マリアージュ・ブラン ~嘘つき弁護士の愛の法則~ #33
爱的二八定律 She and Her Perfect Husband第33話「失敗しない女」陶俊輝(タオジュンフイ)は秦施(チンシー)が出世のため王傑森(ワンジエセン)に身を捧げるつもりだと誤解、慌てて杭州(コウシュウ)に駆けつけた。しかし秦施は無事だと分かる。一方、別荘に誘き出された何東娜(ホードンナー)は愛人の王傑森が他の女と逢引きしていると知り激高していた。罠だと気づいた王傑森はすぐ逃げようと言ったが、興奮した何東娜は手がつけられない。その時、胡平(フーピン)が現れた。「子の親権は私が持つ、それ以外は弁護士と話してくれ」同行した代理人・梁衛紅(リャンウェイホン)は妻の不貞の証拠として2人の姿を録画していた。…陶俊輝が秦施の偽装結婚を知った夜、秦施は唐伊慧(タンイーフイ)から呼び出されていたオフィスで待っていたのは思達(スーダー)の梁律師、実は何東娜と王傑森が兼ねてより不倫関係にあったという胡平と何東娜は離婚協議中だったが財産分与で同意できず難航していた会社の事情が妻に筒抜けなことを怪しんだ胡平は内通者を疑って調査したところ発覚したというしかし難題は子供の親権だった子供には障害があったが、何東娜はうつ状態で薬を服用しており、育児などできる状態ではなかったというホテルでの強制退去も、情緒不安定な何東娜が起こした騒ぎだった裁判で争うこともできたが、子供のプライバシーが公になることを危惧し、胡平は協議離婚での早期解決を望んでいるという…何東娜は夫に内緒で不動産を買っていたが、そのうちの1つが今回の杭州の豪邸だった。「浮気現場を押さえるとは…さすが胡总!見事だ!」剛子(ガンズー)は秦施の話を楽しく聞いていたが、陶俊輝はそろそろ帰ろうと2人を急かす。「剛子、秦施を送ってくれ」「今日はありがとう、私を探し回ったと剛子から聞いたわ」すると陶俊輝は緊張が解けたのか、急に秦施を抱きしめてしまう。「2度と無茶なことはするなよ」(  ̄꒳ ̄)え?秦施のスカートがビニール?w陶俊輝はタクシーを拾って独りで帰った。すると呉菲(ウーフェイ)から電話がかかってくる。呉菲には急な仕事で紹興(ショウコウ)に行くと嘘をついていた。「着いたばかりだ、早く休んで」「…気をつけてね」呉菲は電話を切るとこらえ切れずに号泣してしまう。自宅のノートパソコンの画面には周茜茜(ジョウチェンチェン)が隠し撮りした陶俊輝と秦施の写真があった。秦施は車中で陶俊輝が陽華(ヤンホワ)に電話したと知り驚いた。剛子の話では秦施に身の危険が迫っていると聞いても陽華は我関せず、どちらが夫なのか分からなかったという。「このままじゃ兄貴がバカを見るだけだ、2人で解決策を見つけたらどうだい?」秦施がマンションへ帰ると陽華はおでこに絆創膏を貼っていた。陽華はちょっとぶつかったとごまかし、今夜のこともあえて何も聞かない。「陶俊輝から聞いたわ、私のこと、全く心配していなかったって本当?」「君が自分を犠牲にするはずないから…」秦施は急に寂しくなって少しは心配して欲しいと嘆いた。すると陽華は秦施を抱きしめ、本当は心配で焦っていたと明かす。「でも信じようと思ったんだ、君は失敗しない人だから大丈夫だと…」(๑ ŏ_ŏ),<…そうね、私は強い女、失敗しない女よ、おやすみ!(バタン)陽華はなぜ秦施の機嫌を損ねたのか分からず、翌日、実家を訪ねた。「″失敗しない女″が最高の褒め言葉?我が息子ながら情けないよ…」陽父は失笑し、勇敢な戦士だろうと女性の心は傷つきやすいと諭した。秦施が陽華にわがままを言ったり、怒ったりするのは、信頼できる相手だからこそだという。「お前を頼っているんだ、彼女がお前の前で自分らしくいられるよう支えてやれ」陽華は秦施が自分だけに本来の姿を見せていると気づき、幸せな気分になった。暴漢に襲われた姚遥(ヤオヤオ)だったが、結局、かすり傷で済んだ。すると急に天航(ティエンハン)ホテルが手のひらを返し、何東娜が告訴を取り下げなければドライブレコーダーを公表すると反撃、裁判を覆してしまう。姚遥は汚名返上となったが、会社側の対応に不信感が募った。そこで従業員に偽証を強要した尹(イン)社長に謝罪を要求する。実はこれまでも社長はVIPたちの従業員に対するセクハラを黙認し、内部告発を阻まれた苦い経験があった。社長は激怒したが、姚遥は退職願を突きつけ帰ってしまう。