語学の壁~韓国語編
なんか本当に独りぼっちになっちゃったんだなって感じている今日この頃…。やっぱり寂しいけど、「仕方ない!!」っていう気持ちのほうが今は強くて、何とかこの寂しさも乗り越えられる気がしてる。きっと大丈夫。韓国人の一人や、二人、居なくたって平気だよ…。最近の私は勉強を始めたばかりなのに、早速、韓国語の壁にぶつかってしまっていました。メルボルンに居たときは、韓国人の友達いっぱいいたから、彼らから学ぶ言葉も多かったし、それをシチュエーションごとに使う機会も多くって、どんどん吸収して行った。ちょっと変な発音でも「かわいいなぁ」と言う程度に受け入れてくれるのが分かるので、恥ずかしくもなく、知ってる言葉をどんどん使っていた。本格的に勉強を始めるとなって、文法とかを始めるとね、「勉強しています」という手前、「間違った文法で話せない!!」という変なプライドが前に出てきてしまって、韓国語で話しかけられても、言ってる意味は分かるのに、答えが口先からでてこない…。(この名詞の最後は母音で終わるの?子音で終わるの?じゃぁ、この場合、ウンなの?ヌンなの?…みたいな。そんな間に相手は私にした質問への興味が失せていて、勝手に判断されてしまう。)それでまた自信をなくして、殻に閉じこもってしまう…。そんな悪循環のなかに居たので、自宅で勉強する気も失せてしまって…。また悪循環ね、これ。でも、韓国人の彼との関係を終わらせたことで、ほんとに、一人で勉強しなきゃ行けなくなったので、また始めることにしました。私は「彼と居れば、コリアンも勝手に上達するだろう」なんて安易に考えていたところもあったから、怠けていたんだけどね。とは言っても彼とのコミュニケーションは日本語ばっかりだったし。難しすぎる話は英語だったけど。せいぜい私が出来る会話って限られていて、「今日は雨が降りますか?」とか、その程度の会話をゆっくり言ってみるとか、そんな感じだったから。それでも、勉強を始める前は、友達の言葉をまねして言うだけだったから、そういう文法を使えなかっただけ、今は成長しているんだって思うけど…(自信を持て!!)やるしかないもんね。もう一人だもん。ということで、先日韓国人のビデオショップに行ってきました。韓国のDVDを買うために。私は日本が韓流ブームといっても、一度として、流行のそれを見たこともなかった。俳優さんだって、ヨン様くらいは知ってるよってなもんだったし。そこのお店は、あまり数があるわけでもなかったんだけど、にしても何が私にあっているのか分からなかったので、かなりお店でうろちょろとしていました。店内に居るお客さんは私以外コリアンだったね、やっぱり。店員のちょっと不躾な目線は気持ち良いものじゃなかったけど、(この人韓国人かしら?)的な目ね。よくあります。韓国人パイロットのおぱには「絶対日本人顔!」と強く否定されるけど、韓国人に間違われることが多い私…。でも前ほど嫌な気はしなくなってきた。(それって褒められてる?)って疑問に思っていたこともあったから。でも、「君は韓国人に見える」と初対面の韓国人の男の子に言われたとき「それって…」なんて、失礼にならない程度に言ってみたんだけど、彼は「悪いけど、韓国人の女の子は日本人の女の子よりかわいいよ!!」なんて熱くなっていました。そういう考えの中で、私がコリアンっぽいと言うなら許してあげましょう。って、日本人女子代表のプライドをそこですぐに捨ててしまった自分も、何だかなって思うけど…。で、結局、私が買ったのは日本映画でコリアンと英語の字幕つきの物。多少高くても勉強のためと思って、カウンターで値段を確認した。陽気な韓国人のおじさんに英語で話しかける。そのとき多分、私が韓国人じゃないことを知ったのでしょう。いくらか確認すると、「いくら払いたいんだ」と聞いてきやがった。内心(ふざけんな)って思う自分がチラッと居たけど、「10ドルなら買ってもいいよ」と言うと「ケース要らないなら10ドル、ケースつきなら15ドルだよ」。安く吹っかけたつもりだったけど、本当に安かったので、いい買い物したな~と、心晴れ晴れ。どうせコピー商品の違反品だけどね。もちろんケースなんて要らないから安く買ったよ。シュンジ イワイ作品の「ラブレター」(中山美穂、豊川悦司出演)。韓国語の発音だと「ロブレト」。カタカナで書くと変だけど、私はこういう韓国語の発音が結構好き笑。日本語英語より韓国語のほうが英語に近い音を作ってるって思うし。この映画私日本に居るときは知らなかったけど、こっちにきて、たくさんの韓国人にこの映画の事聞かれた。そして決まって私に「お元気ですか~!私は(お)元気でーす!」と演じてみてる韓国人が多発していた。ずっと気にはなっていたので、この映画を選んで○。本当は韓国映画で日本語の字幕を求めて行ったんだけど、リスニングのために。でも今の私には、こっちのほうがあってるね。一回一回とめながら字幕書き取ったり、一緒にハングル読んだりするんだけど、自分のスピードが遅くて、いらいらしてきちゃう。途中で、やっぱり飽きるので英語の勉強に切り替えて、英語の字幕を追う。すると英語の字幕はすらすらと読めるし、同時に読解出来てる。(一時停止の必要がない)ハングルを読むスピードとの差に愕然…。でも昔は私にとって英語だって今の韓国語と同じくらいのレベルでしか、読めない、かけない、発音できない、意味すら分からないだったはず。きっと続けていればスピードもついていくでしょう。語学はやっぱり継続よね…。と言うことで、再びコリアン熱も再燃し始めたので、一人きりの時間もあっという間に勉強で過ぎていくのです。