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サイドカーの楽しみ? 今回ウラルサイドカーで中国新疆からチベットのチョモランマ(エベレスト)5300m地点まで走った、最高地点は途中5400mを越えた。
自分では走っているから一番恐怖に感じた場所での写真撮影は出来なかった、出来なかったというより、そんな時写真を撮ろうなんて余裕が無かったのが本音・・・! こんな広い場所なら何の恐怖も感じないが! 今回一番のスリルはチベットのガルからクゲ王朝遺跡までの海抜5300mの峠2つを越える山岳道、とにかく道は狭い、対向車が来るすり替えが出来ない、少し広い場所ですりかえる、しかしどうゆうわけか現地の車はそんな事お構い無しにガンガン突っ込んで来る。 もうタイヤが崖に落ちそうになっても突っ込んで来る、時々崖下に落ちて死人も出るとの事だ。 なんでそんなに突っ込んでくるのか? 実に恐ろしい!! 前方で大型トラックが故障、なんとかすり替えられる場所まで移動、私は広い場所を見つけまずは退避して待つことに。 こんなに広い場所はめったに無い! 一番恐怖だったのがこんな場面、写真に撮る余裕が無かったので描いてみた 急な斜面を削って道を開く、だが斜面の上から石や泥が路面に落ちキャンバー路となる、当然サイドカーで走ると図のごとく谷側に傾く、特にこのようなキャンバー路を山側に曲がる時が一番のスリル! 山側に大きな石でも転がってそれにサイドカーのタイヤが乗り上げ簡単に転倒し崖下に落ちる。 道路が広ければよいのだがサイドカーの幅は1、8mもあるから全く余裕が無く転倒すれば当然崖下に・・・・! 当然それなりの対策はする、お尻を大きく山側に移動し体は当然最大に山側に傾けバランスをとる。 反面この逆向きの場合は楽だが・・! だが舗装路のワインデイング走行はけっこう快適、右に曲がる時はアクセルグリップを思い切り開ける、サイドカーは駆動していないからバイクを右に引っ張る力が働きかなりクイックに右旋回が出来る、また左に曲がるには元気良く突っ込みコーナーに差し掛かったところで一瞬アクセルをオフする、するとバイクにエンジンブレーキがかかり、サイドカーは惰性が付いているからハンドルを切らなくても瞬時に左旋回をする、だがそのままだと一瞬にしてスピンしてしまうからその絶妙なアクセルワークが必要だが、 今回も前を行くBMw1200やヤマハセローをコーナーでガンガン攻めた・・! 「サイドカーでそんなに煽らないでくださいよ~」の声も聞かれた。 いや~いずれも最高のスリル・・・・!! 終わってみると辛いことも沢山あったが実にスリルに満ちた楽しい旅であった・・・? ウラルサイドカーけっこう面白いです・・・! 今週末は私が主催する伊豆モビリテイパーク・ビギナーズトライアルが開催されます、是非ご来場下さい。 パリダカの鉄人こと、菅原義正さんと私のトークショーも予定してます。 乞うご期待・・・・!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.15 21:54:18
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