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職場でワークライフバランスという言葉を聞いて、とっても気になっていました。
私が仕事を始めた頃は、女性の仕事とはあくまで腰掛であり、お茶くみやコピーをして、電話に出てニコニコしてくれていたらいいというような女の子扱いでした。結婚をしたら仕事を辞めて家庭に入る・・・というのが、当たり前でずっと仕事を続けるなんてことは考えられませんでした。 そのために、残業をしない日を作るので、花嫁修業をしなさいと会社から言われ、料理や着付けなどを習いに行ったりもしました。結婚をしたら、おめでとう・・・と寿退社となりました。 私自身、ずっと仕事を続けられるのであれば、続けて行きたいと思っていましたので、就職は何にも考えず、家から近いのとちょっと他よりお給料がいいという理由で決めてしまったことを後悔したのでした。 でも、就職がそれほどある時代ではなく、高卒女子は縁故があれば、それを利用して就職しましょうという時代。女性が一生働くなんていうのは、結婚しなければというのが前提だったのでしょう。 結婚しないで、20年以上仕事を続けている友人もいますが、失礼ながら企業と結婚してしまったのではと感じることもあります。(もちろん個人の自由なので、これから結婚することもあるでしょうし、本人がそれでいいというのであれば問題はナシなんですが) というわけで、久しぶりにワークライフバランスについての仕事をされている方のセミナーがあるというので、聞きに行ってみました。 小室淑恵さんという、とってもパワフルな方で、お子さんもいるというので、ちょっとびっくり。(とってもかわいい方で、独身のお嬢さんにしか見れなかったので) 就職活動寸前にアメリカにわたって、狭い世界の日本を見て、自分自身を変えていった話や若い頃、某企業に就職して、バリバリ働いてしまったことによって、イジメを受けながらも頑張ったという言葉が印象的でした。(就職活動中に40社も落ちたというのも、ハングリー精神があるなあと感じました) そんな就職氷河期時代でも、女性が活躍できる企業を選んで面接して、就職したという話を聞いて、先見の目があったなあと感心もしました。 その後、女性が子供を育てながらも仕事が出来る支援をしたり、女性の職場進出も変わったなあと感心しました。私があと10歳若く、こういう環境が整っていればなあ。 で、2003年から、各企業でも育児休暇制度を整えなくてはならなくなったそうで、そこから仕事が広がったそうです。(派遣先の会社でも、育児休暇や時間を短く働く制度が出来たと聞いたことがあります) 私が働きだした20年前では、考えられなかったことですが(それでも男女雇用均等法などが出来て、少しづつ女性も男性と同じように働ける制度が始まった頃)女性も働きやすくなってきたんだなあと感じました。 ただ、残念なのは(毒舌でごめんなさい)彼女の話し方が、どうしても、私が私が・・・という感じ(チャキチャキの江戸っ子さんだからでしょうか)が抜けないのが、ちょっと気になりました。言葉の端々に、なんとなく気になるニュアンスが残ったので。でも、それが彼女の良さでもあるんでしょうね。これくらいでないと、企業は成り立っていかないのかもしれません。 もう一人のゲストの藤沢久美さんの話(同年代&金融のプロなので)をもっと聞きたかったのですが、小室さんの話が主流で残念でした。彼女は聞き役だったので、半分は彼女の話にしてほしかったなあと感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.22 17:34:03
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