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2007年12月24日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
12/29のLive{FFA Year End Party}
(龍介さん&花世さんとのステージでは心がトリートメントされるからGood Job!!)
でのMENUを見たら
アメージング・グレース・・があった。
TVのCMでも馴染み深いけど
物悲しい・・・なぜか
心から涙が滲んできてしまうメロディー・・・。

何年か前にTVのドキュメンタリーで知った
曲の由来に感動した事を思い出したので
その時のメモを掲載します。


「アメージング・グレース」物語の魂」という番組(再放送)から。

歌詞の内容は知っていたのですが、番組の中でメロディーがどこから来ているかを探るうちに、スコットランドやアイルランドからやって来た人達の関係やアメリカインディアン(チェロキー族)の話に至る内容は、アメージング・グレースという歌が不思議な存在なのだと実感しました。 アメージンググレースは時代背景が変わっても、人々が互いを励ましたり、力をふるい起こす源泉になり、苦難からの浄化というテーマを人々は読み取ってきました。911NYテロ以来、特にこの歌が世界中で歌われているのは、この世界が今までになく苦難な時代にいるという認識を世界の人々が同時に感じていることなのかもしれません。

youtube Leann Rimes - Amazing Grace

Amazing Grace


                  詞 John Newton


Amazing grace, how sweet the sound

That saved a wretch like me

I once was lost, but now am found,

Was blind but now I see



Through many dangers,toils,and snares,

I have already come

T'was grace that brought me safe thus far

And grace will lead me home

==========================================

「地球に好奇心:アメ-ジング・グレースの魂」のメモ
==========================================

最初に番組は、黒人によく歌われているアメ-ジング・グレースの歌詞を誰が書いたかを探しにニューオーリンズに飛ぶ。

<ニューオーリンズの黒人達の意識>
アメ-ジング・グレースは魂の歌。
黒人にとって第2の国歌。
誰でもニューオーリンズではアメ-ジング・グレースが大好き。

ニューオーリンズジャズフェスティバルのゴスペル専門のテントでは、思い思いにアメ-ジング・グレースを合唱する。

100人の聖歌隊のアメ-ジング・グレース。
結成60年にもなるゴスペルグループのアメ-ジング・グレース。
黒人の誰もが子供のころから歌っているもっとも大切な歌だと言う。

★★
ニューオーリンズのチューレン大学の音楽資料室に残る1779年発行の英国の「賛美歌集」にはアメ-ジング・グレースの歌詞を書いたのは奴隷船の船長・英国人ジョン・ニュートン(1725~1807)という記録がある。ジョン・ニュートンが難破から助かり、悔い改め彼は教会の牧師になる。
聖歌らしからぬ言葉 wrech =「卑劣漢」という言葉が使われている。
アメ-ジング・グレースは白人(奴隷商人)の「つぐないの歌」だった。

★★★
アフリカから運ばれてきた黒人奴隷達は、ミシシピー州のプーシャイの川で、クリスチャンの洗礼を受ける。洗礼の最初と最後にアメ-ジング・グレースが歌われた。

アメ-ジング・グレースは奴隷商人が悔い改めた歌であったのに、奴隷黒人達は wrech「卑劣漢」を「哀れな人」と読み替え、自分達のような哀れな奴隷でも神は救ってくれると解釈した。アメ-ジング・グレースは、奴隷商人の「つぐないの歌」から黒人奴隷の「祈りの歌」になって行った。

★★★★
作詞者が判明しているが、作曲者は不明。メロディーはどこから来たのか。
番組はミッシピー大学のウォーレン(?)教授の調査を追う、
1829年に発行されたケンタッキーの~(?)の「賛美歌集」に「セントメアリー」、「ギャラハー」という2曲が記載されている。どちらもほとんどアメ- ジング・グレース同じ音の流れである。この2曲はアパラチア地方のフォークソングだった。アパラチア山脈のあたりに移住してきたのはスコットランドやアイルランドの人々だった。「セントメアリー」、「ギャラハー」の2曲はスコッチアイリシュの人々の民謡だった。