喬(チャオ)主任は秦施に高級外車の鍵と10万元を渡した。秦施はさすがに怖くなって突き返したが、これは所長夫妻から陽華への償いだという。あの日、陽華は秦施を助けようと焦り、蔡亮(ツァイリャン)から借りた車で自損事故を起こしていた。所長夫妻はおでこから血を流しながら現れた陽華に困惑、すると陽華は秦施をすぐ呼び戻して欲しいと頼む。実は陽華は邱建祥(チウジエンシャン)の娘から王傑森がインサイダー取引により″永利(ヨンリー)21″で利益を得た証拠となる音声を受け取っていた。すでに胡平にも同じ証拠を送ったという。『なぜ警察に渡さなかった?』『王傑森のことはどうでもいい、でも秦施が巻き込まれてしまった 秦施に何かあったらあなたたちを道連れにする』『似たもの夫婦ね〜』唐伊慧は秦施が杭州へ出かけた理由を明かした。実は秦施が協力したのも陽華のために王傑森を金融業界から追放するためだったという。蔡亮は陽華の事故処理のため警察に行かねばならなかった。責任を感じた陽華は同行することにしたが、その時、駐車場に止めてある真っ赤なスポーツカーから秦施が現れる。「このカードはあなたのものよ、それから修理代も出すわ」「さすが秦律師!太っ腹だな!」蔡亮は喜び、秦施の新車を見せてもらうことにする。「杭州に行って事故を起こしたこと、どうして黙っていたの?」「夫として当然のことをしただけだ」誤解していた秦施は陽華に口づけし、しばし2人は抱き合った。「私は失敗しない女よ?なぜだか分かる?…あなたがいるからよ」(  ̄꒳ ̄)もはやただキスしたいだけのような…w蔡亮はカードに10万も入っていると知り、秦施と陽華を誘って飲みに出かけた。そこで陽華は父のアドバイス通り秦施にプレゼントを贈る。「バッグにしようと思ったけど、この方が実用的だと思って…」プレゼントは万年筆だった。「ありがとう、すぐに役立ちそうよ!」秦施の協力と陽華の証拠のおかげで誠(チョン)&慧(フイ)法律事務所は胡平と融資交渉で合意した。王傑森はクズだったが、事務所の評価報告書は悪くなかったらしい。「これで私も大手を振って事務所を歩けるわ!」すると翌日、秦施は所長夫妻に呼ばれ、天航のM&Aを担当することになった。理想的な戦略的パートナーが見つかれば買収額の1%を上乗せしてもらえるという。秦施は早速、陽華に報告した。今回の案件で成功したらパートナーに昇格してもらえるという。これで2年越しの計画が成功する。一方、陶俊輝は呉菲のオフィスを訪ね、食事に誘った。すると運悪く秦施から連絡が来てしまう。陶俊輝は会議に呼ばれたと言ったが、呉菲は秦施だと気づいて不満が爆発した。「杭州へ行ったわね?…なぜ嘘をついたのか説明して!」困惑した陶俊輝は帰ってから話そうとなだめたが、呉菲はこれが最後のチャンスだと迫った。「今すぐ辞めて、起業してもパパの会社に入ってもいい…私と一緒にここを辞めて!」しかし陶俊輝は何も言えず、傷ついた呉菲は帰ってしまう。企業買収のリーダーを任された秦施は経験豊富な陶俊輝をパートナーに選んだ。しかし陶俊輝から断られてしまう。「やりたくないですって?!」呆れた秦施はいきなり陶俊輝の足を蹴飛ばし、感情的な小娘の影響かと呆れた。「唐姐が呉菲の仕事ぶりにひどく失望してる、あなたにも累が及ぶかも… この前は助けてもらった、だから今度は私が助けるわ」秦施はこの案件で名を挙げたら堂々と偽装結婚を明かすと話した。陶俊輝は秦施の目的がパートナーとなって独身女性に対する雇用差別を失くすことだと知り、協力を約束する。一方、自宅に戻った呉菲は着替えもせずベッドに滑り込み、独り悶々としていた。秦施たちの会議が始まった。当初、天航の蘇(スー)会長は星際(シンジー)グループとの買収に乗り気だったが、その矢先、思わぬ伏兵が現れる。天航出身で会長の部下だった安(アン)トラベル・田安盛(ディエンアンション)だ。どうやら先の裁判で故意に敗訴しようとしたのは姚遥に違約金を払うことなく、株価を下げて星祭に安値で買わせるためだったらしい。すると陶俊輝が今回の姚遥の件を利用しようと提案した。「姚遥の協力で警察が容疑者を逮捕しました、これはチャンスです」尹社長は姚遥の自宅を訪れ謝罪した。役員会議では姚遥の報奨金を申請し、さらに10万元まで差し出す。「会社はバトラーサービスを再開することにした、君がリーダーだ」つづく(*ノωノ)あああ〜菲菲知らない方が良いってこともあるのよ〜 ←誰?w