|
テーマ:ワイン大好き!(30387)
カテゴリ:建築・都市・建築家
日経新聞によれば、
東南アジアなどで流行しているデング熱の原因ウィルス などを媒介するヒトスジシマカの国内生息域が 地球温暖化の影響で拡大し、 現在の北限である秋田県から、 今世紀末には北海道に及ぶとの予測を 国立感染症研究所のグループが 9月15日までにまとめたという。 現時点でデング熱の国内流行はないが、 媒介蚊の生息域が広がると、流行の危険も大きくなる。 ヒトスジシマカはヤブ蚊の一種で、 年平均気温11度以上の地域に定着する可能性があるという。 1950年代には、栃木県が国内生息域の北限だったが、 気温上昇や物流の拡大を受け、宮城、山形、岩手、秋田 へと北上した。 温暖化予想モデルを基に、2035年と2100年の 平均気温を算出し、ヒトスジシマカの生息域を予測したという。 すると、2035年には、青森県の八戸市、弘前市、青森市 まで、2100年には、北海道mで広がるとの結果になったという。 ヒトスジシマカが広げる病気には、熱帯、亜熱帯地域で 毎年5000万~1億人が新たに発病するデング熱や、 インド洋諸国などで流行中のチクングニヤ熱などがあるという。 海外でデング熱に感染し、日本に帰国する患者は毎年数十人にのぼり、 ヂクングニヤ熱も帰国後の発病判明がこれまで二例あるという。 免疫の出来ていない病気には、人間は弱い。 温暖化の影響で、病原体を含んだ蚊が、北よりの免疫ができていない 地域を真綿で頸をしめるように、攻撃してくることになる。 温暖化による病気で、死ぬ国民も増えることが予想され、 早めの、現実的な対策が要望される。 インカ帝国が滅んだのは、武力というよりは、 免疫の無いスペインなどの病気が蔓延したからだといわれるが、 温暖化領域の上昇により、南方系の病気の蔓延により、より北方の国の国民が、 絶滅する可能性も出てくることに成りうる訳であろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 16, 2007 06:45:17 PM
コメント(0) | コメントを書く
[建築・都市・建築家] カテゴリの最新記事
|
|