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私の父親
またまた肺炎で入院いたしました。 5月6日に退院したばかりなのに・・・ まぁね この年齢だから いつ 何が起きても・・・と思っていてくださいね。と先生。 病室に運ばれた後 看護士さんからいろいろと質問をされた。 身長、体重にはじまり、既往症 お薬・・・ その質問のほとんどを お世話になっている老人ホームの看護士さんが答えてくださっていた。 そして 「入れ歯はありますか?」 という質問の時に 老人ホームの看護士さんが 父親の資料ファイルをパラパラとめくって確認していて 横から 娘の私が 「ないと・・・思うんですけど・・・」 その時 それまで殆どコトバを発しなかった父親が 全身のチカラをこめて大きな声で言った。 「イレバはないよっ!」 最近会うたびに痩せて目もうつろで 《老いる》ということを目の当たりにさせられているだけに こんなに 大きな声が出せるんだ。 と 嬉しかった。 声を出すにも ものすごくチカラを使うんだろうなぁ。。 入れ歯がないことを看護士さんに自慢したあとの息切れは相当なものだった。 すごいね。85歳で全部自分の歯。 どんな格好になっても まだまだ生きていて欲しい。 末娘の切なる願いです。 ←実はあとまだ10年ぐらい生きてくれると信じてる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月22日 08時30分06秒
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