2011鈴鹿8時間耐久ロードレース
今年も青山ホンダウェルカムプラザで観戦。今年のスペシャルゲストは”8耐最多勝男・ミスター8耐”宇川徹さん。ライダー目線の生な情報を教えてくれたり、11番の次のルーティーン情報を何処よりも先に教えてくれたり(・・実は問題になってませんでしたか??)、しまいにはチェッカー後の伊藤選手や秋吉選手に生電話してくれたり大活躍。じゃんけんプレゼントコーナーなどあり、至れりつくせりでした。節電の為いつもより1時間早く、午前10時30分のスタート。ポールのヨシムラ。加賀山がトップで1コーナーに進入、後続を引き離しにかかります。清成選手、ヨシムラに追いつき、引き離しにかかります。清成選手は特殊なセッテングを好み、ハズした時は別人のように遅い時があります。今日のキヨナリの走りはまさに”鬼人の走り”、TSRはキヨナリを生かす為に彼のセッティングに振ったのか?ヘアピンでスリップダウン、マシンを起こして加賀山を再び抜き返すも、ピットロードに入る時は首を左右に振り、自らを責めているようでありました。ハルクプロのピット作業が俄然速かった。序盤、高橋巧と3位争いのバトルしていた中須賀のマシンはピットに入れられてしまう・・。トップ3チームのピットタイミングが重なり、面白い展開に。TSR秋吉の最初の走りにいつものキレが見えない。伊藤交代前に左のステップ周りを交換、トップだったTSRは3位に後退してしまう。ホンダのモトGPマシンを開発する岡田を抜き去るスズキのモトGPマシンを開発する青木ノブアツ。こんなドリームバトルが見られるのも8耐ならでは。ハルク岡田に再び抜き返されてしまった。ピットにはいる青木。ハルク・ヨシムラに離されてしまったTSR、転倒のダメージを修復した今、韋駄天アキヨシの走りは戻ってくるのか?”韋駄天”アキヨシは健在だった。30秒という差をもろともせず、猛烈な走り追いつきヨシムラ・ジョシュ、ハルク・玉田を連続で料理、更に引き離しにかかる。”この前のもてぎでの借りは返す!”若さで加賀山に噛みつく高橋タクミ。そんなタクミの若さを逆手にとって、翻弄するベテラン加賀山。次世代のホンダを背負うタクミにとってもよい経験となったはず。TSRはタイムの出ているキヨナリ、アキヨシ2人のルーティーンで中盤から後半2位のヨシムラを引き離しにかかる。キヨナリは最後の最後まで鈴鹿のコースを睨みつけ、攻め続けた。18時30分、チェッカー、すべてが解き放たれる瞬間。世界的ライダー加賀山、キヨナリの少し後を並走、彼と彼のチームの偉業をたたえた。来年の為、その後姿を瞳の奥に焼きつけながら・・。勝者のみ与えられる瞬間。今年の8耐はトップが何度も入れ替わり面白い8耐でした。ヨシムラのジョシュは走りもイイし、人間的にもイイ奴だな~。青木ノブアツ、表彰台インタビューにて”最後に一言、シンスケさ~ん、8耐盛り上げてくれてありがと~~!”また来年!お時間ある方ど~ぞ。2011鈴鹿8時間耐久ロードレース動画ホンダ”鈴鹿8耐 決勝 レポート”TSR"2011鈴鹿8耐優勝!! "レーシングライダー 黒川武彦"伊藤の8耐"LITTLE WING