株式資本を持っているサラリーマンと持っていないサラリーマン
週明けの今日は株式市場はなかなか堅調でありました。しかし、今週は週末に日銀金融政策決定会議やSQが控えており株価がどう動くかまったく余談を許しません。こんな中最近スーパーへ買い物に行ってつくづく思うのですが、いろんなものの価格が上がっております。やっぱりインフレは確実に進んでおりますよね。反対にお給料はどうかと言うとこれが何も変わっていないわけでまったく困ってしまうわけですよ。と言う事は、つまり貨幣の価値が確実に目減りしていると言うことになります。ここらへんよくわかっていない人が多いと思いますけど物価と貨幣価値はトレードオフの関係になっております。今まで長く続いたデフレ時代では貨幣の価値は上がり物の価値は下がっておりました。なので、確かに銀行の金利はゼロと同じではありましたけど定期預金しておれば自然に金利はつかないけど貨幣の価値は高くなっておりました。つまり実質的にはデフレが進んだ分だけ金利がついたと言うことです。ところがインフレ時代になるとこれが反対になります。金利のつかない事はデフレ時代と変わりませんが銀行に預金している間に貨幣価値が目減りしていると言った今まで考えたこともないことが起こって来ました。この目減りを防ぐためには、インフレを上回るものに貨幣を交換することが必要になります。今て言うとそれは株式になります。株式市場には利回りが3%以上している銘柄がたくさんあります。これらを調べて株式を買って行かなければなりません。サラリーマンでお給料を会社からいただいて生活し一部を定期預金などに回している人が多いと思いますけど先程から述べているように貨幣価値が斬減していくインフレの世の中では投資をすることが必要になって来ます。なので、サラリーマンでも投資をするしかありません。株式資本を持っているサラリーマンとお給料だけしかないサラリーマンとではこのインフレ時代では次第に格差が付いていきます。株式資本を持っているサラリーマンは定期的に配当収入が得られるわけです。それからインフレが進行していくに従って保有している株式資本の評価益が増えていきます。その増え方は持っている株式資本の量にもよりますけどちょっと想像を上回る感じです。仮にインフレで物の値段が上がっても資産価値も一緒に増えていきますので、特段悲観することもありません。それどころか株式資本が増え続けていくわけですから内心ではウハウハな気分になります。更に株式を保有していることによる特典例えば株主優待券などがインフレになると大きくモノを言うようになりますね。一例を挙げるとイオンのオーナーズカード。これでお買い物をするとWAON払いの場合ポイントが百円で1ポイント付きます。それ以外でも例えば毎月10日はありがとうデーと言ってこの日にお買い物をするとポイントが10倍付きます。そのほか20日と30日はお客様感謝デーなのでほとんどのものが5%引になります。この日に必要なものをドカっと買います。他にもなにかとおいしい特典がスーパーにはあります。このような特典をフルに活用すると月に500ポイントぐらいは貯まります。これをお給料が出る月末にWAONポイント1万円をチャージすると同時に500円分のポイントも一緒に入れるとWAONでお買い物をするたびに次の月は自動的に約5%引きでお買い物をしていることになるわけです。インフレ時代はどれくらい知恵を使って生活し投資をしていくかによって勝者にも敗者にもなります。こんな時代にお給料だけで節約して生活し今まで通り定期預金をコツコツ貯めていき株式などのリスク資産への投資は一切やらないと言うのは、長い長い坂道を重たい荷物を持って登って行くのと同じではないかと思います。どこまで行ってもテクテクとジリジリ照りつけるインフレ太陽の炎天下を徒歩で歩いていく感じです。もういい加減で株式投資を危ないものと考えるのはおやめになったらいかがでしょうかと僕的には思います。そう言えば投資をするのなら安全な国債がいいとか日銀が金利を上げるかもしれない時代にいい加減少しは勉強したらどうかと思いますけどね。おめでたいを通り越して頑迷もいい加減にしないと大変な目に遭いますよ。それ自体がかなりヤバいことだと気がつかないのかしらね。個人も金融機関もね。とゆーわけで本日のプチ株はマブチモーター(6592) 2株カイみなさま今週も行きましょうよ。