 守るために?何を? 自らを?未来を? 誰かを討たねば守れぬ未来。自分、それは何?なぜ? そして討たれた者にはない未来。では討った者たちは?その手に掴むこの果ての未来は・・・幸福? 本当に?」ラクスの目が変わった・・・。(種弾けたのか?)

地球軍への攻撃を一段落終え、キラ、アスラン、カガリはジェネシスに向かう。そして、クルーゼのファンネルで被弾したムウのストライクが帰還する。その隙を狙って、攻撃を命ずるアズラエル。これにフレイ、AAに回避を呼びかける。アズラエルは、フレイを殴る。そして銃口を向けようとするが、これをナタルが阻止。そして必死に抵抗する。
「総員、退艦しろ!!」「急げ!アークエンジェルへ!!」
ナタルの命令に、フレイらはその場を退いた。ナタルは残り、抵抗を続ける。しかし、被弾する。それでも必死にアズラエルの暴走を止めようとする。

「あなたはここで死すべき人だ。私と共に。」被弾は続き、もはや彼女は傷だらけだった。アズラエルは、AAに照準を合わせる。そして発射。

「回避!」「間に合いません」AA、絶体絶命のピンチ。

そのとき、一機のモビルスーツが・・・・。ムウのストライクだった。ドミニオンの攻撃を防御。
「やっぱ俺って、不可能を可能に・・・・。」

ストライクは消滅した・・・。悲しむマリュー。そして、ドミニオンにローエングリンを照準。意識が朦朧とする中、ナタルは叫んだ。

「撃てーーーー!マリュー・ラミアス!!!!」

砲弾はドミニオンに当たり、そしてナタルはアズラエルを道連れにして、宇宙に消えた・・・。


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