京都で反原発後援会と法然展
京都で行われた講演会「簡素な暮らしでいのちを守ろう――全ての原発を廃炉に――」を聴きに行く。若狭や福井にある原発の密度は、世界でも稀らしい。万一地震が起こったら琵琶湖が汚染されて関西に甚大な被害が。関電が安全対策として想定している地震や津波の大きさを東日本大震災と比較したグラフでは、思わず失笑するぐらい見込みが甘い。そういえばいつだったかネットで、プルトニウムを使っている「もんじゅ」が事故ったら北半球(!)がダメになるって読んだなあ……。40年以上反原発の運動をしている講演者が、だまされて電気を享受してきた私たちにも責任がある、一人ひとりが自分の暮らしから考えなおしていかないといけないと言っていた。遅まきながら、私も少しずつ行動していこう。「法然――生涯と美術――」展を見に国立博物館へ。道すがら、豊国神社に立ち寄る。17代中村勘三郎はじめ名だたる名優の絵馬(?)があった。「法然」展は法然の生涯を描いた絵巻が中心。売店で妙にリアルな「法然フィギュア」を売っていた。せめて木像のレプリカならいいのに……。