海想大人的雑記帳

7月の石垣ダイビングのレポートも最終コーナーに差し掛かりました。

最終日は米原ビーチで1本潜った後、マスクとスノーケル、ウエット以外の機材を片付けて昼飯へ。

～～～ここでちょっとしたトワイライトゾーンに寄り道～～～
米原といえば“とんかつ力”が定番なんですがこの日は定休日。
んでもって、地元住民の方で賑わう小さな食堂に入ったものの、店の処理能力を超える混雑（といってもテーブルは空いてるんですけどｗｗｗ）で注文も聞いてくれないんで水だけ飲んで退散。
仕方ないんで「ちょっと冒険してみましょ」って事になり、周回道路の海側に新しくオープンしたっぽい、“●人カレー”って店へ行ってみました。
客の気配の無い店に入ると、ど～見ても飲食業に見えないオヤヂがカウンタの中でニッと笑ってる。名物（らしい）●人カレー（実はこれしかメニューがない！）を注文して席に座ると、
大きめの２つの水槽が目立ちます。
スズメダイ系のカラフルなサカナに混じって、くすんだ色のサカナが中層を泳いでる・・・よく見るとメガネゴンベさんじゃあ～りませんかっ。光が当たらないと色が変わってくるんですねぇ。
・・・えっ、カレーの味ですか？　　聞かないで下さいっ！！！ 　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トワイライトゾーンを体験したい方はど～ぞ（爆）


寄り道はこれくらいにして、渓流に向かいましょ（笑）

何となく、クルマでジャングルの奥深くに分け入るのかと想像してたんですが、周回道路沿いの駐車帯にクルマを停め、ガードレールを超えると気分はもう渓流！
道路の近くでは家族連れが水遊びしてたんですが、我々、潜水堂探偵団は黙々と渓流を遡るのでありました。

道中は思ったより傾斜も緩やかだったし距離も大した事ありませんでした（過去に知床で湯の滝まで歩いたのに比べれば屁みたいな距離）が、しかし、二日酔い明けにビーチでの水面移動でヘロヘロになってる足がヨロメク事数回。見かねた探偵さんが途中からカメラを持ってくれました。あざ～す<(_ _)>

ダイビング（消し線）スノーケルポイントは水深1ｍちょっとの淵になってて、まず、プカァ～と浮いて静かに周囲を観察。
これが気持ち良いんだなぁ～～～　ビーチの熱気と歩きながら流した汗が、じわ～と引いて行ってヒンヤ～リしてくる。流れ落ちる水の音を聞いてるとそのまま深～い眠りに落ちそうになる♪

ふと我に返って探偵さんが指差す先を見ると、いたいた、ナンヨウボウズハゼの♂です。

【F7.1　SS 1/250　拡大】
逃げ足は早いんですが、じ～っと観察してるうちに行動パタンも読めてきて、ハゼも闖入者に慣れてくるのか段々寄れるようになりました。

そのうち、♂同士が威嚇（なのかな？）してヒレを広げるシーンもゲット～～～

【F7.1　SS 1/50　拡大】


こっちはナンヨウボウズハゼの♀です。

【F7.1　SS 1/10　拡大】
♀の方が警戒心も強く、数も少ないような気がしました。


待ち伏せにも慣れると、より動きの早い（ように感じた）ルリボウズハゼのホバリングシーンもゲットできました！

【F7.1　SS 1/50　拡大】


なぜか、異種ボウズハゼ、それも男同士の集会にも遭遇。

【F7.1　SS 1/50　拡大】


この前、比叡山に世界の宗教者が集まる会議の模様がニュースで流れてましたが、ボウズハゼも世界でも同じような会議があったんでしょうか？

・・・to be continued