私をスキーに連れてって
私をスキーに連れてってというのは80年代の映画のタイトルそんな言葉を長女に言われて先の週末を利用してスキーに行く約束をしていた週末前まで、バタバタで何処へ行くかも決めていず雪の少ない近場の滋賀エリアではなく兎に角、岐阜のめいほうに行こうと決めたのは金曜夜しかし、2月第二土曜という日程は今までの我がスキー歴の中で、あまり良い経験がない兎に角、混雑して、駐車場に入れなかったりゲレンデは遙か彼方というところにしか駐車できなかったり、、夜中のうちに出発しなければ、、と、正に夜中に帰宅して、焦りながら車のルーフにキャリアを付け出す長女のための準備は家内がしてくれているのであとは自分の装備品を車に載せるしかし、よく考えれば自分のスキーが主体ではなく幼稚園児である長女のそり遊び中心になるのでそんなに雪なくっても良いかということで奥伊吹に変更早朝4時過ぎに無理矢理起こした機嫌の悪い長女と強い雨の中を出発名神高速は、分岐点の米原ジャンクション手前までやっぱり岐阜方面に行こうかと迷いに迷うこの強雨、気温15℃、雪少なし、混雑、駐車場、そり遊び、いや折角やし、、と色々考える結局、ハンドルを左に切り、岐阜方面を選択肢から外し奥伊吹に再度決定長浜インターで高速を降りてR365から奥伊吹町方面へ進むにつれて雨は益々激しくなる、車のインパネに表示される外気温は16℃、同じ方向に行くそれらしい車も走っていない最悪か、、雨の中のそり遊びにぞっとしながらやっぱり高速まで戻ろうか、という想いを断ってすんなり奥伊吹スキー場のゲレンデ入り口前の駐車場に到着数台の車しか無い駐車場で、夢の中の長女が起きるのを待つ8時過ぎ、彼女が目を醒ます頃には雨は上がり、陽の光が射しはじめるそりとスキーを担いでゲレンデへかなり地肌が露出してるけどこれなら、何とか滑れるし、勿論、お遊びも出来る、良かった何よりも、がらがら早速、お約束のそり遊びその後、スキーを履かせるスキーは楽しい、ってことを体験させるのが今日の父親のテーマ先ずはカニさん歩きをした後、ストック無しでハの字のお滑り特訓1時間もすれば、お子様ゲレンデを一人で滑れるようになり滑る楽しさを実感できているここで僕もスキーを履いて、本人念願の初リフトに乗せるリフトの乗り降りには、抱かえ、手を繋ぎボーダーや他のスキーヤーから長女をガードすべく滑る彼女の前に、横に、後ろに、、親子スキースクール全開ターンも出来るようになり滑る面白さを体験夕方5時、リフトが止まるまでスキーを楽しんでくれたスキーの選手になる、という彼女の将来の夢がまた一つ増えたようである迷いに迷ったが、奥伊吹で心身共に満喫できたのはひょっとして、長女よりも親バカな父親の方か気付けば、いつもよりも随分長めのこの落書き予想し、恐れていた筋肉痛は皆無。 大東寝具工業/大東利幸