カテゴリ:ギター
前回からの続き。
それは、Ovationマニアの間では、93年以降の製品はあまり良い評価がされていないという事でした。 私が読んだコラムによると、93年以降に製作されたギターは、量産化するために、いたる所でコスト削減が行なわれ、品質が落ちているという内容でした。 特に装飾品や塗装工程のコスト削減は凄まじく、ハイエンドのSuper admamsでさえ、ネックやブリッジは艶出しのコーティングではなく、削りっぱなしのオイルフィニッシュのようなもに変更され、表面塗装のラメも気持ち程度になってしまったそうです。 その後、93年以前のアダマスを復活という宣伝文句の復刻版が発売されたが、発売された製品はユーザーの期待を裏切る物だったため、復刻版が発売されるまで\300,000台で安定していた初期型の値段が、倍の\600,000台に高騰しているそうです。 Martinなんかも昔のVintageが珍重され、値段が上がるのはよくある事ですが、ここまで値段が上がるのは珍しいのではと思っています。 そこで、問題となるのが、今回落札したElite 1868ですが、Serial から年代を確認したところ、1990年製ということが分かり、取りあえずは一安心でした。 気になっていたElite 6868 Standerdは出品者に確認したところ、1994(平成6)年でという事でしたので、Elite 1868を落札したのは正解だったかな?思い、Elite 6868 Standerdを購入するのを止めにすることにしました。 でもコラムが掲載されたHPでも但し書きとして書かれていましたが、90年代中期以降だから全くダメというわけではなく、好みの問題もあるようです。 じゃあ、どんな違いがあるかというと、ハイエンドのSuper adamasだと、装飾や塗装に以外にも、初期型はアンプがステレオだが、中期と最新型ではモノラルと大きな違いが有りますが、私が落札したEliteの場合は主に装飾が手を抜かれているようです。 また、最新型と昔のタイプはアンプの電池の取り付け位置も、昔はサウンドホールの中、最新型はアンプの横に電池ケースが取り付けられ、電池交換がとても楽になっています。 しかし、わたしも、コラムを読むまでは、最新型のほうが電池交換が楽で良いなと思っていたのですが、コラムの中に、”ボディに穴を開けて電池ケースを取り付ければ少なからず、音に影響があるはずだ”との書かれていたのを読んで、ナルホド!と思い、今回落札したElite 1868が正解だったなとの思いを強くしました。 ※Ovationギターに関して、今回まで5回にわたって書き込みをしてきましたが、今回で一応終了です。もし、また何か思いついたら書き込みしたいです。全部読んでくださった方(いるのかな^.^;)お付き合い有り難うございます、とても嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ギター] カテゴリの最新記事
|
|