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カテゴリ:サンフレッチェ広島【2007】
・・・雨でした。(記録上Cloudyとなっていますが、実際は後半から雨でした) さすが広島のホームゲームです。 さて、今回は、先に結果から・・・。 ********************************************* 2007J.LEAGUE Division 1 4th Sec on 31 March 2007 at Hiroshima Big Arch 〔Attendance〕9.337 〔Weather〕Cloudy サンフレッチェ広島 1―3 横浜F・マリノス 〔Scorer〕 9Min. ウェズレイ(広島) 10Min. 大島(横浜F・マリノス) 46Min. 山瀬功治(横浜F・マリノス) 51Min. 大島(横浜F・マリノス) ********************************************* 〔Kerouac的MIP〕 なし ********************************************* どうでしょうか、このゲーム・・・。 どちらのチームにとっても良いゲームだったとは言えない・・・といった印象です。 スタンド観戦された方は、どんな感想だったのか聞きたいと思います。 前半は広島ペースでした。そして、先制点も広島でした。 J最速で通算3人目(外国人では初)の達成となる、ウェズレイ100ゴール目となる、先制点が生まれたのも自然の流れと言える展開でした。 しかし、彼のこの節目のゴールに花を添えるような結果にはなりませんでした。 1分後に、すぐにマリノスに追いつかれます。 右サイド田中隼磨の、アーリークロスに中央で、大島がヘディングで合わせて、あっという間に同点に追いつかれてしまいました。 先日のナビスコで得点を決めている大島は、アピールのチャンスとあって精力的に動いていました。 しかし、カウンターでもなく、広島ディフェンダーも揃っている中で、なぜ大島があそこまで自由に動けるのでしょう? 広島の先制後の単なる集中力欠如としか思えません。 その後も、ゲームは広島のペースで進むのですが、得点は入りませんでした。 特に前半40分の、ウェズレイからヒールで佐藤寿人に繋いでのシュートですが、テンポが一瞬おそかったので、ちょっと足元に入りすぎ、無人のゴール前をボールが通過していく形となったのが、痛かったですね。あそこでリードしていれば試合展開は変わったように思います。 マリノスは、攻め上がれば攻め上がるほど、ワイドにピッチを使えなくなり、中央へ中央へ入ってきて、前が詰まる・・・。他に攻め手を持っていない・・・そんな展開でした。 大島の同点ゴールは、そんな中、アーリークロスから生まれているので、この場面ではサイドを使った攻撃になります。(サイド攻撃と言うほどではない、本当にアーリークロスでしたが)この場面では、いかに広島ディフェンダーがボールウォッチャーだったか、安易に想像つきます。 もちろん、先制後の気の緩みを突いた、マリノスの作戦勝ちです。 とにかく、このマリノスの同点ゴールに対し、広島は決定機を逸して、前半を1-1で折り返してしまったことが、広島にとっては当たり前ですが、痛い結果となりました。 後半に入ると、広島は急に動きが悪くなります。 とはいえ、どうみてもマリノスが良くなったようにも見えません。 しかし前半決定機を外した広島に対して、わずかなチャンスから後半2得点したマリノスに軍配が上がりました。 ただ、得点に繋がる、繋がらないに関わらず、マリノスは1度も完全に広島ディフェンスを崩すことができませんでした。 鈴木隆行を外した布陣で結果を残したマリノスですが、次回以降は攻撃の形(とにかくワイドにピッチを使うこと)を整備しないと、勝ち星を積み重ねるのは、難しいな・・・と思います。 広島は前半のようなサッカーができていれば、ここまで情けない試合結果にはならないはずです。 今季の広島は「得点後」「後半開始後」の失点を毎ゲーム続けています。まずは場面が切り替わった際の、集中力保持が第一課題でしょう。 そして・・・もしかしたら重症かも?っていうのが・・・ なぜ、崩されてないのに、しかも人数足りているのに、失点しているのか?という点です。 ここを今一度考えないといけません。 失点時に、人数が足りていなければ「なぜ、そこにいないんだよ?」と、マークの確認、マークの受け渡し確認で解決していくことができます。 しかし、人は足りているわけです。 ということは、アタックゾーンに入ってこられた際に、最初に1対1で負けてシュートに繋がるパスを出させている。となり、 その後、さらにボールウォッチャーになっていること。としか言い様がありません・・・。 これを、修正するのは簡単なことではないかもしれませんね。 最後に守備という点では、マリノスのディフェンス中澤は、後半ものすごく存在感がありました。4枚のラインを統率し、何本ものセンタリングを撥ね返していました。さすが日本代表! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.03 19:33:07
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