札幌駅「パセオ」営業終了へ
札幌駅直結の商業施設「パセオ」が来年9月30日で営業を終了することになったそうです。北海道新幹線の2030年度の札幌延伸に伴う駅工事のため、来秋から休業する方針は示されていましたが、休業後も「パセオ」としては再開しないそうです。再開後、どのような施設になるかは決まっていません。新幹線の札幌延伸に向け、パセオ周辺でも関連工事が来秋から始まる予定で、JR北の島田修社長は、パセオは一時休業し、工事が終了したエリアから順次再開するとしていました。しかし19日の発表で札幌駅総合開発は「パセオとしての営業は終了する。工事終了後の運営形態は検討中」と明らかにしました。パセオは国鉄民営化後の最初の大型商業施設として1989年に開業し、2010~2011年に大規模な改装工事を実施し、2020年3月末時点で衣料品や飲食など193店舗が入居しており、2019年度のテナント売上高は約203億円だそうです。