|
カテゴリ:映画&音楽
どこぞのブログ(笑)で、見方によっていろんなモノに見えるグラスの写真を見て、何故か映画“マトリックス”を思い出しました。
マトリックスの中で、キアヌ先生がスプーン曲げの少年に「スプーンは実際には存在しないんだよ」みたいなセリフを言われるシーンが印象に残ってたからなんですが。 ってな訳で、週末、久々にビデオテープを引っ張り出して3部作を通しで見てました。 いや、しかし、トータルで6時間半・・・疲れましたぁ~ 頭クラクラwww とりあえず、基本データから。 マトリックス(1999年) マトリックス・リローデッド(2003年) マトリックス・レボリューションズ(2003年) 3作とも、 監督:ウォシャウスキー兄弟 出演:キアヌ・リーヴス(ネオ)、ローレンス・フィッシュバーン(モーフィアス) キャリー=アン・モス(トリニティ)、 ヒューゴ・ウィーヴィング(エージェント・スミス) と主な配役は変わりません。 ちなみに、リローデッドとレボリューションズは同時に撮影されたとか。 ネット上の評価は、“1>>2>3”って感じでシリーズ物にありがちなパターンw 通しで見たのは今回初だったんですが、いろんな発見、再発見がありました。 バラで見ると不可解だった部分も何となく理解できたような(・・・気がしますw) 1作目は、正統的なA級サイバーパンク。 “マトリックス”という仮想社会を支配するコンピュータプログラム VS 人間世界(=現実社会)を守るためにマトリックスに進入する人間 という、まぁシンプルな構図。 今見ても、ワイヤーアクションを多用したカンフーや銃撃戦は斬新でした。 これらのシークエンスをパクッた映画も、“チャーリーズ・エンジェル”とかワサワサありますからね~ 2作目は、B級アクションw 1作目の闘いの構図に、アノマニー(例外=所謂プログラムバグ)やらエグザイルちゅう概念が登場して、お話が俄然複雑になります(汗) エージェント・スミスはバグ化して暴走するし、アーキテクトって偉そうなオッサンは、「マトリックスは過去に5回リロードされてて、ネオの存在の目的は6回目のリロードだ」とか言い出すし。 で、しまいにゃ、「3作目ですべてが明らかに・・・」でそうで・・・ 預言者の名前が、“オラクル”ってのも笑えましたね~ ウォシャウスキー兄弟は天下のマイ●ロソフトがお嫌いなんでしょうかwww 映像的には、出演者が歳とってアクションが厳しくなったのか、カーチェイス(カッコ良し!)とCG(スミス大増殖www)がメインになって、B級なアクション映画みたい。 スミスが増殖していくシーンは、ターミネーター2のパクリかっ? 空飛ぶキアヌ先生はさながらスーパーマンですな ははは ほいでもって3作目は、C級SFファンタジーでところですかねwww 前2作がクールでバーチャルなテイストだったのが、3作目は一転して、最後の人間世界“ザイオン”存亡をかけた“血と汗と涙のSF大戦争” ザイオンの組織や服装はメッチャ、スターウォーズだし、APUって武器はガンダムのモビルスーツwww 最後は、ネオが我が身を危険に晒してスミス(=バグプログラム)を抹殺して、マトリックスの支配者と和解、平和が訪れメデタシメデタシちゅう事ですけど・・・ 初めて通しで見て、この映画は 自律的にバグ取りするコンピュータプログラムのお話 だったのではないかと悟りましたwww ま、A級からC級へと見事な“三段落ち”シリーズなんですが、決して嫌いじゃないですよ~ 特に1作目は、名作だと思います。これ見てたら、エイリアンやブレードランナー、マルコビッチの穴等々を再度見たくなりました。 ちなみに、ウォシャウスキー兄弟の次回作はあの、懐かしのアニメ、“マッハGoGoGo”の実写化らしいです。 楽しみのような、見るのが怖いような・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 19, 2007 10:25:14 PM
コメント(0) | コメントを書く
[映画&音楽] カテゴリの最新記事
|