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Kerouac

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2007.11.28
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既にこのテキストを書いている段階(2007.11.28)では、入替戦を戦う事が確実な状況となっている広島ですが、この11月18日の神戸戦の時点では十分入替戦を回避する可能性が残っていました。
しかし下記のような広島にとっては非常に厳しい結果となりました。

*********************************************
2007J.LEAGUE Division 1 32nd Sec
on 18 November 2007 at Hiroshima Big Arch
〔Attendance〕13.555 〔Weather〕Sunny
Sanfrecce Hiroshima 1-1 Vissel Kobe
〔Scorers〕
47Min. Hisato SATO(HIROSHIMA)
65Min. LEANDRO(KOBE)
*********************************************
〔Kerouac的MIP〕
なし
*********************************************

13.555人が詰め掛けたビッグアーチでしたが、またもや広島はサポーターの声援応える事ができませんでした。

071124神戸戦ビッグオーレ

下の写真は選手の入場シーンなんですが、選手がサポーターとハイタッチしながら入場してきます。今回はその列の端に赤い集団がいると思います。なんと広島東洋カープの選手たちでした。サンフレッチェの危機にカープの選手も応援に駆けつけてくれたようです。主力じゃない選手ばかりだったようですが、FA権で注目を集めている黒田選手もいました。

071118カープの選手も神戸戦

さてゲームの方ですが、神戸は元広島の選手だった松田 浩監督が率います。システムはオーソドックスな4-4-2スタイル。
当時、バクスターが広島の監督時代に使っていたシステムと同じです。
松田監督は、バクスターがJFL時代、神戸の監督に就任したときも広島から移籍して神戸の選手だったので、バクスターのサッカーを知り尽くしている監督です。
この4-4-2システムは、個々の役割が明確で、個人技で足りないものを組織で補う。というサッカーだと思います。
その組織と、個人の能力が見事に融合した1994年の1stステージは、このサッカーで広島はステージ優勝を果たしています。

今日の神戸も、4-4-2を起用してきました。
今シーズン中盤の25節の時点では13位まで順位を落としていた神戸ですが、26節の名古屋に勝つと、そこからこの広島戦までの7試合を6勝1敗で乗り切り、一気に降格争いから抜け出し順位も9位まで浮上しています。
これは4-4-2システムの役割が浸透し、メンバーを固定して戦えていることが大きな要因でしょう。連敗も喫したときも松田監督は、ほとんどメンバーを固定して乗り切ってきました。成績不振で責任を・・・と言われる寸前で、見事に結果を残し始めました。
ホームの広島は、逆に序盤7位にもつけていましたが、終盤になるに従って勝てなくなり、神戸とは対照的に、9月1日の24節(横浜FC戦)から勝ち星がありません(2分6敗)。

この勢いの差は、ゲームでも出ました。序盤から大きなサイドチェンジを多用し、マイボールになったときの茂木、石堰のサイドの上がり、そこからの数的な優位な組立。
非常に気持ちの良いサッカーでした。さらに前にキープ力と決定力とも持つ大久保がいます。サイドの上がりが遅れたときは大久保がキープして、サイドのスペースへボールを出す。ペナルティエリアが近ければ自らシュートする。というようにチャンスメイクも含め、確実に攻撃の核を担っていました。
大久保のミドルシュートがクロスバーに当たってゴールラインを割ったのにノーゴールと言う不運もありました。
内容的には、神戸が勝っていたゲームでした。
広島は「勝点1を得ることができた」と前向きに捉えるしかないような結果でした。

この後、広島は川崎に負け、ついに入替戦へ挑むことが濃厚となってしまいました。

J2との入替戦の相手は、京都か札幌。どちらが組み易いか?と言うと、若干、札幌のような気がします。
しかし、J1で16位に沈んだチームと、J2の3位で勝利の味を多く知ってくるチームでは、勢いが違います。
過去の入替戦を少し振り返ってみましょう。

■2004年【柏(J1/16位)Vs.福岡(J2/3位)】
・第1戦:福岡0-2柏
・第2戦:柏2-0福岡
--------------------
2戦合計:柏4-0福岡 ※柏J1残留

■2005年【柏(J1/16位)Vs.甲府(J2/3位)】
・第1戦:甲府2-1柏
・第2戦:柏2-6甲府
--------------------
2戦合計:柏3-8甲府 ※柏J2降格

■2006年【福岡(J1/16位)Vs.神戸(J2/3位)】
・第1戦:神戸0-0福岡
・第2戦:福岡1-1神戸
--------------------
2戦合計:福岡1-1神戸 ※アウェイゴール2倍方式で福岡J2降格

となってます。現在2年連続でJ2の3位チームが入替を実現させていることになります。
京都、札幌、どちらが来ても非常に厳しい戦いになります。
さて、2002年にJ2落ちを味わっている広島。あのときの悲しさを思い出し、最後の奮起を期待したいです。

私もあの降格した札幌ドームにいました。あれほど悲しいものはないですね。





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Last updated  2007.11.28 22:40:30
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