Small Stepな毎日

（過去の記事はこちら↓）

​​ASD（自閉症スペクトラム）とHSCの違いについて考えてみた - 1 ​
​ASD（自閉症スペクトラム）とHSCの違いについて考えてみた - 2 ​



ASD（自閉症スペクトラム）の特性は？

一方でASDの特性は

1. 人に対する関心が弱い
2. 他人との関わり方やコミュニケーションが独特（一方的）
3. セリフを棒読みするような話し方がある
4. 表情や視線などから相手の気持ちを読み取れない
5. 空気を読むのが苦手
6. 自分の興味のあることは夢中になったり饒舌になる
7. こだわりが強い
8. 数字や記号など特定のものに強い興味を示すがその範囲が狭い
9. 順番や競争等で１番に慣れないとパニックを起こしたりする
10. 感覚過敏や鈍麻など、感覚の偏りがある
11. 体の動かし方が不器用でぎこちない

というように、「コミュニケーションの難しさ」と「こだわりの強さ」が際立った特性と言えます。


HSCとASDの大きな違いは？

• 洋服のタグやチクチクした素材が気になる
• 服がぬれるのを嫌がる
• 服や手に砂が付くのを嫌がる
• 食べ物の好き嫌いが大きい（偏食）
• うるさい場所を嫌がる

など、感覚（味覚や触覚、嗅覚など）が過敏な点はどちらにもあてはまります。
また、「初めての物事が苦手」、「変化に対応できない」といった点も共通しています。

では、どこが１番違うのでしょうか？

 HSCとASDを比べてみたところ、大きな相違点は

• 他人の気持ちが分かるか
• 空気を読めるか

という「相手の気持ちをくみ取る力」だと思われます。

他の症状が似通っていても、この力があるのか無いのかで、おおよその検討が付きそうです。


娘はASDとHSCどちらなのだろうか

我が家の娘に当てはめてみたところ、それぞれ当たっているなという点が多くありました。

HSCに大きな特徴である、「相手の気持ちをすぐに察知する」という項目では、当てはまっている点とそうでない点があり、まだ完全にHSCとは言い難いです。

（HSPである私の子供時代と比べてみると、「ん？」と思う違和感があるので、その部分については、ASDの特性かなと思っています）

ASDの特性については以前より当てはまる点は減ったものの、まだまだ多くあるので、今のところは両方あるのかな…という印象でした。

いずれにせよ、今後集団生活の苦手さがネックになることは今の時点で明らかなので、どんな環境が良いのかな…と頭を悩ませる毎日です。

今までは、やみくもに療育一本でやってきたのですが、他に何か方法がないかなぁと模索する日々です。

フリースクールに関しても、少しずつ情報集しようかと思い始めています。