テーマ:食べ物あれこれ(49881)
カテゴリ:料理・パン焼き・菓子・食材
自家製納豆入りサラダ posted by (C)solar08 家の近くの道路わきにはよく、「もっていってください」という張り紙つき(ないこともある)で、古本が置いてあります。私も一度、箱いっぱいに日本語の本も含めて置いてみたところ、瞬く間に「完売」しました。 ドイツの百科事典などは、5分以内に消えました。日本語の本なんて誰ももってかないと思ったら、これもなくなってくれました。 私自身も推理小説などをよく拾ってきます。推理小説は二度も読みたくなることは少ないから、こうやって読み回すのは良いアイディア。読んだらまた道路わきに置いておきます。 で、最近BFが健康についての本を二冊拾ってきました。 私は健康とか病気についての本は読まないので、無視しました。で、彼はしかたなく自分で読んだのです。 そして叫びました。 「ああああ、君、知ってた?すごく健康に効く食べ物があるよ。心臓にも脳溢血にも予防効果があるって。 Natto, Natto、ヴィタミンKもたっぷり。これを食べなくちゃあ」 「そーんなこと前から言ってるじゃん。日本であなたも食べたでしょ。あのネバネバ、糸ひいてたやつよ。あまり好きじゃないみたいだったから、勧めなかったのよ」 「ああ、あれがナットウか。ナットウ食べよう!」 「本気?」 「本気」 「んなら、自分で作るほかないわね。アジアショップに日本から輸入したのが冷凍で売ってるけど、日本の3倍の値段だから。」 「作れるの?」 「前に作ったでしょう。あなたは興味を示さないから、私が自分で全部食っちゃったのよ」 というわけで、久しぶりに自家製納豆づくり。 市販納豆とゆで大豆を混ぜて24時間後 posted by (C)solar08 アジアショップで冷凍された納豆を買い、エコショップで有機大豆を購入。 大豆はたっぷりの水に一晩以上浸しておきました。豆が三倍ぐらいにふくらみます。 圧力鍋に蒸し器用の台を置いて、水を1カップぐらいそそぎ、大豆を蒸し器用台に盛って、30分ぐらい蒸しました(圧力鍋でないと3時間以上かかるらしい)。もっと蒸してもよかったかな。 蒸した大豆が温かいうちに、冷凍納豆といっしょに混ぜて、軽くおおいをして(空気が通るようにしておく)40度を保って24時間おきます。 心配なので、何度も途中で混ぜました。これが必要かどうかは知りません。 自家製納豆 posted by (C)solar08 24時間後には大豆は糸を引き、ネバネバして納豆らしい香りを放っていました。 今回は温度に注意したおかげか、苦みもありません。 大根おろしやネギを加えてオーソドックスに食べるのにも飽きて、サラダにも入れてみたら、すんごくおいしかった。 自分から食べたいと言ったくせに「ナットウ食べるとお腹にガスがたまる」ブツブツ苦言は無視。 一度に1キロぐらい出来上がってしまったので、100gごとに分けて冷凍。これでしばらくはストックがあるわ。 でも冷凍庫があふれそう。冷凍庫にはドイツパンの残りがたくさんあります。新しいパンを焼くと、古いのは食べたくなくなって、しかたなく保存してあるのです。これはパン粉にします。全粒ライ麦粉のパン粉で、味があります。 ドイツパンでパン粉作り posted by (C)solar08 「酵母から考えるパンづくり」の中にドイツパンの一つとして、パン粉を利用して、ライ麦フレークやライ麦サワー種で作る「まったく膨らまない、グルテンなしのパン」が出ていました。ドイツ人の職人さんから教わった方法だそうです。 ドイツに20年以上住んでいるのに、パン粉でパンを作ることは知りませんでした。古いパンを無駄にしないですむので、実行することにしました。 でも、自分流に勝手にアレンジ。 ライ麦サワー種はレシピと同じですが、ライ麦フレークでなくてオートミール、パン粉は白いパンのではなくて、いつものドイツパンの粗挽き、イーストの代わりにサワー種液種を入れました。 サワー種+パン粉+麦フレークのドイツパン posted by (C)solar08 本に書いてあったとおり、生地はまったく膨らまず、焼くのにも時間がかかり、できあがったクラムはみっちり、びっしり、しっとり。 サワー種+パン粉+麦フレークのドイツパン posted by (C)solar08 でも、ヒマワリ、亜麻の実、胡麻をまぶしたクラストはかりっとしていておいしいの。 つまり、外はカリカリ、中はザクザク、ネチネチ。 切ってトーストしないと、なかなか飲み込めませんが、慣れてくるとおいしく感じます。 次にはもうちょっとザクザクになるように工夫をしてみよっと。 初心者用アップルケーキ posted by (C)solar08 ついでに前にも紹介した、簡単アップルケーキ。フライブルクの食の文化人、シュテッヘルさんが新聞に紹介したイタリアのレシピ。 日本のネットにも「ドイツ風アップルケーキ」として似たようなレシピが出ていますが、シュテッヘルさんはイタリアのピエモントのおばさんから教わったそうです。 泡立てた全卵、砂糖、バター、レモンの皮のすりおろし(これが大事)、粉、ベーキングパウダーを混ぜた生地に、皮をむいていちょう切りしたリンゴたっぷりを混ぜ込んで、一時間以上焼くだけ。 ちょっとチーズケーキのような味がして、酸味を効かせるともっとおいしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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