番組は、アパラチア山脈の中心のディッキンソンの町へスコッチアイリシュの歌を探しに飛ぶ。
当時、イギリスからやってきた白人達は、教会の食事会や歌の会で、スコッチアイリシュのフォークソングのメロディーに賛美歌の歌詞を組み合わせて歌っていた。そして、1835年にアパラチア地方でアメ-ジング・グレースの最初の歌詞と楽譜が発行された。

★★★★★
南北戦争後に解放された黒人達の一部は、南部のメンフィスへに住みついた。アメ-ジング・グレースはメンフィスからアメリカ全土に広がって行った。メンフィス出身のエルビス・プレスリーもアメ-ジング・グレースを心の歌とした。アメ-ジング・グレースでエルビスはグラミー賞をもらった。

エルビスが高校の時に歌手になろうとした当時、黒人音楽を白人は公然と聞くことができなかった。
黒人達のリズム&ブルースに夢中だったエルビスが、黒人音楽に接することができたのは唯一教会でしかなかった。黒人の教会に白人が行く事ができない時代に、黒人達の歌を白人が聞くことができたのは日曜日の夜9時からの数時間だけだった。

黒人の教会では、ゴスペル音楽が歌われ、礼拝で欠かさず歌われていたのがアメ-ジング・グレースだった。体を動かしながら歌うそのスタイルにエルビスは影響され、黒人音楽と白人音楽を融合したエルビスの音楽が形成された。エルビスによって公認されたR&B(リズム&ブルース)は、逆にBBキングをはじめとする黒人達に強い影響を与えた。

★★★★★★
ミシシッピー川の中流域:上下30kmに橋がないので人々は渡し船でミシシッピー川を渡る。
160年前、アメ-ジング・グレースを歌いながら、アメリカの先住民(アメリカインディアン)のチェロキーの人々が、そこを渡った苦難の歴史があると、番組は黒人からインディアンに焦点を変える。

ミシシピー川から500kmにオクラホマ州 ターレクア市にチェロ-キー族は自治権を持ち、そこに独自の旗、独自の教会、独自の言葉を持つチェロキー族が住む。教会では、チェロキー語の歌詞のアメ-ジング・グレースが歌われている。アメ-ジング・グレースは彼らの賛美歌として、冠行葬祭で歌われるが、アメ-ジング・グレースはチェロキーの祖先が困難な時に歌った歌だと言う。

アメリカがイギリスに植民されるまでは、チェロキー族はアパラチア山脈地方に住んでいた先住民である。イギリスからやって来た白人達と共存を図ったチェロキー族は、自分達が白人と同等の立場であることの証として、アルファベットに合わせて自分達の文字を作り、キリスト教を受け入れ自分達の教会を持つようになり、白人との共存は維持された。

しかし、1828年にチェロキー族の土地で金鉱が発見されると、ジャクソン大統領は、東部に住んでいたアメリカ先住民を強制移住法で西へ移動させることにした。

 チェロキー族は騎兵隊に追われるように、1830年、アパラチア山脈から1600km離れたオクラホマへ徒歩で移動する旅が始まった。1838年12月 騎兵隊に追われながらチェロキー族は、凍ったミシシッピー川を渡り全人口の1/4がそこで命を落とす。
彼等の言う「涙の旅路」=強制移住の旅、祖先の苦難の歴史を忘れないために
アメ-ジング・グレースは互いを励まし、力をふるい起こすチェロキーの賛美歌だと言う。

★★★★★★★
メモリアルデー(5月)
苦難の人々を支える歌の歴史が、アメージング・グレースに受け継がれている。
誕生して200年、アメ-ジング・グレースは常に苦難な人々を励ましている。

∴  ∴  ∴  ∴  ∴  ∴  ∴ 
何気なく演奏している曲には
それぞれ「メッセージ」が込められていて
その「メッセージ」が「本物」の場合
長きにわたって歌い継がれているものだね。

暮らしの中で
心から湧いてきたメッセージは
月日が経っても
色あせずに
生きている。

そんな
心の唄を子供たちには聞かせて生きたいものだ。



奴隷船船長の讃美歌アメージング・グレース


アメージング・グレースが聴こえる





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最終更新日  2007年12月24日 14時12分29秒
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