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ブロクイズ(旧わくわくなたけのこ)

ブロクイズ(旧わくわくなたけのこ)

東京に住むということ・・・

私はこの夏、一人でニューヨークを旅してきました。ニューヨークの街並みは朝思わず散歩したくなるような気持ちを起こさせてくれました。エンパイアステートビルからの夜景はとても美しいものでしたが、そこには日本人の姿ばかりが目立ちました。多くの日本人は都会の景色は夜楽しむものだという刷り込みがされているのではないかと疑うほどでした。
本当に必要な街というのは家をでてから学校、もしくは仕事場までの目に入る風景なのではないかと思います。メトロポリタン美術館で一番記憶に残っているのは屋上からのパノラマの風景です。怖いイメージを持つハーレムは、その風景によって私の価値観を大きく変わりました。きれいなもの、美しいもの。それらが見ている人の心まで美しく変えるというのであるのなら、それを単に美術作品に求めるのではなく、街全体にもとめてほしいと思います。東京に来る外国人が買い物目的ではなく常に満足できるような場所にしたいです。そのために「東京ならでは」という色が見れるといいのではないかと思います。
・・・・を、直していきます。

テーマは東京に住む。日々変化する東京の街と街の活気を生み出す個人、会社等「個」の自由な活動との調和をどのようにめざしていくか、景観等の視点から考える。(11月2日14時、都庁南展望室で。)


日本人が街づくりを考える時、今までの自然や歴史を残すか、またはそれらを捨てて全く新しい何かを作ろうとする。街とはもっとごく自然なものなのではないかということをハーレムから学んだ。ハーレムの風景とは時が止まっていること、忙しさがないことです。コトバで言うのは簡単なことですが、シンプルに生きてる楽しさ、生きてる喜びをみんなスゴイ感じてる。あの空気、雰囲気。タイムズスクエアやマンハッタンは完全に作られた町だろう。でもハーレムは作り上げていった街。新しい家や道路は一つもないけれど、人が、時代が、いろんなことがあって、今のハーレムがあると感じました。
日本も東京も、もっと歴史を感じさせる街にすればいいのではないか。歴史とは大昔のことをさすのではない。過去の歴史をきちんと理解し、受け止めることによって今、そしてこれからの新しい自由な発想も受け入れられると思います。

「東京ならでは」という色について。東京は都知事のおっしゃるとおり「カオス」だと私自身も考えています。アメリカに住む外国人は○○系アメリカ人と自らを名乗ると聞きました。日本に住む人々は、人種、宗教にこだわりを持ちません。文化もごちゃごちゃ文化、いいとこ取りです。でも逆を返せばそこが東京らしいと言えると思うのです。日本の東京といえば、江戸、浮世絵、日本庭園、アニメ、フィギュア、日本酒、、他にもたくさんあるはずです。
東京に来る外国人が買い物だけにしか東京に満足する機会がないというのは、東京人が買い物くらいしか外国人に東京の面白い所を伝えられないからではないでしょうか。秋葉原や新大久保は、身近な山の手線にあり、そして特色がある町なのに日本人にとっては行きづらい街になってしまっています。
「東京ならでは」の色を出すには、東京に住む人が東京のことをもっと知らなければならないと思います。建物ができるのと町ができるのはイコールではありません。建物を人が使用し、時が流れて初めて街が作られていくのだと思います。


家に住むのと同じように街に住む感覚を養ってほしい。

そのためにもより広く東京の街やその歴史をアピールし、教育していくことが必要なのではないでしょうか。


私は東京に住むことを、家に住むように感じてほしいと考えています。家に住むということは生活があることを意味します。時代の流れと共に生きているのだと実感できます。しかし多くの人々にとっての東京は家と会社の往復の間としか考えていないのではないでしょうか。私は今年の夏、NYのハーレムに行きました。怖いイメージのあったハーレムを一新させたのは、美しい緑でも教会でもなく、昔からあるアパートに住む人々の姿でした。しかしその生き生きとした人々の姿が私の価値観を変えるきっかけになったのです。
東京に住むのを家のように感じるためには、東京に住む人が東京の良い所をもっと学ばなければならないと思います。それは建物のみを意味するのではありません。部屋を綺麗にすると気持ちが良いのと同じで、その目を外に向けた時、外がきれいだともっともっと気持ちがよくなります。観光客だけでなく、今東京に住んでいる人々に向けてその街の風景や歴史をアピールし、人々がそこから今の暮らしに東京の良さを組み込んでいくことが必要なのではないでしょうか。

あと東京で言える事、住居を選ぶ時に回りにどんなものがあるかっていうのを狭い範囲でしか見ない。どっちかといえば交通機関を見る。もったいないよね。せっかくの新しい街なのにあんまり知らないのは。

調布のように目に見えるところにしぜんやその町の魅力がはっきり表れている街は、都心に近くなるにつれて少なくなっていく。けれど魅力がない街なんていうのはないと思う。まだまだ探せばあるはずだ。もう少し、探ってみてはいかがだろうか?東京の魅力を。観光地には決してならないけれど、外国に比べ家の小さい東京。一歩家の外に出て、家のようにくつろげる街散策を勧めたい。家を選ぶ時も、そういうところを見て考えられるくらいの余裕を持つこと(時間ばかり、時計ばかり見ていては息が詰まる。)NY行ってから私はなるべく東京の街を歩くようにした。時間に余裕を持つことが東京の街を見る。街を知る。街に住むきっかけになる・・・私はそう信じています。


さ~~~ぁ、、、2分よ?


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