文楽(人形浄瑠璃)観賞!
冬は寒い!!なんでもしてやろう。みてやろう。と頑張る奈良に住み着いた難波のおばちゃんも寒さには逃げ腰(ーー;)この季節こそ!室内で自分を高め教養を身につけるときと考え、伝統や文化を学ぶことにしました。そこでやってきたのが国立文楽劇場(初春公演)二人禿(ににんかむろ)嫗山姥(こもちやまんば)冥途の飛脚を見てきました。今回はすべてくるわの女性の物語でした。近頃の文楽は舞台の上に歌の言葉が表示されるので内容が分かりやすくなっていて、とても分かりやすく楽しく見れるようになっています。禿は二人の幼い娘の舞で煌びやかで美しかったです。お正月にはぴったりの出し物でした。冥途の飛脚は梅川と忠兵衛の物語で梅川は円熟した女性の美しさを出していました。不思議なことに人形であるのに、身の素振りで忠兵衛と梅川の苦しみの中での深刻な顔つきを上手く醸しだしていました。浄瑠璃の顔は悲しいときは悲しく見え嬉しいときは嬉しく見せる独特のものがあります。古来から続いて来た日本の伝統の美を感じさせます。歌舞伎も文楽も女性は女性らしく美しく品があり、真の強さを表しています。男性は雄々しく勇ましい。現代人(私)にとって、一度考えてみないといけない問題のような気もするのですが・・・。なかなか活動的なジーパンは放せません。内面だけはと思うのも三日坊主なんです(-_-;)近頃お茶をするときでも男出前をしそうになる男前な私なんですが・・・。